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高齢者施設で「アニマルセラピー」

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高齢者施設で「アニマルセラピー」

2014年11月29日(土) 中日新聞


セラピードッグと触れ合うお年寄り=名古屋市熱田区の介護老人保健施設かなやまで

動物との触れ合いの場を取り入れる高齢者施設が増えている。
心を癒やし、不安などの感情を和らげる効果が期待されている。
「本当にかわいいね」。
九月下旬、名古屋市熱田区の介護老人保健施設「かなやま」。
入所している百歳の女性が、膝の上に乗せた犬のペキニーズ「ぷぷちゃん」の頭をやさしくなでた。
連れてきたのは、アニマルセラピーを行うNPO法人「アニマルファンフェアわんとほーむ」(愛知県蟹江町)。施設側が月三回訪問を依頼し、入所者が犬と交流する機会を設けている。
この日は、約二十人の入所者が犬二頭と触れ合った。
「犬は元気でいいわ」「以前、家で飼っていた」。
犬を前にして話が弾む。
普段、自室に引きこもっていたり、厳しい表情であまり言葉を発しない人も、犬が擦り寄ってくるとふわっと表情が和らぐ。
「私たち職員がどう関わっても見せないようなうれしそうな表情を、犬と接していると見せてくれるんです」。
介護支援専門員の村上雅世さん(49)は話す。
ある女性は、脳血管疾患の後遺症で不自由な手を懸命に動かし、犬をなでた。
「しっかり手を動かして触ってみてください」とNPO代表の向宇希(むかいひろき)さん(33)が声を掛けた。言葉が出にくい人には「話し掛けてみてくださいね」、認知症の症状が出ている人には「この子の名前、何でしたっけ?」と問いかけるなど、高齢者一人一人に合わせて目標を立てている。NPOの訪問先は、東海三県の小児病棟や高齢者施設など。
行き先ごとに目的が異なっており、小児病棟は子どもを楽しませることが目的。
高齢者施設の活動は、犬との触れ合いを楽しみながら自発的な行動を促すリハビリの一環という位置付けだ。
向さんらは、県内の別の老健に入所している高齢者十一人を対象に、犬との触れ合いによる効果を検証した。
「活気」「不安」など気分を示す六つの尺度のうち、「活気」は上がり、「疲労」「混乱」「不安」といったマイナス感情を示す指標は下がった。
犬嫌いの対象者も、犬好きの対象者と同じような傾向だった。
アニマルセラピーを推進している公益社団法人日本動物病院協会(東京)によると、昨年度、高齢者施設や病院などに同協会が犬などの動物を伴い訪問した回数は千二百三十二回と、十年前に比べ75%増加した。
協会の吉田尚子理事によると、首都圏では訪問依頼が多すぎて対応しきれないケースがある。(佐橋大)


カピバラの露天風呂

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《伊豆シャボテン公園》「元祖カピバラの露天風呂」スタート!!

2014年11月21日  伊豆シャボテン公園

伊豆シャボテン公園では、2014年11月22日(土)~2015年4月5日(日)まで「元祖カピバラの露天風呂」を開催いたします。
期間中には、伊豆の温泉をブレンドした「カピバラの温泉」、伊豆名産のだいだいやつばきを入れた「カピバラの変わり湯」や、長崎バイオパーク、埼玉県こども動物自然公園や那須どうぶつ王国との「カピバラ露天風呂対決」など様々なイベントを開催いたします。
また、開園55周年を記念して、32年もの歴史ある「カピバラの露天風呂」を【もっと自然に】そして【もっと身近に】感じられる展示場にリニューアルしました。
湯けむりの中でゆったりと気持ちよさそうに目を細め入浴するカピバラ一家の姿をご覧いただけます。





