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Channel: 動物たちにぬくもりを!
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私事ですが・・・

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我が家の愛犬「サブー」亡くなる

2015年11月19日(木) 22時15分 息を引き取りました。

享年 17歳11カ月4日

亡くなる4日前から立つことができなくなり、寝込んだ状態。
亡くなる2日ほど前からは、時々か細い声で、ワウ・・・ワウ・・・と。
体をなでてやるとおさまりしばらく眠るのですが、またワウ・・・ワウ・・・と、その繰り返しでした。
私たちに別れを告げていたのでしょうか・・・
最期まで頑張りました。
サブー、ありがとう。たくさんのことを教えてもらいました。

真冬の寒い時でなくてよかった。

私が現生を去る時がきたら、サブーがきっと迎えに来てくれます。
必ず!そう信じています。

不幸な動物たちが無くなるために、まだやらなければならないことがたくさんある。
それまでサブー待っていてね。

サブーはいつも私のそばにいます。
「お父ちゃん!頑張れよ!」
私を励ましていてくれます。
18年近くサブーとともに歩んだ日々がよみがえってきます。

11月20日(金) 鯖江市のペット葬儀社「おおぞら」さんでサブーの葬儀を行っていただきました。
心のこもった葬儀、ありがとうございました。
サブー、安らかに・・・







サブーの思い出写真



上記2つの写真は、生後2ヶ月のサブー


私のお気に入りの写真、サブーもお気に入り?

多くのサブーの写真があります。私たちの貴重な財産です。
一度整理しなきゃ、と思っています。


ハチ公像の足元に猫(東京)

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ハチ公像の足元に猫(東京)

2015年11月16日 朝日新聞


【動画】忠犬ハチ公像の足元に現れる猫=辻健治撮影
http://digital.asahi.com/articles/ASHBX5JVHHBXUTIL03X.html?rm=254


ハチ公像の足元でくつろぐ猫=渋谷区


渋谷駅前の忠犬ハチ公像の足元に猫がたびたび現れている。
若者や外国人観光客らはスマートフォンやデジタルカメラを向けてぱちり。
当の猫は人慣れした様子で大あくび。
なぜ、そこに?

若者らでごった返す10月下旬。
外国人観光客らが一斉にハチ公像にカメラを向けている。
お目当てはガイドブックにも載っている忠犬の銅像と、その前脚の間でくつろぐ猫だ。
兵庫県加東市から訪れ、待ち合わせ中だった井沢潔さん(76)は「国際交流にいいかもしれないね」。
ハチ公前広場にある青ガエル観光案内所の女性係員は同じ猫を何度も見るという。
しばらくすると、黒いTシャツ姿の男性が猫に近づき、首の後ろに乗せた。
大勢の視線を受けながら地下鉄駅のほうへ向かう男性を追いかけ、聞いた。
飼い主ですか? 「はい」
埼玉県所沢市に住むという男性。
「街の人々の癒やしになってほしい。ネットに写真を載せてくれたら、外国人が日本に行ってみたいと思ってくれるかもしれないし」。都内の出版社を定年退職し、67歳という。
男性の話では、幼い頃から猫が好きで、今は近所から引き取った猫も含めて約30匹飼っている。
この日連れてきたのは5歳の雄。
渋谷には今年6月から月4回ほど訪れ、約1時間、ハチ公像の足元に置く。
猫を街へ連れていくようになったのは十数年前。
吉祥寺の井の頭公園に何度か通うと、高齢の女性が猫に近づき、「これからも続けて」。
聞けば猫たちの存在が心のやすらぎになっていたそうだ。
銀座や桜が咲く上野公園、雷門にも通った。
ネット上では猫を人混みの中に置くことについて「かわいそう」「動物虐待だ」と批判もされる。
10月30日夜、ハチ公像の足元にまたあの猫がいた。
猫に息を吹きかけようとした日本人の中年男性を、外国人女性が制した。
飼い主の男性が近づくと、女性は「イスラエルから来た」と笑顔で答えた。
男性は言う。
「批判は承知しているが、賛否があっていいのでは。癒やされる人がいるなら続けたい」。
男性はペット用のバッグに猫を入れ、地下鉄駅に降りていった。
(辻健治)

パリ同時多発テロ:爆発物探知犬が犠牲に

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パリ同時多発テロ:爆発物探知犬が犠牲に 自爆の巻き添え

2015年11月19日 毎日新聞


パリ同時多発テロを巡る18日の治安部隊急襲現場で、特殊部隊「RAID」と爆発物探知犬=ロイター

【パリ賀有勇、ブリュッセル斎藤義彦】
パリ同時多発テロを巡る18日の治安部隊の急襲で、警察側で唯一の犠牲になったのが特殊部隊「RAID」に所属する爆発物探知犬「ディーゼル」号(7歳、メス)だった。
フランス警察は「作戦には必要不可欠な犬だった」と死を悼んだ。

ディーゼルはベルギー産の牧羊犬マリノワ種。
18日の早朝、テロ容疑者を急襲した際、アパートで爆発物を探す任務に当たった。
しかし女の容疑者が自動小銃で発砲した末に自爆した際、巻き込まれて死んだ。
警察からは5人の負傷者が出たが、ディーゼルが唯一犠牲になった。
同警察はツイッターで「ディーゼルはテロリストに殺された」「作戦には必要不可欠だった」と死を悼んだ。



