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奇跡の子牛、救出から17年

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奇跡の子牛、救出から17年 人気再燃、絶えぬ「参拝」

2016年1月4日 朝日新聞




「元気くん」と飼育員の土居大介さん。柵に願い事を書いた絵馬が結びつけられている=岡山県勝央町岡

「小学生になったら、友だちがたくさんできますように」――。
牛が描かれた絵馬に、かわいい文字が書き込まれている。
「サッカーがじょうずに」「テスト100点」。
夢や目標の願い事も。
岡山県勝央町の農業公園「おかやまファーマーズマーケット・ノースヴィレッジ」。
その一角にある牛舎の柵に、来場者たちが絵馬を結び付けていく。

牛舎の主は、黒毛の雄牛「元気くん」。
かつて「奇跡の子牛」と呼ばれ、話題を呼んだ強運の牛だ。
1998年10月。
台風10号で吉井川がはんらんし、津山市内の牧場で飼われていた生後約6カ月の子牛が濁流にのみ込まれた。
数日後、約90キロ離れた瀬戸内海の黄島(瀬戸内市牛窓町)に漂着し、生き延びているところを発見され、無事に救助された。
奇跡の生還は被災者を勇気づけ、歌や絵本、紙芝居の題材にもなった。
牧場から農業公園に寄贈され、元気くんと名付けられた。
あれから17年余り。
牛舎の隣に「元気くん神社」が設けられ、九死に一生を得た強運にあやかろうと、「参拝」する人たちの姿が絶えない。
来場者は2012年からの3年間で年平均約49万7千人。
昨年5月には、テレビ朝日系列のバラエティー番組「ナニコレ珍百景」で紹介され、人気が再燃した。
子どもの歓声に、元気くんはやさしいまなざしを向ける。
飼育員の土居大介さん(39)は「自分に会いに来てくれたことを知っているようで、牛舎の表に出てくれます」。
人間なら70代のおじいさん。
体長約2メートル、体重約850キロのがっしりした体格で、目は見えにくくなっているものの、足取りはしっかりしている。
元気をもらったお礼にと、子どもたちから元気くんの姿を描いた絵が送られている。
(松尾俊二)

きせきの子牛「元気君」
http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/mmhp/kyodo/kenmin/genkikun/genkikun-index.htm


犬を救った1本のハサミ

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殺処分直前だった1匹の犬を救ったのは、一本のハサミでした・・・

2016.01.01  Cadot



トリマー。
犬の美容師、犬の手入れをする人のことをトリマー(グルーマー)と呼びます。
トリマーの仕事には、毛を整えるトリミングのほかに、耳や爪の手入れやシャンプーをなどを行うグルーミングも含まれています。
そんなトリマーが、殺処分寸前であった一匹の犬を救ったと話題になっています。
絡まり合った毛の、痛々しい姿で見つかったのはテリアのミックス”チャーリー”君。
チャーリー君は道路を放浪していたところを保護され、ロサンゼルスの保健所へと運び込まれました。
「僕はクリーム色の、テリアのミックスです。2014年の2月6日にここに来ました。」
「避難所の私の友人には、君は3歳くらいだと言われています。」と張り紙に記載し、引き取り手を探していることを訴えていました。
残念なことに、チャーリー君を収容している避難所は殺処分率の高い保健所。
このまま引き取り手が見つからなければ、チャーリー君の命の灯火は消えてしまうのです。
そんなチャーリー君のもとに訪れたのは、ボランティア活動をしているトリマー。
キレイな毛並みであれば引き取り手も見つかるはず!とボランティアのトリマーが救いの手を差し伸べたのでした。
連れてこられたチャーリー君はとても怯えて、全身を震わせています。
伸び放題であった毛を、どんどんカットしていきます。





茶色い毛の奥には、本来のキレイなクリーム色の毛が隠れていました。
毛をカットし続けると、チャーリー君はどんどん男前になっていきます。



そして最後の仕上げに、プレゼントしたおしゃれなスカーフを付け、終了。



見違えるほどキレイな姿になったチャーリー君。
その甲斐あって、なんとすぐさま引き取り手が見つかり、殺処分を免れることが出来たのです。

【動画】 YouTube https://www.youtube.com/watch?v=5tOj-p8ANmM

このように、汚れた容姿が原因で引き取られないペットたちが多くいるのが現実です。
このような活動を行ってくれるトリマーさんが増え、一匹でも多くのペットたちが救われることを願います。

元不登校の女性、警察犬訓練士に(静岡)

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元不登校の女性、警察犬訓練士に 「相棒」と成長(静岡)

2016年1月12日 朝日新聞




チビを訓練する斎藤雪乃さん=静岡市駿河区の安倍川河川敷

不登校だった過去を乗り越え、県警警察犬の訓練士として活躍する女性がいる。
暗く長いトンネルを抜けるきっかけをくれたのは、6年前に出会った「相棒」のシェパード犬だった。
一人と一匹。
きょうも一緒に現場を歩き、犯罪捜査を陰から支えている。

「とべ!」「すわれ!」
静岡市駿河区の安倍川河川敷。
焼津市の警察犬訓練士・斎藤雪乃さん(21)が、相棒のチビ(オス、6歳)に声をかける。
チビのリードを手に持って一緒に走り、大人の胸の高さもある柵を何度も飛び越えさせる。
斎藤さんは民間の警察犬訓練所「バウハウス」(静岡市駿河区)で働いている。
現在、県内にいる27人の警察犬訓練士のうち最年少だ。
訓練中は大きな声で犬たちに指示を出す斎藤さんだが、6年前にここに来るまでは、長らく自宅に引きこもっていたという。
中学生のとき、周囲となじめず不登校になった。
高校に進学してからも、ほとんど通学することはなかった。
食事もあまり口にせず、体重は15歳で37キロしかなかった。
そんな斎藤さんを心配した警察官の父が「気晴らしになるかもしれないから」と、バウハウスへ見学にいくことを勧めてくれた。
そこで出会ったのが生まれたばかりのチビだった。
「兄弟の中でも一番体が小さくて、自分から近寄ってきた。この子なら世話したいと思った」と斎藤さんは振り返る。
このとき、斎藤さんとチビのコンビが誕生した。
斎藤さんはバウハウスの仕事を手伝うようになり、所長の山田多絵訓練士に学びながら、チビとの訓練を重ねた。
早朝から犬舎を掃除し、大声で犬たちに指示を出す。
いつのまにか食事もたくさん食べるようになり、体力がついてきた。
「何より、チビの成長がうれしかった」。
家族との会話や笑顔も増えた。
2012年春、斎藤さんは通信制高校を卒業。
その年の11月、斎藤さんとチビは難関で知られる県警の嘱託警察犬の審査会に合格した。
以来、県警の要請があれば、昼夜を問わず現場に出動する。
強制わいせつや下着泥棒など、女性が被害者になる犯罪での出動が多いという。
幼稚園や小中学校で開かれる防犯教室にも一緒に出向く。
「チビが人生を変えてくれた。チビを通して、いろいろな人と知り合うこともできた」。
訓練士としてさらに活躍の場を広げるため、今年は公益社団法人「日本警察犬協会」(東京都台東区)の公認訓練士の試験に挑戦する予定だ。
(森岡みづほ)
     ◇
〈嘱託警察犬〉
警察の捜査に協力する民間の警察犬。警察が毎年開く審査会で合格した犬のみが選ばれる。県警は管内の警察犬をすべて嘱託警察犬でまかなっていて、2014年の出動件数は83件。昨年末に静岡市立日本平動物園のレッサーパンダが脱走した際も、警察犬が発見した。