科名:カピバラ科
学名:Hydrochaerus hydrochaeris
和名:鬼天竺鼠(オニテンジクネズミ)
生息状況:ふつう種

カピバラは、とても大きくてブタの様に太っていますが実はネズミの仲間です。
ネズミの仲間を齧歯目(げっしもく)と分類しますが、その中でも地球上に現在存在する一番大きなねずみです。
南アメリカのパナマからアルゼンチン北東部にかけて、川のほとりの草原や湿地帯に生息しています。
その大きさは、犬の様に四肢で立った時には鼻の先からお尻まで(体長)1.1~1.3m、
地面から肩までの高さ(肩高)は50~62cm、体重は平均45kg、飼育場では最大でなんと70kgもあった報告事例もあったそうです。
例えるなら、大きさは横にした旅行用のアタッシュケース、重さはスリードアの家庭用冷蔵庫ぐらいでしょうか。
その大きな体は硬い毛に覆われています。
大人のカピバラは、タワシの様に硬く長く褐色の毛で地肌が見える程度にまばらに生えています。子供のカピバラは、逆に短く軟らかい毛がびっしりと生えています。
特徴的な体にはネズミのシンボルとも言える尾がなく、四本の足は短く、前足は後ろ足より短かいです。
前足は指が4本、後足は指が3本と本数が異なり、指の間には小さな水かきが付いて上手に泳ぐ事が出来ます。
大きな鼻と鼻の穴の割に、小さな耳と眼がちょっと不細工な顔を演出していますが、まつ毛はとても長く愛嬌がある顔です。

犬の死骸投棄、新たに男逮捕

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犬の死骸投棄、新たに男逮捕=同じペットショップ勤務―栃木県警

2014年12月2日 時事通信社

栃木県内の河川敷や山中で大量の犬の死骸が相次いで見つかった事件で、県警宇都宮東署などは2日、廃棄物処理法違反と動物愛護法違反などの疑いで、新たにペットショップ従業員菊池弘樹容疑者(21)=那須塩原市東栄=を逮捕した。
同署によると「間違いない」と容疑を認めているという。
同容疑で逮捕された無職木村正樹容疑者(39)も同じ店で働いていた。
逮捕容疑は10月30日夜、木村容疑者と共謀し、宇都宮市の鬼怒川河川敷と那珂川町の山林に、計72匹の犬の死骸と生きた犬8匹を捨てた疑い。

捨てニャいで!

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捨てニャいで!:犬に比べ多い猫の殺処分

2014年11月24日 毎日新聞


引き取りを待つ子猫たち。興味深げにカメラに近づいて来た。奥のガラス越しにも室内を観察できる。
=山口政宣撮影

ペットの飼い主に、飼育の責務があることを明記するなどした改正動物愛護管理法が施行されて1年が過ぎた。
だが、国内では依然として年間12万3400匹の猫、3万8447匹の犬が保健所などに持ち込まれ、殺処分されている(2012年度)。
犬に比べて、犠牲となる猫の数が圧倒的に多い。
各自治体では、殺処分数を減らすための取り組みを進めている。
猫を巡る各地の現状を追った。
【山田一晶】

◇「猫ルーム」を新設−−名古屋市動物愛護センター
今月18日午後、名古屋市千種区平和公園2の市動物愛護センターを訪ねた。
センターは今年3月21日にリニューアルオープン。
従来は引き取りを待つ猫たちを、ケージの中に入れた状態で見てもらっていたが、「猫ルーム」を新設し、室内で伸び伸びと動き回る様子を観察できるようにしたのが特徴だ。
ピンク色の10畳ほどの部屋には、「スタッフ猫」と呼ばれる人間に慣れた成猫と、子猫が計20匹ほど入れられている。
キャットタワー、トイレ、爪研ぎの台などもあり、室内飼いのモデルルームになっている。
猫とのふれあい時間は1日2回。
1回5組程度で、土日などには抽選になることも。
この日は、愛知県稲沢市と北名古屋市から来た女性の親子2人が申し込んでいた。
センターの獣医師、石原万理子さんから、ルーム内での注意事項の説明を受ける。
手を消毒し、室内では基本的に座ったままで、猫が近寄ってくるのを待つ。
他にも、大声を出さない、嫌がる猫を抱きしめたりしない、など。
「人間を怖がるようになってはいけないから」と石原さん。
二重扉から部屋に入ってあぐらをかき、タオルを広げると、さっそく三毛猫と、ロシアンブルーの雑種が近寄ってきて、膝の上に上がって毛繕いを始めた。
この日、デビューしたばかりの小さな黒猫が、所狭しと走り回っている。
大きな成猫は、子猫をいなしながら、私たちのにおいをかいで、部屋の中を巡回している。
10分間のふれあい時間はすぐに終わった。
この日、引き取り手を待つ猫は89匹いた。
譲渡を希望する人は20組。
「『この子が欲しい』というリクエストは受け付けていません。少しでも殺処分を減らすために、協力してもらう趣旨ですから」と石原さんは言う。
引き取りはしなくても、何度も足を運んで猫の様子を見に来る人もいるようだ。
石川登紀子所長は「コーヒーは出ませんが、キャットカフェと違って無料です」と笑った。
ふれあいや譲渡の問い合わせは市動物愛護センター(052・762・1515)。