仏 銃撃戦で死んだ警察犬に追悼の声

2015年11月19日 NHKニュース

パリ近郊のサンドニで起きた警察と武装グループの銃撃戦では、警察官5人がけがをしたほか、警察犬1頭が銃で撃たれて死にました。
“殉職”したのは、7歳の爆発物探知犬「ディーゼル」で、13日の同時テロ事件に関連した警察の捜索で、特殊部隊に同行したところ、建物の中にいた女に自動小銃で撃たれたということです。
フランスの警察はインターネットの短文投稿サイトツイッターに「ディーゼル」が死んだことを公表し、在りし日の「ディーゼル」の写真を掲載して特殊部隊の作戦に欠かせなかったと、これまでの功績をたたえました。
このツイートは投稿されてから6時間ですでに1万回リツイートされ、大勢の人が「ディーゼル」の死を悼んでいます。




現場に向かう最後の姿








パリで起きた同時多発テロで多くの死傷者が出ていますが、人間同士のいさかいの中で、命を落とした「ディーゼル」。
世界中の事件・災害などの現場で、懸命に任務に当たっている犬たちがいるんです。
人間の醜い争いのために命を落とした犬、悲しいことです。
胸が痛みます。
人間って何なのでしょうか?
他の動物ではできない素晴らしい文化を築いてきましたが半面、幾多の人間同士の争いで多くの命が失われてきました。
身勝手な人間のために動物たちが不幸になることは許せないですね。
このような世の中が無くなることを切に望みます。
(Fujita)

野良猫を不妊・去勢し返す「TNR」、県が初実施(秋田)

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野良猫を不妊・去勢し返す「TNR」、県が初実施(秋田)

2015年11月5日 朝日新聞


去勢手術を終え、地域住民に引き取られたオス猫=秋田市浜田

野良猫の数を抑制し、殺処分される猫を少しでも減らそうと県は今年度、野良猫の不妊・去勢手術に取り組み始めた。
10月下旬、秋田市の県動物管理センターで1匹目の手術があり、去勢されたオス猫が同23日、地域の住民に返却された。
この日、引き取りに来た秋田市の女性(68)を見つけると、カゴの中でオス猫が「ミャー」と甘く鳴いた。
センターの職員は「センターに来てから威嚇するばかりだったのに、こんな声を出すんだ」と驚いていた。
オス猫の右耳は手術の証しとして、V字にカットされ、首にはマイクロチップが埋め込まれた。
女性は15年ほど、野良猫に自費で不妊・去勢手術をする保護活動を続けており、多くの猫に手術を施すことで野良猫の数は少しずつ減ってきたという。
「行政が支援に乗り出してくれたのは、大きな一歩。多くの人に関心を持ってもらえる」と話した。
県生活衛生課によると、野良猫の抑制に効果的なのが、「TNR」と呼ばれる活動だ。
「TRAP(捕獲)」、「NEUTER(不妊・去勢手術)」、「RETURN(戻す)」の頭文字を取った略語で、野良猫に手術を施し、地域のルールで管理する「地域猫」として戻すことを指す。
地域でこれ以上、猫を増やさないようにしながら、命をまっとうさせることが目標だ。
県内の犬猫の殺処分数は徐々に減っているものの、昨年度、犬が150匹だったのに対し、猫は770匹を数えた。
県は猫の殺処分数を減らすため、従来は住民有志が自費で実施していたTNRなどの活動に、今年度初めて予算をつけた。
年度内に、さらに3匹の手術を計画する。
事業初年度の今年度は、以前からボランティア活動が活発だった秋田市内の2地区をモデル地区に選んだが、同課担当者は「来年度は事業規模を拡大し、県内8地区ほどで実施したい」と話している。
(曽田幹東)

バットで犬殴打

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バットで犬殴打の疑い 近所の男逮捕、吠える声に立腹

2015年11月23日(月) TBS系(JNN)



http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151123-00000029-jnn-soci

近所の住民が飼っている犬の吠える声に腹を立て犬をバットで何度も殴って脳挫傷などのけがをさせたとして、42歳の男が現行犯逮捕されました。
器物損壊の疑いで現行犯逮捕されたのは、宇都宮市のパート従業員・厚海健一容疑者(42)です。
警察によりますと、厚海容疑者は22日午後5時半ごろ、近所の住民が飼っている犬が吠える声に腹を立て、空き地で犬をバットで数回殴り、脳挫傷などのけがをさせた疑いが持たれています。
物音を聞いた飼い主の夫婦が、犬をバットで殴っている厚海容疑者を見つけ、追いかけて確保したということです。
殴られた犬は15歳くらいのメスの雑種で、治療を受けていますが、ぐったりしているということです。
「断定はできないが、ここ1か月ぐらい毒のようなものが犬の小屋の周りに投げ込まれていた」(飼い主)。
調べに対し、厚海容疑者は容疑を認めているということです。

日本の犬猫は本当に幸せか

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日本の犬猫は本当に幸せか――海外と“ペット後進国”の大きな差

2015年11月6日 ウレぴあ総研

ざっくり言うと
・日本では年間約13万頭近くの犬や猫が殺処分されている
・海外専門家は、捨てられた動物が次の飼い主と出会うチャンスがないと指摘
・英米などでは犬猫を引き受ける受け皿としてシェルターが数多くあるという