親子2代 敏ワン発揮

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親子2代 敏ワン発揮 美浜の警察犬指導手・松島さん

2016年1月15日(金) 日刊県民福井


メリーに足跡を匂いで追う訓練をさせる松島久嗣さん=美浜町新庄で

今年から任務「父超えたい」
親子2代で警察犬指導手に-。
美浜町河原市の松島久嗣さん(61)が、2007年まで20年近く活動した父・久三郎さん(90)の後を継ぎ、指導手としての一歩を踏み出した。
「父を超えたい」と、ともに審査に合格した愛犬メリーと二人三脚で努力を続ける。
(米田怜央)

もともと犬好きだった久三郎さんは定年退職を機に、指導手の道を目指すことを決意。
購入したシェパードを独学でしつけ、警察犬の審査に合格した。
以来、警察犬たちの全国競技会で準優勝したり、敦賀署の依頼で行方不明の老人を発見したりと活躍を続けた。
訓練を時折手伝ってきた久嗣さんに訪れた転機は13年。
警察犬を長年育成してきた久三郎さんとその愛犬たちの功績に、中部管区警察局長が表彰した時だった。
「これだけ大きな貢献をしてきたのか」。
代理として出席した名古屋市での表彰式で父の役割の重みを感じた。
「局長にその場で『自分も指導手になります』と言っちゃいました」と笑う。
昨年3月に県庁を退職し、メリーと訓練を始めた。
10月の審査では、犯人の足跡を匂いで追う試験などを合格し、今年から警察犬と指導手としての任務にあたっている。
退職後、医薬品販売会社に勤めだしたため、平日の空き時間は早朝。
日が昇らない冬場以外は、毎朝30分ほど町内の平地で訓練を行っている。
久嗣さんがジグザグに歩き、「探せ」の声でメリーが跡を追っていく。
途中には犯人の遺留品を想定した木片や布が置かれ、発見すると「伏せ」をする。
月に一度は基本の服従訓練もしている。
久嗣さんは「指導手と警察犬の関係で大切なのは信頼」と強調する。
日々の訓練以外にも、可能な限り触れ合う時間を取るようにしているという。
「大変ですけど、やっぱり犬が好きなんでしょうね」

岡山のペットショップ シュシュさんにお邪魔してきました~杉本彩さん

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岡山のペットショップ シュシュさんにお邪魔してきました~杉本彩さん

杉本彩さんが主宰するEvaさんのfacebookより

岡山駅から南西数キロの地点に位置するペットショップシュシュさんにお邪魔してきました。
シュシュさんは、テナントに委託していた生体販売を、2015年1月に辞め、その後店舗を地元岡山の愛護団体「NPO法人 犬猫愛護会 わんぱーく」の支部として登録、現在店舗にて保護犬の譲渡活動を行っています。
生体販売に使っていた18部屋あったスペースを、成犬で使える広さにするとわずか4部屋になりました。
また生体販売を辞めたことで減少した売り上げは、多少の額ですが現在ネット通販で補っていらっしゃいます。
それでもシュシュさんがこの活動に取り組む意義とは、「業界の内側から生体販売を辞め、里親探しにシフトした店舗が後にも現れること、そして愛護団体の譲渡会が日曜に集中する中で、民間店舗に保護犬がいることで平日でも興味を持ちご来店いただけること、そして譲渡後も長きに渡りショップを利用したり、情報交換したり、保護犬のその後の幸せな姿を発信することにより、保護動物の存在を知るってもらえること。」だと言います。
これらは、民間のショッブだからこそ実現できる取り組みだと思います。
大手ペットショップの子犬子猫の生体販売を行う店舗の片隅に成犬を置いたり、ポスターを貼って里親探しの取り組みを行っていますとアピールするのとは訳が違います。
生体販売を行う以上、その市場に向けどれだけ多くの犬猫が大量生産されているのか、どれだけ多くの犬猫がペットショップに並ぶまで命を落としているのか。
その流通形態を変えずして、「動物愛護の観点から里親探しに力を入れた企業努力」というならば、その理屈はだいぶ矛盾してはないでしょうか。
またいわゆるその企業努力に対し、「誉める制度」をというならば、何が称賛に値するか問いたいところです。
生体販売をやめ、売るのではなくセンターから引き取り地元の方々に里親になっていただく。
そこで築くコミュニティが、新しい販路やつながりにもなるでしょう。そんなシュシュさんのような「未来のペットショップ」は、もうすでに始まっています。
この素晴らしい取り組みこそ全国に広まるべきとEvaは心から応援いたします。
この視察の様子は、後日Eva公式ホームページにて。
どうぞお楽しみに。









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年末は殺処分が増える!? 犬31頭を一斉に保護

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年末は殺処分が増える!? 犬31頭を一斉に保護

2016年1月15日(金) sippo(朝日新聞)


ピースワンコの施設に保護されてきたペッパー

正月休みの前に
昨年暮れ、ピースワンコ・ジャパンは、広島、神奈川両県の計3カ所の動物愛護センターから31頭の犬たちを一斉に保護した。
なかにはパルボウイルスに感染するなど心配な状況の犬もいたが、獣医師や飼育スタッフが正月返上で治療と世話にあたり、どうにか健康を取り戻しつつある。
年末の「集団保護」は、前年に続き2回目である。
県や市が運営している動物愛護センターは、年末年始は長期の休みに入り、収容した犬や猫の世話をする人がいなくなる。
そのため、休み前に全頭を殺処分してしまい、施設内に犬や猫がいない状態で年を越すのが通例だった。
私に言わせれば、それは正月をゆっくり過ごしたい人間の都合でしかなく、許しがたい。
せめてこの時期だけでも殺処分機を止め、犬たちの命を新しい年につないでやりたいという思いで、集団保護に取り組んでいる。

小さな首輪でけが
31頭のなかに、首に痛々しい傷を負った1歳ぐらいの雄犬がいた。
チェーン状の金属の首輪が深く食い込み、皮膚の一部が裂けたような状態になっていた。
保護してすぐに動物病院へ連れて行き、首輪を切断して手術を受けさせたが、15針も縫う大けがだった。
おそらく子犬のときに小さな首輪を付けた状態で捨てられ、成長するにしたがって首輪のサイズが合わなくなってしまったのだろう。
強くなる痛みをどうすることもできず、野良犬としてさまよっていたことを想像すると、いたたまれない。
幸いなことに治療後の経過は順調で、傷もずいぶん癒えてきた。
私たちは彼に「ペッパー」と名前をつけた。
少し臆病ではあるが、とても優しい性格で、人懐っこそうに見える。
もし想像通り子犬のころに捨てられたのだとしたらひどい話だが、これから手厚く世話をして、いい飼い主さんに一日も早く巡り合えるようにしてやりたい。
ペッパーを含め、今回の31頭は新年を迎えることができたが、今のところそれは犬たちにとって偶然の幸運でしかない。
他の時期には相変わらず殺処分機が稼働し、たくさんの命が奪われているのだ。
今年の年末には、集団保護が特別なイベントでなくなっているようにしたい。
そのためにも、まずは広島県の犬を全頭保護できる体制を、目標の6月までに必ず整える決意だ。
(ピースウインズ・ジャパン代表理事・大西健丞)

朝日新聞に掲載!