◇イベントで自治体譲渡増の取り組み 「飼い主が責任を」
東海3県1市で2013年度に殺処分された猫は6291匹。
1481匹だった犬に比べ、4・2倍になる。全国的な傾向と同様だ。
引き取りの有料化や、昨年9月に改正動物愛護管理法が施行され、自治体が引き取りを拒否できるようになったことも殺処分の減少に影響している。
半面、この5年間を見ても、犬の処分数が下げ止まり感がある一方で、猫は依然として多い。
岐阜県では今年4月、美濃市に譲渡用の専用施設「県動物愛護センター」がオープンした。
これまでは、保健所で収容した猫の約76%、犬の約22%が殺処分されていた。
今後はこの数を半減させるのが狙いだ。
各自治体は、定期的に猫の飼い方教室やふれあいのイベントを開くことで、譲渡数を増やし、処分を減らす取り組みを続けている。
ただ、保健所などに持ち込まない代わりに、捨ててしまう例も増えることが予想される。
名古屋市では9月、粘着テープに張り付けた子猫4匹が捨てられていた例があり、話題になった。飼い主が、小さな命の面倒を見るという責任感を持たない限り、犠牲となる猫や犬をゼロにすることは難しいだろう。

クリステル・ヴィ・アンサンブル」

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一般財団法人「クリステル・ヴィ・アンサンブル」

 【代表メッセージ】

「共に、生きる。」
子供のころ、“星の王子様”という一冊の本に出逢いました。
そこに私の人生を変えた言葉があります。
“本当に大切なものは目に見えないんだよ”
“目に見えないこと”であふれているこの世の中で、人間と動物の関係に関心を持ちはじめたのは、10年ほど前からでした。
彼らに対する、私たちの無知や無関心。
多くの人にとってそれが当たり前となってしまっている現実に大きな疑問を持ち始めたのです。
相手が人間であれ、動物であれ、“無視する”ことほど、命あるものにとって酷な向き合い方はありません。
どんどん住処を奪われ、生きる場所がなくなる野生動物たち。
私たちの都合で、モノのように大量生産され、消費されるペットたち。
動物たちは、私たちと違い、自分たちの思いを声に出して訴えることができません。
彼らの“声なき声”に耳を傾け、きちんと向き合えるのか、このまま“無視してしまう”のかは、私たちの責任ある選択に任されています。
2020年のオリンピック、パラリンピック開催が決まった日本。
それは、魅力あるすばらしい国として世界に認められたということです。
しかし一方で、日本は動物の保護・福祉に関しては他の先進国に比べてはるかに遅れていると言わざるを得ません。
“共存”、“ともに人生を歩む”とは、一体どういうことなのか?
2020年、私たちは世界中からの人々を日本にお招きし、おもてなしすることになります。
このまたとない機会を、生きものたちとの共存を見直すチャンスとするために、私はこの財団を設立しました。
私たちの気持ちが少しでも彼らに寄り添い、健全な支え合いをとりもどすことで、日本が本来持っていた、たくさんの思いやりや知恵が、再び甦ってくれることを信じています。
2014年5月29日

【財団の理念】

野生に暮らす生きものたちは、互いにつながり支えあい、その生態系は精妙なバランスで自然環境を構成しています。
私たちの身の回りにあるほとんどのものが、豊かな自然の恵みに由来するもの。
彼らは、人間の生活を支えてくれている友人です。
犬や猫など、人間と暮らすペットは、人間に癒しを与えてくれます。
言葉は通じなくても、気持ちは通じています。
楽しいときだけでなく、つらいとき、悲しいとき、いつも私たち人間を支えてくれる家族です。
私たちは、人間を含めお互いの命が共存・共生し、調和する社会の実現を目指しています。
声なき声に耳を傾け、あらゆる命の可能性を見つめながら、互いに支えあえる社会の実現を、より深く追求していきます。

【財団について】

一般財団法人
CHRISTEL VIE ENSEMBLE
(クリステル・ヴィ・アンサンブル)
VIE ENSEMBLEは、フランス語で「ともに人生を歩む」「一緒の命」という意味。
同じ価値の命がお互いに支えあう社会、共存・共生する社会の実現への願いを込めています。