こういったネットニュースの記事を書いているからでしょうか、最近、「猫」に関するコンテンツに触れる機会がやたら多い。
私のFacebookやインスタグラムには、何かしら猫に関する話題が毎日上がってくる。
猫動画や猫写真、猫ブログが友人やキュレーションサイトからシェアされるのです。
猫に関する写真集は他の動物と比べると売り上げ数が多かったり、猫を特集した雑誌が完売したりと、景気の良い話も聞こえてきます。
あまりの景気の良さにアベノミクスのみならず「ネコノミクス」といった造語もうまれました。
野良猫ばかりが集まる島などもあり、カメラを抱えて旅行を楽しむ人も多いようです。
宮城県の田代島をはじめ、江ノ島(神奈川県)、沖島(滋賀県)、真鍋島(岡山県)、男木島(香川県)などは、「猫の島」として大変な人気となっているよう。
野良猫をカメラで撮影してインスタグラムにあげる、私の友人にもいますね。
「皆、いつからこんなにも猫が好きだったの?」と驚いているのですが、それは私だけではないはず。
野良犬の数が少ないので猫ほど重宝されていませんが、犬も大変な人気。
ペットとして飼われている犬は1000万頭を超える数となっています。
実は最近の日本では、ペットを飼う数が増加傾向にあるのです。
飼い猫自体も約1000万頭おり、この犬猫を合わせた数は、14歳以下の年少人口よりも多いというデータは、驚きをもって公表されました。
少子化が進む中で、ペットを購入する人が増えているのです。
ペットとしても私たちの生活に随分と身近になった犬猫。
飼い始める際には、どんな名前にしようか、散歩はどこに行こうか、何か服を買ってあげようかと迷い楽しむもの。
わが子のように可愛がっている人も多いでしょう。
しかし、こんなにも身近になったペットですが、次第に無視できない問題が浮き彫りになってきたのです。
それは、無責任な「動物との別れ」。
今回は、そんなペットとの別れについて調査してみました。
日本の犬猫は大変可愛がられている反面、残酷な最期を迎えることも少なくないのです。
いま、日本では年間約19万頭もの犬や猫が自治体施設に収容されていることはご存じでしょうか?
もちろん最後まで動物に添い遂げる飼い主がほとんどなのですが、やむを得ない理由で動物との別れや、個人的な事情からペットを手放し、施設に預けるのです。
この収容された動物は、驚くことに13万頭近くが殺処分されています。
犬猫の殺処分は近年、問題視されており、耳にしたことある人も多いかと思いますが、確認できているのは施設に収容されたものだけ。
いわゆる捨てられたペットはこれにカウントされていません。
犬猫の被害数は、実際にはこれ以上でしょう。
書籍『日本の犬猫は幸せか』の著者であるエリザベス・オリバーさんは、日本で動物保護活動を行う「アーク」の代表。
長年の日本での活動が認められ、2013年に英国エリザベス女王より大英帝国五等勲爵士を受勲したこともあります。
25年も活動を続けるオリバーさんが、日本の動物保護の現状や問題点を自著で指摘しています。
まず、オリバーさんが指摘するのは、日本の遺棄動物には「セカンドチャンス」があまりに少ない点。
自分たちの事情をよく考えずに外出先でペットを購入してしまうのは、日本だけでなく世界共通の問題。
また、些細な理由で捨ててしまう人や、やむを得ない理由で手放さざるを得ない人も世界にはいます。
しかし、動物愛護の先進国である米国・英国などでは、犬猫を引き受ける受け皿としてシェルターが数多く存在。
そして、ペットを求める人は日本のようにペットショップを訪れるのではなく、このシェルターに足を運びます。
シェルターでペットを購入することが彼らの当たり前。
特に英国では保護している犬は「ペットにふさわしい愛すべき犬」というイメージが浸透しており、飼い主もペットも幸せな関係を結んでいます。
同書で取り上げられている英国最大の犬保護団「ドッグズ・トラスト」を紹介しましょう。
2015年7月現在、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドに20のシェルターを運営しており、今も毎年新施設をオープン。
700名以上の正規職員と2500名のボランティアがおり、年間収入は8470万ポンド(日本円で約180億円)。
その他にも多くのサポーターがこの活動を支えています。
ドッグズ・トラストの取り組みは様々。
シェルターの運営以外も、避妊・去勢手術に実施、マイクロチップの登録推進、子どもたちの犬との接し方を教える教育活動など、数え切れないほど多くの活動をしています。
こういった活動は多方面で評価されており、エリザベス女王陛下がパトロンにもなっています。
シェルターがあることで、ペットは次なる飼い主と出会うことができ、セカンドチャンスを得ることができるのです。
しかし、日本ではどうでしょう。
こういったシェルターが十分に整っておりません。
行き場を失った犬猫は、保健所・動物愛護センターに託すor捨てる、の二択になるのです。
日本で保健所・動物愛護センターに収容されると、多くの施設では3~5日で殺処分が行われます。
処分の方法は二酸化炭素ガス。
1頭の犬が息絶えるのに20~30分かかると同書で説明されています。
動物らは決して短くない時間を苦しまなければならないのです。
息が絶えたその後は、焼却炉へ。
驚くことに近代化が進み、動物が入所してから死に至るまで、スタッフはペットの体に触れることなく全自動で処理することが可能。
この間、スタッフの仕事はガス注入のボタンを押すだけ。
こういった処分は耐えられない。
そういった考えなのか、施設に預けずに山や河原に犬猫を捨てる人もいます。
「自然に還したから」は、人間の勝手な言い分。
自然の猛威は我々が想像する以上のものがあり、良い結末を迎える犬猫はごく少数と言えるでしょう。
また、「ペットを手放したい方、引き取りと譲渡先をお世話します」といった怪しい広告からサービスを利用する人も。
道ばたや高速道路のサービスエリアなどで、犬猫1匹につき3万円で預けることができるのです。
動物を手放すことは誰でも“後ろめたさ”があるもの。
その後ろめたさを感じないために、ペットを自然に還した、業者に手渡したという大義名分だけ得て、翌日から何事もなかったかのように生活をするのです。
今や、14歳以下の年少人口を子どもの数よりも多いペット数ですが、軽率な判断で購入してしまうことは要注意。
また、ペット先進国にならって「セカンドチャンス」を得られる機会を整える必要があるのです。
同書のタイトルのように、「日本の犬猫は本当に幸せなのか」、一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。