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当会の活動内容が、1月18日(月)朝日新聞福井版に掲載されました。

(クリックで拡大できます)

がんばれ 災害救助犬

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がんばれ 災害救助犬

2016/1/17 中日新聞(ジュニアのページ)


災害救助犬(さいがいきゅうじょけん)を目指(めざ)す「じゃがいも」と、訓練士(くんれんし)の上村智恵子(うえむらちえこ)さん。
お互(たが)いの信頼関係(しんらいかんけい)を深(ふか)めようと、24時間一緒(いっしょ)に生活しています=岐阜(ぎふ)市内で

災害現場(さいがいげんば)で救助活動(きゅうじょかつどう)をする犬を「災害救助犬」といいます。
優(すぐ)れた嗅覚(きゅうかく)を生かして、がれきの中から人を捜(さが)します。
阪神大震災(はんしんだいしんさい)からきょうで21年。
救助犬について調(しら)べてみました。
(長田真由美(おさだまゆみ))

〔1〕挑戦する
真(ま)っ黒な瞳(ひとみ)に、真っ黒な毛。岐阜(ぎふ)市にあるNPO法人(エヌピーオーほうじん)「日本動物介護(どうぶつかいご)センター」を訪(たず)ねると、4歳(さい)のじゃがいもがしっぽを振(ふ)りながら迎(むか)えてくれました。
「じゃがいもは、災害救助犬(さいがいきゅうじょけん)を目指(めざ)して頑張(がんば)っている犬です」。
センター理事長(りじちょう)の山口常夫(やまぐちつねお)さん(64)が教えてくれました。
救助犬は、地震(じしん)や台風などが起(お)きた現場(げんば)で、がれきや土砂(どしゃ)に埋(う)まった人を捜(さが)します。
犬の種類(しゅるい)はさまざまで、じゃがいもは雑種(ざっしゅ)です。
大きな災害だけでなく、地元の山で行方不明(ゆくえふめい)になった人の捜索(そうさく)を依頼(いらい)されることもあります。
犬の嗅覚(きゅうかく)は、人間の100万倍(ばい)から1億(おく)倍も鋭(するど)いそう。
警察(けいさつ)犬も嗅覚を生かして犯罪捜査(はんざいそうさ)に協力(きょうりょく)していますね。
じゃがいもは、東日本大震災の3カ月後、被災(ひさい)地の福島県飯舘(ふくしまけんいいたて)村で生まれました。
でも、人間が生きるだけで精(せい)いっぱいの時期(じき)。
飼(か)い主(ぬし)も悩(なや)み、つてをたどって岐阜で新しい飼い主を探(さが)すことになったのです。
きょうだいの犬はもらわれていきましたが、じゃがいもだけ残(のこ)りました。
もともと、救助犬を育(そだ)てていた山口さん。
「被災地生まれのじゃがいもが救助犬を目指すことは、飯舘村の人たちにとって励(はげ)みになるかも」と考えました。
じゃがいもの挑戦(ちょうせん)が始(はじ)まります。

〔2〕訓練する
救助犬(きゅうじょけん)になるには、どんな訓練(くんれん)が必要(ひつよう)でしょうか。
「まず、人に言われたように行動(こうどう)する『服従(ふくじゅう)』です」と山口(やまぐち)さん。
「待(ま)て」「ふせ」「立て」などの言葉(ことば)に合わせて動(うご)けなければいけません。
災害現場(さいがいげんば)は多くの人が駆(か)けつけて混乱(こんらん)しています。
その中で救助犬は、訓練士(し)の指示(しじ)に従(したが)って、行動しなければならないからです。
続(つづ)いて「捜索(そうさく)」。小屋(こや)や箱(はこ)に隠(かく)れた人を捜(さが)します。
「人を見つけたら、ほえて知らせる」を繰(く)り返(かえ)し練習(れんしゅう)するのです。
災害現場では消防車(しょうぼうしゃ)や救急(きゅうきゅう)車のサイレンが鳴り、煙(けむり)が出ていることも。訓練でも同じように、音やけむりを出すことがあります。
こうした訓練は、試験(しけん)に合格(ごうかく)してからも続けます。
じゃがいもは早くから、救助犬になるための認定(にんてい)試験を受(う)けています。
でもこの冬、8度目(どめ)の試験を受けましたが不合格(ふごうかく)でした。
「性格(せいかく)に気弱なところがあるんです」と山口さん。
もともと知らない雰囲気(ふんいき)の場所(ばしょ)は落(お)ち着(つ)かない傾向(けいこう)にありました。
そこで、車や人通りの多いコンビニの近く、繁華街(はんかがい)に連(つ)れて行き、自然(しぜん)となれるのを待つなど、じゃがいもに合わせた訓練もしてきました。
「犬に厳(きび)しい訓練をするのはかわいそう」と言われることもあるそうです。
「でもじゃがいもにとっては、大好(だいす)きな人の役(やく)に立つことはうれしいことで、生きがいでもあります」と山口さん。
「被災(ひさい)地の皆(みな)さんから、じゃがいもが頑張(がんば)っている姿(すがた)に勇気(ゆうき)づけられると聞くと、また一緒(いっしょ)に頑張ろうという気持(きも)ちがわいてきます」と話します。

〔3〕出動する
救助犬(きゅうじょけん)を育成(いくせい)する団体(だんたい)は、全国各地(ぜんこくかくち)にあります。
こうした団体が認定試験(にんていしけん)をして、合格(ごうかく)した犬が救助犬として活動(かつどう)しています。
そのうちの1つ、一般社団法人(いっぱんしゃだんほうじん)「ジャパンケネルクラブ」。
阪神大震災(はんしんだいしんさい)へ派遣(はけん)するなど、早くから育成に関(かか)わってきました。昨年(さくねん)4月現在(げんざい)で、出動(しゅつどう)できる犬は181頭。
「国際畜犬連盟(こくさいちくけんれんめい)」という国際組織(そしき)に加盟(かめい)し、国際標準(ひょうじゅん)の試験を実施(じっし)しています。
「自治体(じちたい)などから要請(ようせい)があれば、近くにいる訓練士(くんれんし)に連絡(れんらく)し、救助犬を派遣します」。
専務理事(せんむりじ)の吉田稔(よしだみのる)さん(62)が話します。
東日本大震災では、クラブに登録(とうろく)する43頭が出動しました。
単独(たんどく)で動(うご)くことはなく、警察(けいさつ)や消防(しょうぼう)と連携(れんけい)。
「体力や集中力(しゅうちゅうりょく)が必要(ひつよう)なので、10~15分くらい捜索(そうさく)したら、別(べつ)の犬に交代(こうたい)します」。
最近(さいきん)は、素早(すばや)く出動できるように、自治体と協定(きょうてい)を結(むす)ぶこともあります。
中部(ちゅうぶ)エリアでも、三重県(みえけん)や岐阜(ぎふ)県と締結(ていけつ)しています。
育成にはお金がかかります。
ただ、災害(さいがい)救助はボランティア。
出動したからお金がもらえるわけではありません。
被災(ひさい)地でも基本的(きほんてき)に、泊(と)まる場所(ばしょ)や食料(しょくりょう)は自分で調達(ちょうたつ)します。
「でも社会的な使命(しめい)と思い、長年続(つづ)けています」と吉田さん。
救助犬の活動を、私(わたし)たちも応援(おうえん)したいですね。