【写真について】

この財団を立ち上げるに際し撮影されたこれらの写真は、滝川クリステルの愛犬アリスの故郷であり、また、東日本大震災で津波の被害にあった福島で撮られたものです。
震災後の混乱の中、助けられた命と不幸にも救えなかった命があります。
そんな中、奇跡的に救出されたのが、このアリスでした。
アリスの故郷の浪江町には変わらず足を踏み入れることはできませんでしたが、縁あって出逢えたこの小さな命とのつながりを想い、また今でもなお、助けを求めている多くの命がここ福島や保健所、シェルターにいることを伝えたく、敢えて福島での撮影となりました。
撮影に協力していただいた操上和美さんに改めて御礼申し上げます。








                                                以 上

滝川クリステルさんは、「命の花プロジェクト」の学校を訪問しブログの中で取り上げています。
「命の花プロジェクト」はテレビでも放映されました。
当会のブログにも載せています。
その「命の花プロジェクト」が本として発売され私は購読しました。
滝川クリステルさんのブログと書籍について数回に渡り「命の花プロジェクト」を当会のブログに掲載してまいります。

殺処分回避の「犬引き取り業」劣悪環境で保管

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殺処分回避の「犬引き取り業」劣悪環境で保管も

2014年12月06日 読売新聞


「引き取り業」の男性が犬を飼育している施設(6日、栃木県内で)=金山真梨撮影



栃木県で小型犬の死骸が大量に見つかった事件で、廃棄物処理法違反などの疑いで逮捕された元ペットショップ店員、木村正樹容疑者(39)は、廃業したブリーダー(繁殖業者)から有料で引き取った犬を捨てていたことが分かった。
ブリーダーなどの犬猫を自治体が引き取らなくなる中、引き取り業者の存在が注目を集めている。「引き取り業」。同県北部に住む60歳代男性の名刺には、こう書かれていた。
男性によると、仕事の内容は、県内外のブリーダー、ペット店で不要になった犬や飼われていた犬を引き取り、別の業者や家庭に売ること。
病気の犬や繁殖に適さない犬ほど世話するのに手間がかかるため、高い料金で引き取っているという。
これまで行政に保護された捨て犬の大半が殺処分されてきた。男性は「犬をリサイクルし、殺されない道を探すために我々のような存在は必要。ほかにも同業者はいる」と強調した。
「引き取り業者」について、あるブリーダーは「劣悪な環境で犬を保管し、死んだり手に余ったりすれば捨てると聞いている」と話すが、この男性は「10年以上この仕事をしているため、自分には多くの転売先がある」と説明する。
男性の施設には手作りの小屋があり、柵の中などで約100匹の犬が飼われていた。

小型犬80匹を遺棄・放置したとして、11月に逮捕された木村容疑者は、県警の調べに「これまでに犬を引き取ったことが何度かある」「売れる犬は売り、後は譲るつもりだった」と供述し、「引き取り業」を仕事にしていたとみられる。
80匹は愛知県半田市の女性ブリーダーが飼っていたものだった。
女性によると、廃業を決めた際に連絡したのが、かつてペット関係のイベントで知り合った木村容疑者だった。
「100万円払ってくれたら全部引き取る」と言われ、その通りにした。
木村容疑者は犬を木箱いっぱいに押し込み、トラックに積んで立ち去ったが、多くの犬が、愛知からの輸送中に劣悪な環境で死んだとみられる。

環境省によると、ブリーダーやペット店は、ピーク時の2011年には全国で約2万4000業者が登録していたが、その後、2500以上減少した。
一方で、廃業したペット店などから犬猫を引き取ると大量に殺処分することになるため、自治体はそれを避けようと、数年前から引き取らなくなった。
さらに昨年9月の改正動物愛護管理法施行で、自治体の引き取り拒否が明文化された。
環境省は「譲渡先も含め、最後まで業者が責任を持つべきだ」とする。

氷点下の山中で愛犬2匹抱いて暖取り

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氷点下の山中で愛犬2匹抱いて暖取り一夜 京都で主婦遭難、保護

2014年12月9日(火)  産経新聞

8日午前1時ごろ、兵庫県川西市の主婦(35)の夫から「妻が山で遭難した」と110番があった。
主婦は2匹の飼い犬とともに亀岡市にある半国山(標高約744メートル)に登っており、府警と消防が20人態勢で捜索。
午前7時40分ごろ、中腹の登山道で女性を保護した。
7日夜から8日朝にかけ、山中は氷点下の寒さだったが主婦は連れていた2匹の犬を抱いて暖を取り、一晩を過ごしたという。
亀岡署によると、主婦は7日午後2時ごろ、飼い犬2匹を連れて1人で入山。
食料はあめとチョコレートだけだった。
「道を外れ、迷っているうちに暗くなってしまった」と話しており、夫に携帯電話で連絡を取り、遭難していることが判明したという。