猫殺処分の現場

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猫殺処分の現場、78%が子猫の理由は 対策のカギは不妊去勢

2015年11月13日(金) sippo(朝日新聞)


収容された子猫たち

2013年度まで10年間で、1年間に殺処分される犬の数は5分の1まで減った。
猫も減ったものの、まだ2分の1、2013年度は99,671匹が殺処分された(環境省統計)。
この差はなぜか。
どんな猫が殺処分されているのか。
徳島県の動物愛護管理センターを訪ねてみた。
徳島県の人口は約76万人。
センターは、県北東部の神山町に位置する。
収容室に入ると、猫が入れられた小さな箱が並んでいた。
殺処分の機械が稼働するのは週2、3回。
引き取られた猫は、箱の中で殺処分までの日々を過ごす。
子猫たちの助けを求めるような鳴き声が聞こえる。
センターの職員(獣医師)は、「昨年度の猫の殺処分数は786匹です。このうち78パーセントが生まれたばかりの子猫です」と話す。


猫が入れられた箱

県内では、飼い猫に不妊・去勢手術を行わず、放し飼いにする飼い主が多く、生まれてくる子猫が後を絶たないという。
「飼い猫の子猫については、再び産ませないように親猫の不妊・去勢手術をして証明書を持って来なければ、引き取りません。インターネットの里親募集サイトを教えて、自分で子猫の里親を探すように伝えています」
センターに引き取られる子猫のほとんどは飼い主のいない猫が産んだ子猫だ。
犬のように登録が義務付けられていない猫の場合、飼い猫が産んだ子猫と、飼い主のいない猫が産んだ子猫を明確に区別できているのかは疑問だ。
このセンターでは、飼い主不明の成猫も引き取っている。
「野良猫が次々と子猫を産んで数が増え、苦情となっている場合、殺処分数を削減するためにも、親猫も引き取らざるを得ません」
引き取られ公示されている間に、飼い主が返還を求めて来ることはまずないという。
「自分が飼い主であるという自覚と責任感が乏しい人が多く見受けられるのは事実」と職員は嘆く。
「不妊・去勢手術するのは不自然」「費用がかかるから嫌」などの理由から手術を行わない人はいまだ少なくない。
そうして生まれた子猫は、生後91日以上なら1000円、生後91日未満なら200円で引き取られる。
新しい飼い主に譲渡されることは、年20匹から30匹と少なく、多くが殺処分される。
殺処分の日が来ると、猫たちはトラックに搭載された殺処分の機械に入れられる。
トラックが県内を移動している間に、二酸化炭素を注入され、猫たちは窒息死する。
2003年にセンターが開設される前、地域で反対の声が上がった。
そのため、施設内で殺処分は行わず、場所が特定されないよう、移動中に殺処分を行うのである。
「私たちも、殺したくて殺しているわけではないのです」と職員はいう。
徳島県では、2010年度から「地域猫活動」を推奨している。
手順を踏んで地域猫活動を始めた場合は、センターで猫の不妊・去勢手術が無料で行われるという。

環境省によると、2013年度に全国の自治体で殺処分された犬は28,570匹、猫は99,671匹。
猫のうち、約6割にあたる59,712匹が子猫だった。
特別な事情がない限り、飼い猫には飼い主が不妊・去勢手術をすべきだろう。
飼い主のいない猫には自治体が責任を持つべきだ。
手術を徹底することが、殺処分の大きな削減につながることは間違いない。

小型警察犬見事誕生(福井)

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“小型警察犬”見事誕生 非常時に出動する準警察犬

2015年11月21日(土) 中日新聞


服従動作の審査を受けるミニチュア・ダックスフント
 =10月31日、坂井市春江町針原の県運転者教育センターで

県警は20日、来年の嘱託警察犬の審査結果を発表した。
非常時に出動する準警察犬にミニチュア・ダックスフントとビーグルが合格。
愛くるしい“小型警察犬”が初めて誕生することになった。
「小型犬が選ばれるのは今までにないことなのでうれしい。鼻がいいので訓練の成果を発揮してくれれば」。ビーグルの飼い主のドッグトレーナー大森和代さん(58)=小浜市=が喜んだ。
10月31日に坂井市で開かれた審査会に23匹が出場。
服従動作や臭いの選別力が審査され、14匹が警察犬、4匹が準警察犬、5匹が広報活動に参加する警察協力犬に選ばれた。
準警察犬は警察犬が飼い主の都合などで出動できない場合への備えとはいえ、実際に現場に出る可能性は十分。
県警鑑識課の中谷篤課長は「街中での行方不明者の捜索や、子どもの見守り活動などで活躍してもらえる」と期待を寄せる。
警察犬の全体数も今年の6匹から2倍以上に。
今年は1匹だった福井・坂井地区も2匹に増え、地域的な偏りも解消の兆しが見えた。
(高橋雅人)


スケボーでギネス記録更新したブルの技

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スケボーでギネス記録更新したブルの技

スケートボードを乗りこなす、ブルドッグのオット。どんな技を見せてくれるのかと思いきや、人間の股の下をスイスイとくぐり抜けていきます。
その数なんと30人。
ギネス記録を更新したそうです。
(提供元:AFPBB News)



 http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/animal_pet/pc21c62af891a7de8dc1550f4b1ad1ab4

愛犬と一緒にごみを拾って運動会(徳島)

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愛犬と一緒にごみを拾って運動会 北島町(徳島)