「ねこさま王国」さんの保護猫

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ねこさま王国さんのブログより

2016年01月20日20:17

飼主さんが亡くなり・・・保護した空ちゃん、あられちゃん

前回の日記の様に和やかだった譲渡会終わりごろ、私の携帯が鳴りました。
譲渡会の途中は、場所がわからないや、支援物資のお申し出などのお電話の他に、保護願いの電話も良くかかってきます。
かかってきた電話は、非常に言いにくそうで・・・
「助けて下さい。」でした。
助けて下さいから入った電話は、奥様が年末に亡くなり、今いる家を出なくてはいけなくなり、新しい住まいには猫は連れて行けない・・・と、良くある相談の内容でした。
引っ越しが理由の場合、当然ですが、「なぜ、ペットが飼えるところに引っ越しを決めなかったのですか?」と少々腹立ちながら聞きます。
そんなに高齢でもないご夫婦(60代)。
自営業をされていたみたいで、奥様の長年の病気で入退院を繰り返し、資金が尽き、家を18日には出て行かなければならなくなったそうです。
そして、相談の残されたご主人も、年齢柄、高額な仕事は付けず、住まいも低い家賃のところしか選べず、ペット可のところはどこも高くて、住めない・・・と。
譲渡会は16日だったので、もう、待ったなしでした。
何度も、いろんな所に聞いたり、獣医さんに頼んでまわったり、どこもないんです。
「助けて下さい」
そう何度も言われ・・・。
事情は分かるものの、今すぐ、12歳と高齢の猫と、3歳の猫を引き取ると言うのは即答は出来ず。
「折り返します。」って電話を切って、作業に戻るも頭から離れず・・・
今、現在、保護部屋が空いてるテルリンさんに相談して、保護しようと決めたものの、もやもやはとれず、でも気になってしょうがなくて、譲渡会が終わった後、テルリンさんと一緒に相談者の家へ。
お家は、やっていたお店の看板もそのままで、引っ越しの為のゴミがおいてあって。
中に入ると、玄関も台所もガラーンと家具も何もなく、床の上にぽつんっと猫のご飯とお水だけが置いてありました。
一部屋、今、寝泊りしている部屋にテレビと、お布団だけがあって。
そこに、空ちゃん12歳と、あられちゃん3歳がいて。




知らない人にびっくりして固まっていたものの、ちょっとはなでさせてくれて。
でも、嫌だったのか襖をスパンッって開けて、2階に逃げて行って。
逃げて行った方を除くと、ガランってした家の中は、すごく寒々しく見えた。
「本当に、あさってにはここを出なきゃいけないんだ。」ってそう思いました。
がらんとした家に残された、猫2匹と、初老の男性。
何だか悲しくなって。
今、ちょうど私の母が入院しているので良くわかるけど、入院している人ももちろん大変だろうけど、病人を支える家族は本当に大変で。
医療費の他にも、見えないお金はどんどん飛んで行って。
仕事をしながら支えるのは大変と本当に思う。
残された旦那さんは毎日夜7時からの仕事に、冬でも自転車で20分以上かけて夜に通い、雪の日は1時間かけて歩いて仕事にいくそう。
よく保護願いの時に言う、「飼い主さんなんだから、もうちょっと頑張って下さい」とはとても言えませんでした。
とは言え、事情も分からず、家の中はばたばたし、大好きだったママがいなくなり、不安だったろう、老猫の空ちゃんは、何ともかわいそうで。
次の日、日曜日に引き取りに行きました。

残されたのは、がらんとした家に旦那さん一人。
明日にはここも出て行かなくてはならない。
預かりを引き受けてくれたテルリンさんの保護部屋に着くと、顔を出して覗くものの、なかなかキャリーからは出てこず、コタツの中にキャリーの蓋をあけたまま入れてました。



翌日には、コタツの外には出てきたものの、始終「うーっ」って怒っているみたいで。
そんな空ちゃんのお腹は、ずっとばたばたしていた時のストレスなのか、お腹が剥げていました。
「舐めはげかな」って。
そして、あられちゃんは、緊張しているのか、空ちゃんにも「うーっうー」言って。



捨てられた訳じゃないんだよ。
本当に仕方なかったんだよ。って分かって貰えたらいいのに。
もし、お願い出来たら。
もう少し2匹とも落ち着いてきたら、里親募集をしたいと思います。
あられちゃんは3歳なので難しくないかもしれないけれど、 空ちゃんは12歳。
あと、少ししか一緒にいる事は出来ないと思いますが、もう一度、暖かい暮らしをさせてあげれたらと思います。
どうぞ宜しくお願いします。

毎回お願いばかりで心苦しいのですが、現在福井では、沢山の保護猫たちがいます。
そして高齢の子が多いため、毎月保護費、医療費がかさんでいます。
支援願い
フリース類。保護費用にあてるバザー用品等、子猫用成猫用餌 猫砂やペットシーツ、お古の毛布、こたつ布団など。

支援物資のお願い・・・・一袋からでも宜しくお願いします。
にゃんこはうす福島レスキュー欲しいものリスト
にゃんこはうす保護っこ欲しいものリスト(ドライフードが不足しています)

医療費、運営活動費のご協力をお願いします。
 北陸銀行 開発出張所 普通 5019400  
 口座名義 A-NETふくい 会計 中山 (エーネットフクイ カイケイ ナカヤマ)
 ゆうちょ銀行 記号12220 番号30429911 口座名義 にゃんこはうす
 ネットや銀行からは 店名228 店番228 口座番号3042991 名義 にゃんこはうす
 
問合せ先
 連絡先 E-mail ariko602@yahoo.co.jp  
 携帯  080ー8250ー8902 (中山ありこ)

                                    以 上

このブログを読んでいてとても切なくなりました。
現実に起こりうることではないでしょうか・・・
ペットを飼うということの難しさ、安易な気持ちで飼うことは許されません。
しかし、この飼い主さんはまだ60歳代、高齢者にペットを飼うことはNGですが高齢者まではいかずこのような状況にならないためにどう対処したらいいのでしょう・・・
難しい課題ですね。
さて、空ちゃん(12歳)、あられちゃん(3歳)の里親探し、皆様のご協力切にお願いします。
幸せな第二の猫生を送らせてあげましょう。
(Fujita)

クジラ救出(徳島)

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クジラ救出、200人見守る 阿南の中林海岸(徳島)

2016年1月21日 朝日新聞


クジラが乾かないようバケツで海水をかける人ら=阿南市中林町










阿南市中林町の中林海岸で20日、身動きできない状態で見つかったマッコウクジラ。
地元の消防団や漁協の人らが懸命に救出にあたり、漁船で沖への誘導に成功した。
見守った200人以上から拍手や歓声が起きた。

動画はこちら

中林海岸で体長10メートル弱のマッコウクジラが見つかったのは午前8時50分ごろ。
散歩していた人が市に知らせ、市や県、県警阿南署、地元の消防団が駆けつけた。
クジラは頭に傷があり、体の半分が海面から出た状態。
午前10時半ごろから、乾かないようバケツで海水をかけ始めた。
正午前には人力で沖に押す作戦をとった。
一度に10人が冷たい海水に入り「せーの」のかけ声で押したが、びくともしない。
市農林水産課の大谷高弘さん(26)は「寒さも忘れて力いっぱい押したけれど、全然動かなかった」。
手詰まり感が出ていた午後1時ごろ、1隻の漁船が現れた。
中林漁協の浜覚身(さとみ)組合長(65)。友人から連絡を受け、船を出した。
クジラの胴にロープを巻いて引っ張り、外れるたびにやり直すうち、うまい具合に尾びれに巻き付いた。
船を一気に前進させるとクジラが動いた。
「感無量だった」と浜さん。
ほかの2隻とともに沖へ誘導した。
海岸では大勢の人が見守り、クジラが沖に導かれると「やったー」と拍手を送った。
市内の自営業、上田宣明さん(28)は「痛々しかったが、早くふるさとに帰ってくれたら」。
現場に駆けつけた県立博物館の佐藤陽一・自然課長によると、マッコウクジラは太平洋の沖合に生息し、生きた状態で海岸に揚がるのは珍しい。
漂着した原因は分からないが病気で弱って流されたことも考えられるという。
クジラは100メートルほど沖を漂った後、周辺を回遊しており、「体がまだ弱く、沖に出られない可能性もある」と佐藤さん。
県漁業調整室によると、県内では、昨年6月に小松島市の港で死んだスナメリが発見された。
2013、14年には海陽町の定置網で死んだミンククジラが見つかった。
マッコウクジラは1997年、阿南市大潟町に死んだ状態で漂着したことがある。
(八角健太)