小型犬 飼う責任考えて

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小型犬 飼う責任考えて 大量放棄、保護 全国で増加

2014年12月9日 福井新聞


動物管理センターで保護されている小型犬=兵庫県姫路市で

体が小さく室内飼いに向くため人気の小型犬が飼育放棄されたり、迷子で保護されたりするケースが増えている。
各地で小型犬の大量遺棄事件も相次ぎ、飼い主の間での小型犬ブームが背景にあるとの指摘も。
クリスマスの贈り物として人気だが、動物愛護団体は「責任を持って世話できるか考えて」と訴えている。
10月末、栃木県の河川敷で小型犬の死骸が多数見つかり、栃木県警は元ペットショップ店員を逮捕した。さらに山梨県や佐賀県などでも遺棄事件が次々と発覚。
新潟県でも少数ずつ同時に数カ所で遺棄された例があったといい、小型犬ブームに便乗した業者の仕業ではとの声も上がる。
「かわいい!」。
川崎市内のペット店で来店者が展示の子犬に歓声を上げていた。
「この時期、プレゼントに買う人が多い」と店員。
うち九割以上が小型犬という。
ペットフード協会の昨年の調べでは、1位のミニチュアダックスフントをはじめ国内で飼育中の約1087万匹のうち12位までを小型犬が独占。
かつて人気だった大型のラブラドルレトリバーは13位にとどまった。



全国で遺棄、保護される小型犬の数は統計がなく不明だが、「飼う方が増えているので、当然保護も増加します」と話すのは動物愛護団体「新潟動物ネットワーク」の岡田朋子代表。
室内で暮らす小型犬は迷子になると帰り道が分からなくなる恐れが高く、目印の首輪を着けないことも。
飼い主を捜し出せるよう、迷子札や情報を入れて体内に埋め込むマイクロチップの装着を呼び掛ける。
小さいが故に家庭でも複数を同時に飼いやすく、増えすぎて放棄に至る例もある。
兵庫県姫路市動物管理センターは今年、個人で繁殖させ飼えなくなったミニチュアダックスフントを一度に44匹引き取った。
ペットを物のように集めたがる飼い主について同市保健所の毛利好孝所長は「飼育する人の心の問題。福祉や保健の担当が連携して対応する必要がある」と話す。
「子犬がかわいいのは分かるが、避妊や去勢手術はすべきだ」と同センターの今井真由美所長。例年引き取り全体の3~4割だった小型犬が、今年は85%に。
「命と暮らすことを認識してほしい。『子どもや孫が喜ぶ』『小さいから大丈夫』などと気軽に小型犬の子犬を買うのは考えものです」


動物と触れ合い笑顔

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2014念12月10日(水) 福井新聞

(クリックで拡大できます)

命の花プロジェクト1

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青森県立三本木農業高校の生徒たちが行っている「命の花プロジェクト」。
テレビで大きな反響を呼び、当ブログでも紹介してきました。
このたび、2つの「いのちの花」書籍が発売され、私は既に購読しました。
皆さんも是非とも購読していただきたい本です。
動物たちの命の大切さというものがひしひしと伝わってきます。


人間の骨は大切にされるのに、どうしてペットの骨はゴミなの?
TV報道で話題に!
「無念の思いを美しい花に咲かせたい」女子生徒たちは立ち上がった!
大人も涙する感動物語。

『いのちの花』 ~ ペットの殺処分0を願う女子高生たち
1,404円(税込)1,300円(税抜)
発売日:2014年08月
著者/編集:綾野まさる, 水沢そら
出版社:ハート出版
サイズ:単行本
ページ数:158p

 


2012年3月、青森県立三本木農業高等学校動物科学科の生徒たちは、青森県動物愛護センターに見学に行き、骨がゴミになることを初めて知りました。
本書の著者、向井愛実(むかいまなみ)さんらは、その事実に大変ショックを受け、殺処分された動物たちの骨を土にかえし、花として生まれ変わらせてあげたいと・・・「命の花プロジェクト」がスタートしました。
現在、岩手県内でトリマーになることを目指す向井さんは8月28日、自らの体験を本にまとめました。