2015年11月24日 朝日新聞


ミニ運動会の障害物リレーで愛犬と飼い主が息を合わせて走った=北島町高房

犬の飼い主にごみ拾いをしてもらい、フンの後始末などのモラル向上につなげようと、県や北島町などは23日、同町高房の北島水辺交流プラザ河川敷で、愛犬家による清掃活動とミニ運動会を開催した。
2003年から続く清掃活動には家族連れなど約50人と愛犬約50匹が参加。
雨がちらつく中、数十分間河川敷を歩きながら、飲料の空き容器や空袋などを次々に拾った。
清掃後のミニ運動会では、「だるまさんが転んだ」「障害物リレー」があり、飼い主と犬が息の合った動きを見せて盛り上がった。
初めて参加した徳島市の小学6年生、山本可奈子さん(12)は「色んなワンちゃんに会えて良かった。ごみもたくさん取れたのでまた参加したい」と笑顔で話していた。

老いたペットを介護

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老いたペットを介護 自然の中でゆったりと(和歌山)

2015年11月6日 朝日新聞


「いつまでも子犬のように無邪気でいられる場所にしたい」と話す石橋紀裕さん=那智勝浦町井鹿





年老いたペットのための草分け的な介護施設が那智勝浦町井鹿にある。
「老犬・老猫ホームMOMO」は自然豊かな環境を生かし、「いつまでも子犬や子猫のように無邪気でいられる場所」を目指している。
親戚のペットホテルで働いていた代表の石橋紀裕さん(39)が妻の麻木さん(29)と始め、今年で10周年。
20代でうつ病に悩んだ頃に支えてくれた愛犬のソラ(11)を思い、「もし自分がいつかソラを飼えなくなるとしたら、どんな所に預けたいだろうか」と考えた末、「僕たちの願うものはない。ないなら作ってしまおう」と始めた。

敷地内の計3棟には、小型犬用、元気な中・大型犬用、要介護犬用などの犬舎・猫舎がある。
地元の紀州材を用い、エアコンや床暖房も完備。
「食の楽しみを味わってほしい」と、えさには勝浦のマグロやカツオを使い、週に1度は勝浦温泉の湯のお風呂に入れて、マッサージもする。
犬舎の2階に住む石橋さん夫妻ら4人のスタッフが、24時間態勢でケアしている。
今は、様々な事情で飼い主と一緒に暮らせなくなった犬と猫計30匹が入所。
飼い主が亡くなったり、老人ホームに入ったり、転勤したり――。
中には、ペットの認知症が悪化したため、助けを求めてくる人も少なくない。
「切迫した声で『今すぐ来てください』と電話をかけてくる人もいます」と紀裕さん。
相談があれば、全国どこへでもすぐに迎えに行っている。
入所前は、ほえたりかんだりしていた「問題児」も、自然の中でゆったりと時間を過ごすことで、日に日に穏やかになっていくという。
「どんな子でもじっくり向き合えば、人との正しい距離の取り方を取り戻す。そのための環境を整えてあげることが大事」。
麻木さんも「みんな自分の子どもみたいにかわいい。一匹一匹性格や動き方によってニーズが違うからおもしろいですよ」と話す。
「MOMO」は初めて介護した犬の名前と、「いつまでも、ともに」の合言葉からとった。
紀裕さんは、「ペットの介護で悩んでも、1人で抱え込まないで。いつでも相談してください」。
入所金は不要だが、ケア代が必要。
問い合わせは、石橋さん(0735・57・0012)へ。

カピバラ“湯ったり”

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カピバラ“湯ったり” 伊東・伊豆シャボテン公園

2015年 11月21日(土) 静岡新聞


露天風呂でくつろぐカピバラ一家=21日午前、伊東市の伊豆シャボテン公園

伊東市富戸の伊豆シャボテン公園で21日、名物の「カピバラの露天風呂」が始まった。
5頭の一家が仲良く体を温める姿に、家族連れやカップルらが温かい視線を注いでいる。
2016年4月6日まで。

特製の岩風呂に39度の湯が張られると、鼻の下まで体を沈めて入浴した。
今春に生まれた3頭も、初めての温泉シーズンを楽しんでいる。
来園客は最も近い場所で約1メートルの距離から、カピバラが湯船の中で青草を食べたり、潜ったりする姿を見学した。
露天風呂は33年前、カピバラが湯を好む習性を飼育員が偶然発見して、始まった。
現在は伊豆の冬の風物詩として定着した。

カピバラって、なぁに? http://capybara.eek.jp/nani.html

以下、カピバラのほんわか写真です。








めざまし「きょうのわんこ」通算5000回

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めざまし「きょうのわんこ」16日に5000回 21年続いたワケ