阿南のクジラ再び救出 ワカメ養殖場に引っかかる(徳島)

2016年1月22日 朝日新聞




ワカメの養殖場から救出され、沖合に誘導されるマッコウクジラ=島優徳さん提供

阿南市中林町の中林海岸に漂着し、救出されたマッコウクジラ。
21日朝、約500メートル沖にあるワカメ養殖場のロープに引っかかっているのが見つかり、再び救出された。
海岸で身動きがとれなくなり、漁船に引っ張られて沖に戻ったクジラは20日夕、畭町亀崎沖のワカメ養殖場付近を泳いでいる姿を漁協関係者らが確認した。
養殖場を所有する佐野信夫さん(72)らが21日午前8時ごろ、心配して漁船で向かったところ、クジラはワカメをぶら下げるロープが口の中に入った状態で、引っかかっていたという。
別の船に乗った漁師とロープ2本を包丁で切り落とし、クジラを救助した。
途中で合流した漁協の組合長はウェットスーツで海中に入り、引っ張るためのロープを尾びれに装着。
計3隻で約2キロ沖に導いた。
佐野さんは「まだ生きていて良かった。これが最後の別れになるといいですね」と話した。
市や県、消防、警察、漁協の関係者は、クジラが漂着した場合の水産庁の対処マニュアルに沿って、対策本部を設置している。
当面は、市職員が双眼鏡などで見守りを続ける方針だ。
(八角健太)

警察犬の出動増、多い課題(青森)

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警察犬の出動増、多い課題 厳しい審査・費用(青森)

2016年1月16日 朝日新聞


指導手の岩本良二さんの指示を待つ警察犬のイチゴ=青森市浪岡樽沢



行方不明者の捜索などで警察犬の出動が増えている。
一方で、警察犬や指導手が減るなど課題は多い。
県警鑑識課によると、2015年の出動件数は229件。
1999年の37件の約6倍まで増え、過去最高となった。

警察犬には刃物などを持った容疑者を威嚇・制圧する犬もいる。
一方で、県内では主に臭いをかいで強盗などの犯人を追う事件捜査の場合と行方不明者などを捜索する場合が多い。
特に近年は捜索のための出動が増えている。
10年の126件の出動のうち、行方不明者などの捜索は57件で全体の約45%だったが、15年は160件と約70%を占めた。
同課の山口慎治次長は「認知症の高齢者の捜索が増えているように感じる」と言う。
11年の東日本大震災を機に災害時の捜索にも期待が高まっている。
県警は15年10月、遠隔地や道路が寸断された場所でも迅速に捜索ができるよう警察犬をヘリコプターで運ぶ訓練をした。
最近はDNA鑑定などの科学捜査が主流だ。
しかし、山口次長は「臭いをたどることは科学技術ではまだ難しい。捜索には嗅覚(きゅうかく)の優れた犬が必要だ」と話す。

■実情ボランティア
警察犬には警察が自ら飼育・管理する直轄警察犬と、普段は一般家庭で飼われ要請があれば出動する嘱託警察犬の2種類がいる。
警察庁によると、14年、直轄警察犬は24都道府県警で計157頭、嘱託警察犬は青森県を含む45道府県警で計1194頭がいた。
嘱託警察犬の審査は厳しく合格には2~4年の訓練が必要という。
任期は1年で、活動を続けるには毎年合格しなければならない。
出動すれば飼い主に数千円の謝金が払われるが、移動費や餌代、予防注射代などは自己負担で、訓練費用も含めると月数万円はかかる。
実情はボランティアだ。
こうした事情もあり、警察犬と一緒に出動する指導手は減っている。
県内では飼い主がほぼ指導手を兼ねている。県警鑑識課によると、県内の指導手は09年の28人から15年は20人に減った。
審査会に出る犬も減り、15年は10年と比べて9頭減の46頭。
活動しているのは38頭にとどまり、記録が残る03年以降で最も多かった07年より17頭減った。
さらに、警察犬になっても出動要請時に指導手が別の仕事をしていたり深夜だったりすると出動が難しい場合がある。
15年3月に平内町であった強盗未遂事件では、むつ市の犬が出動した。
日本警察犬協会の本部審査員久保安弘さん(63)は「警察犬は健康な犬であればどんな犬種でもなれる。興味を持って挑戦してほしい」と話す。

■社会貢献 いつまで続けられるか
「待て」。
青森市浪岡樽沢にあるNPO法人北東北捜索犬チームの訓練場。
ラブラドルレトリバーのイチゴ(6)は、飼い主で指導手の岩本良二さん(66)が声をかけると動きを止めた。岩本さんが数メートル離れても一歩も動かない。
どんな時でも指導手の命令に従う「服従」の訓練だ。
イチゴは12年から4年連続で警察犬を務め、今まで野辺地町や鯵ヶ沢町にも出向いた。
「14年は80~100件出動した」と岩本さんは話す。
14年1月には平内町で行方不明になったお年寄りの女性を発見したという。
岩本さんは元県警科学捜査研究所長。
9年前、周囲の勧めもあって飼っていたラブラドルレトリバーの文太(10)にものを探す訓練などをし、警察犬や災害救助犬を育てるようになった。
文太とは東日本大震災の被災地で捜索もした。
退職後、本格的に活動し、いつでも出動できるよう酒は飲まないようにしているという。
 しかし、要請が午前2時ごろに来たり、出動途中で捜索の必要がなくなったりすることもある。
出動すると、1時間~1時間半歩き続ける場合もある。
「社会に貢献したいという思いでやっているが、年も年だし、いつまで続けられるか。取り組む人が少しでも増えるような制度に変わってほしい」と訴える。
(山本知佳)

原発事故の被災地で猫の保護続ける

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原発事故の被災地で猫の保護続ける 「すべての命救いたい」

2016年1月19日(火) sippo(朝日新聞)


昨年11月に保護された「みーこ」を抱く代田さん

東京電力福島第一原発事故で立ち入りが制限されている、福島県の帰還困難区域をさまよう猫。
あれから5度目の冬を迎え、寒さはこれから厳しくなる。
「救える命はすべて救いたい」。
保護活動に力を入れる人たちがいる。