2015年11月15日(日) スポニチアネックス


「きょうのわんこ」第1回に登場した「マロ」

フジテレビ「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)内の「きょうのわんこ」(前7・53)が今月16日の放送で、通算5000回を迎える。
1994年4月1日に番組がスタートして以来、21年7カ月続く看板コーナー。
「何かとギクシャクしてしまった人間社会をもう一度見直してみたい」というコンセプトで始まったが、石塚大志プロデューサーは「当初設定したコーナー設立の目的が、いまだに達成できていないからではないでしょうか」と長寿の理由を分析した。
コーナー開始時から担当している2人のディレクター、上津原伸介氏と松本大輔氏は50歳を超えた。
第1回(94年4月1日)に登場した「マロ」(ゴールデンレトリバー、オス、6歳)は上津原ディレクターの知人の犬だった。
上津原氏は「事件や事故などのニュースの合間に、ホッと一息つけるようなコーナーができたらいいなということでスタートしました。その時は、誰もどういう形になるか分かっていなかったんですね。最初はディレクター2人であちこちに足を運んで声を掛けて、犬の鳴き声がしたら、そのお宅の玄関先で企画を説明し、出演を交渉するような感じでした」と笑いながら振り返った。
犬を「わんこ」と呼ぶのは「一緒に暮らす家族」という認識から。
松本大輔ディレクターは「普段、私たちが見ている風景をわんこの目線で見ると全く違うんですね。そのおもしろさを伝えたいと思っています。わんこの暮らし方を通じて人間の変化が見えるような気がしています」と力説。
「いつまでこのコーナーを続けるか・・・それは『めざましテレビ』がある限りでしょうか」とした。
上津原ディレクターは今後について「現在のスタイルを変えるということはないですね。とはいえ、やりたいことはたくさんあって、日本とは全く違う暮らしをしている海外のわんこも取り上げたいです」と展望を描いた。
石塚大志プロデューサーはコーナーが続いた理由について「わんこがかわいいからでも、スタッフが努力したからでも、ファンからのクレームが恐かったからでもありません。当初設定した『ギクシャクしてしまった人間社会をもう一度見直したい』というコーナー設立の目的が、いまだに達成できていないからではないでしょうか。そんなギクシャクが少しでもやわらぎますように」と分析。
「やさしいイントロ音楽、西山喜久恵アナウンサーのやさしい声に乗せて、やさしい人間の姿と、やさしいわんこたちの営みが、やさしい視線のフィルターを通してお茶の間に流れていく。『きょうのわんこ』の挑戦は、あしたもあさっても、これからもずっと続いていきます」と話している。



「きょうのわんこ」語り・西山喜久恵アナ「自分が黙る時も」

2015年11月15日(日) スポニチアネックス



フジテレビ「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)内の「きょうのわんこ」(前7・53)が今月16日の放送で、通算5000回を迎える。
1994年4月1日に番組がスタートして以来、21年7カ月続く看板コーナー。
92年入社の同局の西山喜久恵アナウンサー(46)は産休・育休を除き、ナレーションを担当。
「週1回の録音の日は、仕事なんですが、楽しみです。幸せですね」とライフワークに喜びを感じている。

公式サイトのプロフィール欄に「好きなもの」として「柴犬全般」とあるほど。
「もともと犬は好きだったので、最初にお話が来た時はうれしかったです」を振り返った。
コーナー開始時から担当している2人のディレクター、上津原伸介氏と松本大輔氏は50歳を超えた。
第1回(94年4月1日)に登場した「マロ」(ゴールデンレトリバー、オス、6歳)は上津原ディレクターの知人の犬だった。
犬を「わんこ」と呼ぶのは「一緒に暮らす家族」という認識から。
松本ディレクターは「普段、私たちが見ている風景をわんこの目線で見ると全く違うんですね。そのおもしろさを伝えたいと思っています。わんこの暮らし方を通じて人間の変化が見えるような気がしています」と力説した。
西山アナは「“わんこ目線で”“わんこの気持ちになって”と言われますが、当初から素直にその気持ちでナレーションをつけています。それはディレクターのお2人が作るマジックをかけたような原稿のおかげです。カメラマンの方が一瞬でとらえた素晴らしいわんこの表情が出てくると“ここは表情だけで・・・”と自分が黙る時もあります」と犬を生かす収録時の工夫を明かした。

救い続ける 殺処分ゼロへ努力 川崎市動物愛護センター

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救い続ける 殺処分ゼロへ努力 川崎市動物愛護センター

2015年11月28日 朝日新聞


【動画】犬の殺処分ゼロを達成した川崎市動物愛護センターの取り組み=杉本康弘撮影
http://www.asahi.com/articles/ASHCV0212HCTUQIP04F.html




夕方、散歩に出かけるミックと獣医師の池田史朗さん。
ミックは昨年8月に保護されて以来、川崎市動物愛護センターで、もらい手を待つ。食欲を失うなどの症状が出るアジソン病を患うが、薬で治療を続け元気を取り戻している。
「数年前なら処分されていましたね」と池田さん。
年内にいい家族との出会いがあればと願う=川崎市高津区


川崎市動物愛護センターでの譲渡会を訪れた家族。
引っ越しを機に犬を探しに来た。
父親は「子どもたちも大きくなり、飼う責任も持てる」


神奈川県動物保護センターの譲渡会で生後5カ月の雌の子猫を引き取った鈴木キヨ江さん。
東京から故郷の神奈川県平塚市に戻ったのを機に、飼うことにした。
「猫と暮らすのは久しぶりで本当にうれしい」。
木葉(このは)と名付けた=平塚市


川崎市動物愛護センター内にある、犬や猫を殺処分する部屋に立つ角洋之所長。
「このような施設が必要の無い社会になれば」=川崎市高津区


保護される犬や猫が減り、使われなくなった神奈川県動物保護センターの殺処分機。
いまは獣医師が麻酔薬を使い、一匹一匹の最期をみとる=平塚市

捨てられた犬や猫などの行政による殺処分が全国で年間10万匹を超えるなか、川崎市動物愛護センターでは、2013年度から犬の殺処分ゼロを達成している。
職員たちの努力、飼い主のモラルの向上、そしてボランティアによる譲渡活動の高まりが、小さな命を救っている。
同センターでは今年7月から譲渡会を毎月催すようになった。
施設は市民に開放され、子どもたちに命の大切さを伝える動物愛護教室を、昨年度は51回開いた。
職員たちの一部は獣医師でもあり、犬や猫の去勢・避妊手術も担当。
子猫にミルクを与え、犬との散歩も欠かさない。
現在、職員全員で約60匹の犬や猫の世話をする。
猫については昨年度、犬の約3倍となる437匹が同センターに収容され、うち12匹は獣医師の麻酔薬で処分された。
角洋之所長(54)によると、同センターでは30年ほど前は多いときで年間約8千匹の犬や猫を殺処分した。
「ゼロにできたのは、持ち込まれる数が減ったからに過ぎない。増えれば、また処分せざるを得ない」
(写真・文 杉本康弘)

小浜・国富小 飼育のヤギ お別れ会

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2015年12月1日(火) 中日新聞

(クリックで拡大できます)


動物虐待どうして・・・

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動物虐待どうして・・・愛護法違反摘発4年で1.5倍

2015年11月27日 読売新聞


矢が刺さったカモの仲間・キンクロハジロ(5日、兵庫県伊丹市の昆陽池で)





動物虐待が相次いでいる。
警察庁が動物愛護法違反容疑での摘発件数の統計を取り始めた2010年は33件だったが、14年には48件と1・5倍に増加。
今年も各地で被害が出ている。
動物を傷つける行為は殺人など凶悪事件の前兆との専門家の指摘もあり、全国の警察は摘発に力を入れている。

感電頭に矢 「幼い頃から動物が嫌いだった」。
大阪府阪南市でハムスター5匹を殺したとして動物愛護法違反に問われ、大阪地裁堺支部で今月20日、有罪判決を言い渡された同府内の男子大学生(20)は、公判で動機をそう述べた。
判決などでは、大学生は14年7月~今年5月、ハムスターを害虫駆除の器具で感電させ、胴体に木ねじを打ち込むなどした。
ハムスターは当初から殺す目的で購入したといい、知人3人も関与していた。

警察庁は「社会的関心が高まっている」として10年から、動物愛護法を適用した動物虐待の摘発件数をまとめている。
10年は33件で、11、12両年は各29件とやや減ったが、13年は36件、14年は48件と増加。
一つの事件で複数の動物に危害が加えられることが多く、手口も、刃物で切られるほか、生き埋めなど悪質なものが多い。
動物虐待は対象や内容によって、別の法律が適用されるケースもある。
兵庫県伊丹市の昆陽(こや)池で10~11月、頭などに矢が刺さったカモ類4羽が見つかった事件では、カモはペットでないことなどから、同県警は鳥獣保護法違反容疑で捜査。
他人のペットを殺傷した場合、警察は被害者感情も考慮し、動物愛護法より懲役刑の上限が重い器物損壊容疑で捜査することもある。
これらの事件すべてをまとめた統計や、被害事例そのものの全国的なデータはないという。
神戸と佐世保 動物虐待の背景について、影山任佐・東京工大名誉教授(臨床犯罪学)は「幼い頃にいじめや虐待などで強いストレスを受けると、自分や他人を『大事にする』という気持ちを持てず、身近で弱い存在の動物を攻撃することがある。攻撃そのものに喜びや快楽を感じている場合は、残虐性が増し、重大事件を起こす危険性も出てくる」と指摘する。
14歳の少年が逮捕された1997年の神戸市連続児童殺傷事件では、医療少年院(現・第3種少年院)送致を言い渡した神戸家裁の決定要旨によると、少年は、小学5年の頃にナメクジやカエルの解剖を始め、その後、猫も解剖するようになった。
長崎県佐世保市で14年に起きた高1女子生徒殺害事件でも、第3種少年院送致となった同級生の少女は、猫を殺すことでは満足できなくなり、事件に至ったとされる。
警察対策強化 警察庁は13年8月、「社会的反響が大きく、国民に不安を与える」として、全国の警察本部に、傷ついた動物を発見した場合、速やかな保護と容疑者の摘発を指示。
翌月には動物愛護法が改正施行され、殺傷した場合の罰則が「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」から「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」に引き上げられた。
兵庫県警は14年1月、動物虐待の通報を受け付ける専用電話「アニマルポリス・ホットライン」を開設。
同年中に194件の情報が寄せられ、情報を基に、猫をエアガンで撃っていた児童2人を補導するなどした。
大阪府警も同年から、動物の死体に刃 <script type="text/javascript" src="http://partner.googleadservices.com/gpt/pubads_impl_76.js"></script> 物で切られた形跡がないかなどの検証を専門家に依頼するとともに、防犯カメラのチェックや張り込みを強化。
猫を殺害し、動画撮影していた男を逮捕するなどしている。

弱者守る教育を
虐待されて見つかった動物は命が助かったとしても、体の一部が切断されていたり、人が手を動かしただけで身を縮めたりするなど、深刻な後遺症を抱えることになる。
捨てられた犬や猫などを保護し、治療するとともに新しい飼い主を探す大阪府能勢町の公益財団法人「日本アニマルトラスト」には毎年10匹前後、虐待が疑われる動物が持ち込まれる。
同法人は3年前、小型犬「カニンヘンダックス」(雌、7歳)を保護。
飼い主の交際相手にたたかれたり壁に投げつけられたりして、保護時、頭の骨が折れ、目は見えず、移動も困難な状態だった。
同法人スタッフの加賀爪啓子さん(39)は「警察の摘発は被害抑止につながる」としたうえで、「子供の頃から弱い立場の動物を守る意識を育むための教育や、動物をすぐに保護する仕組み作りが必要」と訴える。

孤独死の家に、猫や犬が残されていた 飼い主高齢化の現実

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孤独死の家に、猫や犬が残されていた 飼い主高齢化の現実

 2015年11月22日(日)  sippo(朝日新聞)