2015年11月、一般社団法人「動物救護隊 にゃんだーガード」(福島県三春町)のスタッフが、福島第一原発がある大熊町の帰還困難区域に入った。
第一原発の周辺は依然として放射線量が高く、内閣府や町の許可を得た住民の立ち入りに合わせ、猫の保護活動を続けている。
エサを入れた捕獲箱を設置し、翌日に見に行くと、8歳ぐらいの三毛猫が入っていた。
首輪がついており、風雨に打たれてひどく傷んでいた。
スタッフの代田岳美(しろたたけみ)さん(39)が両手を差し出すと、甘い声を出し抵抗なく抱かれた。
「原発事故前には人に飼われていたんだ」
にゃんだーガードは地主や家主の許可を得て、帰還困難区域に複数のカメラを設置している。
映像を調べたところ、「みー子」と名付けたこの猫が、起伏の激しい土地を夏ごろから約2キロ移動していたことがわかった。
2011年3月の震災の直後、飼い主が急な避難指示を受け、家族同様だったペットを自宅に残さざるを得なかった場合が多いようだ。
大熊町に隣接する富岡町で暮らしていた中年女性は、県内の郡山市に避難した際、飼っていた猫(ラグドール)を自宅に残した。
避難所暮らしになるため連れていくことを断念した。
一時帰宅するたびにエサをやっていたが、その後、愛猫は姿を消した。
にゃんだーガードのホームページ(HP)に似ている猫が載っていたため三春町のシェルター(保護施設)を訪れたが違った。
女性は「無理してでも一緒に避難すればよかった」と泣いたという。
にゃんだーガードを運営しているのは、自動車用品製造会社長の本多明さん(52)。
名古屋市で猫の保護活動をしていたが、11年4月に福島県に移住し、同県田村市で動物の保護活動を始め、12月に現在の場所に移り、宿泊所を買い取りシェルターに改装した。
本多さんを含めスタッフは6人。
住民からの依頼を受け、帰還困難区域を中心に猫を保護している。
これまでに約400匹を保護。
HPに写真を載せたり、毎月第4日曜日に里親会をシェルターで開いたりして元の飼い主や新しい飼い主をさがしている。
現在もこうした区域の猫を約60匹保護しており、多くは震災後に生まれたとみられる。
運営費は光熱費やエサ代、建物の維持費、人件費などで月200万円以上かかるという。
団体や個人の寄付のほか、現在は人件費の一部は福島県が「働く人づくり応援事業」の一環で負担しているが、経費すべてはまかなえず、本多さんが補填(ほてん)しているという。
にゃんだーガード以外にも、県内外の団体や個人が私費を投じて被災地で犬猫の保護活動を続けている。
原発事故からまもなく5年を迎えるが、今でも「うちの猫を捜してほしい」という依頼がある。
本多さんは「寒さに弱い猫にとってこれから厳しい季節を迎える。帰還困難区域などに残された命をすべて助けたい」と話す。

福島県のシェルターは閉鎖
福島県は原発事故1カ月後の11年4月から、原発から20キロ圏内の旧警戒区域で、犬猫の保護活動を始めた。
当初、一匹ずつ依頼主の自宅周辺を捜していたが、見つからなかったり、逃げて捕まえられなかったりしたため、捕獲箱を置いた。
保護した犬猫は、殺処分しないという方針のもと、福島県獣医師会などでつくる同県動物救護本部が設置したシェルターで預かっていた。
これまでの4年8カ月間で保護した犬は463匹、猫は545匹にのぼる。
元の飼い主に戻されたのは全体の3割、新しい飼い主に引き取られたのは6割程度、残りは保護中に死んだという。
県はペットから生まれた子は別として、住民が避難前に飼っていたペットが被災地に残されている可能性はほとんどないと判断。
同本部は2015年12月にシェルターを閉鎖した。
県は今後、住民から連絡があった時のみ、捕獲に向かう。
国の防災基本計画は11年12月に修正され、避難所にペット用スペースの確保などが盛り込まれた。
だが関東・東北地方を2015年9月に襲った記録的豪雨でも被災地に取り残されたペットは目立った。
にゃんだーガードのシェルター長を務める代田さんは「飼い主は非常時の対応を普段から考えておいてほしい」と呼び掛けている。

越前水仙とサブー

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1月13日(水)に越前町の水仙を見学および写真撮影してきました。
過去、行きたいと思っていましたがこの時期、例年雪が積もっていたりしてつい行くのを拒んでいました。
今年は暖冬で水仙の開花時期が早まり1月前半が見ごろ、という情報を得たりして今年こそは、と・・・
雪もなくおだやかな日でしたので、雪が降りだす前にチャンス!と思い行ってきました。
水仙ランド・梨子ケ平回ってきました。
平日からか観光客も少なく、特に梨子ケ平は静寂、水仙まつり(1月16日~31日)に入る前はこのような状況なんでしょうか・・・
初めてなのでワクワクしました。
癒しの風景でした。
梨子ケ平の写真(千枚田も)と、記念に買ってきた水仙の切り花をサブーの写真額に添えました。
水仙って風雪や 寒さに耐えとても清楚な花ですね。
改めて良さを感じました。


梨子ケ平から越前海岸を見下ろす


梨子ケ平 千枚田


越前水仙とサブー

著書「ペットと向き合う」杉本彩さん

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著書「ペットと向き合う」

杉本彩さんのブログより

ペットロスを乗りこえるために、ペットロスに陥らないために、最初はこれを軸として書こうと構想していた私の新刊「ペットと向き合う」ですが、書き終えてみればこれからペットとの暮らしを考えている人、ペットと暮らし始めたばかりの人には、絶対に読んでほしい内容となっていました。
ペットロスについて書くということは結局、「命」とどう向き合うか、について書くことだったのです。
ペットロスで苦しまないためには、小手先の対策などはなんの役にも立たず、どれだけ真剣に向き合うことができるか、どれだけ深く命というかぎりあるものの尊さを理解するか、ということに尽きると思います。
そんな愛する可愛い家族たちと20年以上、私がどう向き合ってきたかその長い年月の経験を書かせていただきました。
ペットとの暮らしがいかに素晴らしく私たちの人生に大きな教えと潤いを与えてくれるか、その本当の価値を伝えたいという気持ちでいっぱいです。
ペットとの暮らしは、大変なこと、難しいことの連続です。
それとしっかり向き合うことのできた人にしかペットと暮らす本当の価値はわからないと思うのです。
だからこそ、ペットとの暮らしをかけがえのない素晴らしいものにしてもらうために必死でこの本を書き上げました。
なぜ必死だったかというと、いろいろなことに追われていて本当は昨年の秋には出版するはずだったのに私のペンがなかなか進まず、大変お待たせしてしまったのです。
この出版は流れてしまうのではないかと思いましたが出版社には、半年も待っていただきました。
そんな寛大なご対応に心から感謝しつつ、天国にいる私の大切なワンニャンたちが「ママ、ぼくらの仲間のためにも、この本を出して!」と、スゴく応援してくれたのかもしれないと、そんなことも感じたりしていました。
執筆中、時には数々の心の痛みや悲しみがよみがえりパソコンの画面が霞んで見えなくなりました。
しかし同時に、たくさんの命と向き合ってきた温かな思い出もよみがえり、私にとってこの執筆活動は、とても充実した時間だったのかもしれません。
動物と暮らしている人だけでなく「命」について考える人すべてに読んでいただけることを願っています。

また、私が思うには、ペットロスになるほど大切な存在として暮らした人だからこそ「もう悲しい思いをしたくない」と、ペットとの暮らしを避けるのではなく、もしご縁があればもう一度命と向き合い、愛する幸せを実感していただきたいとも思うのです。
魂のメッセージがどうかたくさんの人々の心に届きますように・・・

発売日:2015年03月
著者/編集:杉本彩
出版社:廣済堂出版
サイズ:単行本
ページ数:143p
販売価格:1,512円(税込)1,400円(税抜)