飼い主が亡くなった後の猫は・・・

飼い主の死亡で取り残されるペットが増えている。
東京都の遺品整理業者「ガーディアン」の高橋満さんは昨年9月、神奈川県の団地の一室に入った。
60歳前後の男性が布団の上で死後約4カ月たって見つかった孤独死。
作業を始めると、別の部屋の押し入れから5、6匹の猫が出てきた。
風呂場の浴槽にわずかに水がたまるだけ。
体が大きい1匹以外はやせ細り、ケンカをしたのか体には血が付いていた。
高橋さんは「首輪がゆるゆるになった犬など、遺品整理の現場でペットを見つけるのは珍しくない。可愛がっていたんだろうなあと、故人の生前を思い浮かべながら作業します」と話す。
「遺品整理士認定協会」(北海道)によると、孤独死や入院など高齢者関連の依頼の2~3割にペットが関わっているという。
環境省によると、2012年度に全国の動物愛護センターなどに引き取られた犬と猫は約20万9千匹。
引き取り条件を厳しくするなどして10年間で殺処分数は6割減ったものの、同年度は約16万1千匹が処分された。
東京都動物愛護相談センターが12年度に飼い主から引き取った327件(550匹)のうち、飼い主の死亡(22%)や入院など(18%)の理由が4割を占めた。
センターの担当者は「飼い主の高齢化を理由にした引き取り件数は今後も増え続けるだろう」。
自分が世話できなくなったあとの準備の必要性を訴えるパンフレットをつくることを検討しているという。

粘着テープでぐるぐる巻きに、ネコを虐待した疑いで男逮捕

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粘着テープでぐるぐる巻きに、ネコを虐待した疑いで男逮捕

 2015年12月4日(金) TBS系(JNN)



http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1204/tbs_151204_5589110520.html

今年10月、東京・豊島区の公園で生きたまま粘着テープで巻かれ紙袋に入れられたネコが見つかった事件で、警視庁は自営業の男を逮捕しました。
動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのは豊島区に住む自営業の男(34)です。
男は今年10月、豊島区の「南長崎花咲公園」でゴミ箱の脇で、ネコを生きたまま粘着テープで巻き紙袋に入れて捨てた疑いが持たれています。
取り調べに対し、男は容疑を認めたうえで「ネコを粘着テープでぐるぐる巻きにしてそれでもおとなしくしなかったのでトンカチでたたいた」と供述しているということで、警視庁が詳しい経緯や動機を調べています。

巨人・菅野、介助犬の普及に一役 勝ち数に応じて寄付

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巨人・菅野、介助犬の普及に一役 勝ち数に応じて寄付

2015年12月3日 朝日新聞


介助犬のための基金設立を決めた菅野(右から2人目)

プロ野球巨人の菅野智之投手(26)が3日、介助犬の育成・普及のための「菅野基金」設立を発表した。
体に障害を持つ人のパートナーで、ドアの開閉や携帯電話など特定のものを運ぶなど、24時間そばで手足となって働くのが介助犬。
ただ、日本で実働数が74頭と少なく、認知度も低い。
自身も実家で犬を飼うなどの愛犬家。
シーズンの勝ち数や奪三振数に応じて、寄付金を増やしていくという。
「モチベーションになる。どんどん、世間に伝えたい」

内戦の混乱のなか、命がけで250頭の犬を救出!無名の獣医の熱き想い

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内戦の混乱のなか、命がけで250頭の犬を救出!無名の獣医の熱き想い

2015年11月26日 Tsunayoshi

世界中で勃発する内戦、その国に生きる人々は行き場を求めて近隣の国へと逃亡していきます。
そして戦火の中、飼い主を失い取り残された多くの動物たち。
そんな動物を命がけで救出する一人の獣医師がいました。


どんな方法でも小さな命を救いたい!


ja.wikipedia.org

2011年に北アフリカのリビアで内戦が勃発、特に首都であるトリポリはデモや軍隊の激突により生活不可能な状況へと陥っていきました。
そんな内戦の最中、一人の獣医師、カール・ジャラル(Jalal Kaal)氏はトリポリから逃げないことを決意。
ジャラル獣医師という自分の立場を一番に考え、戦火に取り残された250頭もの犬を救出することに成功したのです。
ジャラル獣医師は、救出した犬を飼い主たちが引き取りに戻ってこれるように避難所を設けました。
ここでは犬だけに留まらず、猫やモルモット・亀・オウムなどもケアされています。
そして、ジャラル医師は爆弾によって怪我をした動物も探しに行き救出!
そんな彼を息子と信頼のおける人々が支えたのです。

飼い主の元へ元気な姿を届けたい!
ジャラル獣医師は、リビアで続く内戦によって救出した命が危険にさらされるのを避けるために、隣国チュニジアに引っ越すことを決心。
毎回車に救出した動物を積み込んで、戦火に巻き込まれないことを祈りながら国を行き来したのです。
そしてチュニジアへ渡る度に、避難している飼い主の元へ元気な姿の動物を届け続けました。
あえて悔やまれることと言えば、飼い主の元に届ける途中にオウムが逃げて行ってしまったことだとジャラル獣医師は話します。

無報酬でも喜んで飼い主の元へ向かいます!

www.quotidiano.net

国を越えて救出した犬たちを飼い主の元へと届けるのは並大抵のことではありません。
時には4時間も歩き続けたことも。
だからと言って、交通費などを支払ってくれる飼い主は少なく、彼の努力は無報酬で終わることがほとんどだと言います。
しかしジャラル獣医師は、「お金がもらえなかったとしても、何百回でもやり続けることが本望です」と強い信念を持っているのです。
医師は現在はリビアに戻りクリニックの改修をしつつ、内戦で傷ついた動物たちの救出を続けています。

一人でも救える命がある!「行動を起こす」という大切さ
内戦という状況は日本にいると、なかなか状況を理解することは難しい問題かもしれません。
しかし、「戦火に置き去りにされてしまった動物を何とかして救出したい!」と自分のことをかえりみずに、命がけで挑戦するJalal医師。

その信念は、私たちが学ぶべき大切な勇気の持ち方なのではないでしょうか。

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