マイナビニュースより
著者の杉本さんは、女優として活動を続ける中、2014年に一般財団法人 動物環境・福祉協会「Eva(エヴァ)」を立ち上げた。
2015年2月には、同団体は公益財団法人として認定。
杉本さんは団体を立ち上げる前から、飼い猫「さくら」の介護の様子をつづったブログで情報発信をするなど、様々な動物愛護活動を行ってきた。
同書は、犬猫2,500万頭の飼い主に向けて贈る、杉本さんからの熱いメッセージと介護やペットロスへの具体的指南書。
たくさんの命と向き合い、見送った経験を持つ杉本さんは「ペットたちが教えてくれたのは、愛すること。生きること。受け入れること。本当の家族のように"命"と向き合うこと」と語っている。
空前のペットブームと言われている中、高齢化するペットやペットの介護など課題も多い。
同書ではペットの高齢化とともに、ペットロスの悲しみにどう向き合えばいいのかにも触れている。

猫カフェ誕生の地・台湾に、猫好き総統が誕生

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猫カフェ誕生の地・台湾に、猫好き総統が誕生

2016年1月25日 猫ジャーナル

猫カフェ誕生の地・台湾で、先日16日に行われた総統選挙において、自らを猫耳付き萌えキャラへと変容 せしむるパフォーマンスを見せた、最大野党・民進党の蔡英文氏が、与党・国民党の朱立倫氏を破り、台湾初の女性総統が誕生する運びとなりました。
蔡氏のプロフィールなどはこちら を参照いただくとして、猫ジャーナルとしての注目どころは、自ら2匹の猫を飼う、猫好きさんだという点であります。
昨年2015年の年頭記者会見動画に登場した、蔡氏と飼い猫の「想想」の動画を発見しましたので、ご覧いただきましょう。

You Tube https://youtu.be/N1yBs5Bhr6U

報道陣にやや警戒しながら、蔡氏のオフィスを気ままに歩き回る「想想」のオフショット動画。
台湾東部の花蓮出身の野良猫だったそうです。
メディアに掲載された動画は こちら から。
蔡氏のところには、もう一匹「阿才」ちゃんという茶縞猫も。
こちらは、2015年6月末に、台東縣の桃園(巴喜告)部落という場所の、パイナップル畑で蔡氏と出会った猫だったとか。
その後、台北の蔡氏の家に家族として迎えられたそうです。
じゃれる2匹の様子は、公式Facebookにもアップされています。

蔡氏のFacebookには、ちょこちょこと猫写真が散見されますので、合わせてご覧あれ。
また、先般の選挙においては、「想想」と「阿才」を模したぬいぐるみと一緒に「動物保護要領」を打ち出しています。
内容は、
「動物保護専門の人材拡充および専門のチームを設立」
「ペット登録制と、飼い主への教育制度の実現」
「犬猫の去勢・避妊および、TNVR活動(日本でいうところの地域猫活動)への補助」
「ペット購買より譲渡を推進するとともに、仕事をする犬(牧羊犬や盲導犬)を増やす活動を広げる」
「公立および民間の動物保護シェルターの環境向上」
「繁殖についての指導を強化し、違法な繁殖を行うところは厳格に取り締まる」
「動物の命を大切にする教育の推進」
となっていまして、今後就任する猫好き総統および新政権の主導する動物愛護政策に、一方的に注目していきたいと思っております。





台風の時に保護された子と、パイナップル畑で出会った子を迎えられた蔡英文さん。
動物保護政策にも注目ですね


ペット販売やめ犬の譲渡先探しへ 岡山のショップ

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以前、シュシュ岡山店さんの記事について、杉本彩さんのFacebookから載せましたが今回、山陽新聞さんの記事がありました。
また、杉本彩さんのブログにも詳しく載っています。


ペット販売やめ犬の譲渡先探しへ 岡山のショップ、NPOと連携

2016年01月24日 山陽新聞


シュシュ岡山店に設けられている「里親探しコーナー」


新たな飼い主が現れるのを待つ犬とふれあう杉本さん(左)=岡山市

「ペットショップ」としてオープンしながら、ペットの販売をやめたユニークな店が岡山市にある。
販売する代わりに、NPOと連携し、殺処分を待つばかりだった犬の飼い主を無償で探す活動にシフトした。全国的にも珍しい取り組みとして注目されている。

総合人材サービスのグロップ(同市中区さい東町)が2006年に新規事業として開店した「シュシュ岡山店」(同北区今)。
事業責任者の澤木崇さん(40)が「多くの犬や猫が殺処分されている中で、ペットを売ることを疑問に感じた」と、15年4月からペット販売をやめ、無償で飼い主を探す譲渡事業に切り替えた。
フードやグッズの販売、トリミングなどは継続している。
岡山県内で野良犬や捨て猫の保護、譲渡を行っている行政機関は、県動物愛護センター(岡山市北区御津伊田)と岡山、倉敷市の両保健所。
シュシュは、この3施設で保護されたうち、高齢、気性が荒いといった理由で市民への譲渡が不向きとされ、殺処分予定となったものを引き取っているNPO法人「犬猫愛護会わんぱーく」(岡山市)の支部と位置づけられている。
譲渡までの流れは、店頭で気に入った犬がいれば、スタッフが希望者宅まで出向いて飼育環境をチェック。1週間の試し飼いで問題がなければ正式に引き渡す。
仲介料は取らず、「生涯愛情を持って育てること」はもちろん、不妊手術をする▽犬の登録、狂犬病などの予防注射をし、鑑札と注射済み票を着ける▽一人暮らしの場合は身元引受人を用意▽譲渡後、最低6カ月はメールなどで近況を報告―など16項目からなる譲渡条件を自己負担で実行することが前提だ。
これまでに11匹に新たな飼い主が見つかった。
いずれも全ての条件がクリアされ、幸せに暮らしているという。
澤木さんは「見過ごしていれば命を亡くしていた犬、新たな家族を得た飼い主の双方が幸せになる。やりがいがある」と話す。

■犬、猫の殺処分 減少傾向―岡山県内
犬、猫の殺処分数は全国的に減少傾向。
岡山県内では2014年度、計851匹で、近年で最も多かった06年度(6938匹)の12%になっている。



飼い主のマナーの向上、改正動物愛護管理法の施行(13年9月)が要因とされる。
県動物愛護センター、岡山、倉敷市保健所は、飼い主への返還や譲渡の橋渡しを行い、引き取り手がいない犬や猫を殺処分している。
処分が大幅に減った背景には、啓発活動を通じて不妊手術など野良犬や捨て猫を生まない方法が知られてきたことに加え、法律の改正がある。
「動物を飼う者は、動物がその命を終えるまで適切に飼養すること(終生飼養)」が明示され、ペットが年老いた、病気になった▽ペットに飽きた▽ペットに子どもが生まれた―といった理由の殺処分依頼を断れるようになったからだ。
譲渡数が年々増えていることも後押ししている。
ただ、岡山市内で犬、猫の保護シェルターを運営する「犬猫愛護会わんぱーく」の茶本陽子代表(55)は「持ち帰って育てるよう求めても、人目につかない所に捨てられることもある。問題が根本的に解決している訳ではない」と指摘する。

■公益財団法人Eva理事長・杉本彩さんに聞く
「罪のない命を救う。そんな取り組みが全国に広がるよう後押ししたい」―。
女優、ダンサー、実業家など多方面で活躍する杉本彩さん(47)は、公益財団法人「動物環境・福祉協会Eva」理事長の“顔”も持ち、動物愛護活動にも熱心だ。
1月中旬、シュシュ岡山店を視察した杉本さんに、ペットをめぐる現状や課題などを聞いた。

―ペット業界の実情をどう見る。
ペットの店舗販売は、犬や猫を無機物のように大量生産し、小さくてかわいらしい時期に売れなければ処分するというビジネスモデルでなければ成り立たない。
こうしたひずみをなくせるシュシュの取り組みは、これからのペットショップのあるべき姿だ。

―動物愛護活動を始めたきっかけは。
京都の街で過ごした幼少期から動物が好きで、捨てられた猫を拾っては育てていた。
芸能界に入り、ドラマの撮影場所で弱った子猫を保護したことをきっかけに、手を差し伸べなければ生きていけない動物への思いが増し、活動に力を入れるようになった。
今も東京と京都の自宅で猫8匹、犬3匹を保護している。

―2014年2月に「Eva」を立ち上げた。
講演などをする中で、個人による啓発活動の限界を感じていた。
ペット販売のビジネスモデルが成り立っている中では、動物愛護管理法のさらなる改正や、動物の保護活動と虐待者を取り締まるアニマルポリスの設置など、制度を根本から変えていかなければならない。
そのためには、より大きな力、声が必要だと思い、財団を設立した。

―現在の活動内容と今後の目標を。
講演会などの啓発活動はもちろん、学校で子どもたちに命の尊さや優しい気持ちを育てる授業を行っている。
行政には、日本の動物が置かれている現状を訴え、環境が改善されるよう要望している。
日本では、年間17万匹の犬や猫が保健所などに引き取られ、うち12万匹が殺処分されている。
命を救うための保護施設を建設したい。
また、シュシュのような先駆的な事例を全国に紹介し、少しでも「動物たちにやさしい世界」となるよう活動の輪を広げていきたい。

こうしてどんどん報道され、多くの人にその存在について知っていただきたいですし、「自分も挑戦してみよう」と思ってくれる業者の方が出て来てほしいと思います。

ポチたま 捨て猫たちの旅立ち

福感じる癒やし空間 倉敷フクロウの森

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福感じる癒やし空間 倉敷フクロウの森

2016年1月10日 朝日新聞

【動画】倉敷・美観地区の新たな人気スポットになっている「倉敷フクロウの森」=小川奈々撮影
http://digital.asahi.com/articles/ASHD32SP8HD3PPZB005.html?rm=352


フクロウをなでて喜ぶ来館者の女性=倉敷市中央1丁目

倉敷市の美観地区。
大原美術館の並びにある土産物店の3階にウッドチップが敷き詰められた空間が広がる。
壁に森の絵が描かれ、広さ約60平方メートルの室内に本物の木が植えられている。
フクロウが木々の間からひょっこりと顔をのぞかせた。
「賢そうな顔をしているね」「ふわふわ」。
来館者たちは感想を口にしながら、すべすべの羽に触れたり、写真を撮ったりして、思い思いに時間を過ごす。
グローブをはめて腕に乗せることもできる。
フクロウに触れる回数や滞在時間に制限はない。
倉敷フクロウの森は土産店などを運営する会社「ヴェルデ」(大分市)が昨年8月に開いた。
ハリーポッターで有名になった「シロフクロウ」や「カラフトフクロウ」など13種類15羽がいる。
平日でも100人ほどが訪れ、美観地区の新たな人気スポットになっている。
館員の柴田美香子さん(27)によると、基本的にフクロウはおとなしく、幼い子どもでも触れる。
ただ、「なで方を間違えたり強く触ったりすると、フクロウがけがをする可能性がある。威嚇をしたり嫌がったりしたらすぐに手を引いてほしい」。
フクロウはギリシャ神話で「森の賢者」と称され、知恵の象徴とされる。
日本では、語呂合わせで「不苦労」「福来路」と縁起の良いイメージがあり、金運アップや入学試験の願掛けにお守りを持つ人も多い。
観光で訪れた広島県福山市の事務職員、三宅由佳(よしか)さん(28)は「丸っこい体が可愛い。近いうちに福が来るような気になりました」と声を弾ませた。
「フクロウは人の感情によく気づく鳥。福を感じに来てください」と柴田さん。
フクロウに接し、今年は「先を見通す目」を養おうと心に決めた。
(小川奈々)

倉敷フクロウの森
倉敷市中央1の1の7。
開館時間は午前9時半~午後5時半。
入館料は600円、12歳未満300円。
電話 086・423・0515

下りられないニャー

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下りられないニャー 高さ15mの橋脚から猫救う 大阪

2016年1月22日 朝日新聞

大阪府池田市の阪神高速の橋脚(高さ約15メートル)から猫が下りられなくなり、管理する阪神高速道路会社が21日、高所作業車も出動させて約10人で救出した。





通報した男性(27)によると、猫は20日に橋脚の上から「ニャー、ニャー」と鳴いて助けを求めていたが、いったん姿が見えなくなり、同社が捜していた。
発見され丸1日後に地上に戻してもらった猫。
しかし、どうやって絶壁の橋脚に上ったのかは不明。
作業員は「ともかく無事でよかったが、不思議です」。


橋脚の上から救出された猫=大阪府池田市空港2丁目

書籍「猫を助ける仕事」

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書籍「猫を助ける仕事」



猫を助ける仕事 保護猫カフェ、猫付きシェアハウス 山本葉子/著 松村徹/著
ネコヲタスケルシゴト
2015年11月17日発売
定価(本体780円+税)
光文社新書
判型:新書判ソフト 

飼い主にとって家族の一員であるはずの犬や猫が、行政の保護施設で毎年十数万頭も殺処分されている「不都合な真実」が存在します。
筆者(山本)は、殺処分ゼロを実現するのに「足りないのは愛情ではなくシステム」と考えました。
そして、民間の保護団体から希望者(里親)がペットを譲り受ける新しい流通ルート「保護猫カフェ」を社会に定着させようと活動してきました。
これまで四千頭以上の譲渡実績を上げています。
同様のコンセプトで考案した「猫付きシェアハウス」「猫付きマンション」も徐々に広まりつつあります。

――ソーシャルビジネスの手法で猫の保護活動に取り組むNPO法人(東京キャットガーディアン)代表と、不動産研究の第一人者がコラボした、猫と人との共生を考える一冊。

目次
はじめに――動物保護をソーシャルビジネスにする
第1章 忘れられない猫レスキューあれこれ
第2章 猫カフェ型のシェルターはこうして生まれた
第3章 猫と暮らす住まいの理想と現実
第4章 保護猫付き住宅を全国に
第5章 これからの保護活動を考える
特別対談――不動産から考える保護猫活動
山本葉子 × 松村徹
おわりに

著者紹介
山本葉子(やまもとようこ)
東京都生まれ。NPO法人東京キャットガーディアン代表。2008年に猫カフェスペースを設けた開放型シェルター(保護猫カフェ)を立ち上げる。四千頭以上の猫を里親に譲渡。住人が猫の預かりボランティアをする「猫付きシェアハウス」「猫付きマンション」も考案。

松村徹(まつむらとおる)
大阪府生まれ。ニッセイ基礎研究所不動産研究部長。1978年大阪大学経済学部卒業。主な著書に『団塊世代の定年と日本経済』(部分執筆、日本評論社)、『不動産ビジネスはますます面白くなる』(共著、日経BP社)、『不動産力を磨く』(編著、日経BP社)。

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