『いのちの花』 ~ 捨てられた犬と猫の魂を花に変えた私たちの物語
1,188円(税込)
WAVE出版
発売日:2014年08月

我が家の愛犬「サブー」が17歳

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我が家には3匹の犬がいます。
その中の最年長「サブー」(北海道犬)が12月15日(月)で17歳になりました。
小型犬・中型犬・大型犬によって平均寿命・歳が異なってきますが(小型犬ほど平均寿命は長い)、「サブー」は中型犬で、人間の歳でいうと約85歳ぐらいです。
ここに至るまでにはいろいろありました。
昨年9月、体調を悪くし立つこともままならずやっと立ってもゆっくりふらふらと歩く状態でした。
いつもの餌も食べず、小さな犬用ビスケットを与えると一つ、二つ、となんとか食べる状態でした。
その時の状態のブログです。

2013年9月21日のブログより(一部)

愛犬「サブー」の様態急変・・・そして回復

9月12日(木)
午後2:30頃に外から帰ってくると、いつもの通り耳が後ろのほうに傾き、尻尾を振って笑顔で迎えてくれました。
これがなんとも言えない犬を飼っている喜び・癒しを感じます。
ところが3時間ほど経って急に体調が一転し悪くなり、下痢・嘔吐をし全く元気がなくなりました。
ウォーン・ウォーンとか細い寂しそうな声を出していました。
エサをあげても食べません。
尻尾が下がり、歩くのもヨタヨタしていました。
年齢は15歳9ヶ月、人間の歳でいえば80歳を超えています。
もうそろそろお別れの時がきたのか・・・
まさに生と死の間をさまよっている状態でした。
覚悟はしていましたが、とても寂しい気持ちになりました。




しかし、奇跡的といいますか徐々にですが回復の方向に向い、1週間後には元気な時と同じように餌も食べ、散歩にも行くようになりました。
その後、元気な状態で過ごしてきましたが、ここ数ヶ月前から年老いた状態を実感してきました。
散歩に行くのを嫌がるようになり、その代わりといいますか室内を歩き回っています。
また、時々室内でおしっこをするようになり、おしめを着けようとすると嫌がって怒ります。
特にこの時期、雨や雪の気候になってきたから外に出るのを嫌がってと思います。
比較的天気の良い時は外でします。
そして、コタツに入っていても、台所で食事をしていても、いつも傍に寄ってくるようになりました。
時には夜、私が寝ている傍に来て一緒に寝ます。
極端な時には布団の上に乗ってきて寝ます。




よく寝るようになりました。
これからも元気でいてほしいです。
犬って癒されます。
特に室内飼いは良さを感じます。

児童文学作家「井上夕香」さん死去

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児童文学作家「井上 夕香(いのうえ・ゆうか)」さん 死去

11月11日、胆管細胞がんのため死去されました。
79歳でした。
東京都出身。
葬儀・告別式は近親者で行われました。
著書には、「実験犬シロの願い」、「しあわせな動物園」、「星空のシロ」、など多くの児童書があり人々に多大の感銘を与えました。
著書など詳しくはホームページをご覧ください。
亡くなられ非常に残念でさびしいですね。
ホームページ:http://yukainoue.web.fc2.com/





保護・収容動物のお知らせ

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二州健康福祉センター(敦賀市)に1匹の成犬が収容されています。

保護・収容日:平成26年12月19日(金)、公示終了日:平成26年12月22日(月)
捕獲場所:敦賀市 山泉 グリーンタウンやましみず台
柴犬系、中型犬、性別メス、年齢老齢、毛は黒茶色で短毛、首輪赤色首輪着用、一部係留ロープ付き



飼い主の方、お心当たりのある方、至急センターへ電話をしてください。
センターへの電話は、0770ー22-3747、です。
どうか皆さまのご協力をお願いします

ペットを捨てないで

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2014年12月19日(金) 福井新聞ぷりんより






紐で口元縛られ裂傷のワンちゃんの里親募集! 11月30日にブログに掲載のワンちゃん。
まだ里親さんが現れません。
皆さんどうかこのワンちゃんが幸せな生活を送れますようご協力をお願いします!


シュナウザー系Mix、雌、2~4歳

連絡先は下記にお願いします。

「動物たちとの共生を推進する会」
Eメール:wanwanworld2007@yahoo.co.jp
携帯電話:090-9769-3092
氏名:代表 藤田幸雄

「さくら通り動物病院」
Eメール::sa-ah@sakura-ah.com
TEL:0776-29-7616
FAX:0776-29-7626
氏名:院長・獣医師 北岡大輔

保護犬、里親さんにもらわれていきました!

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さくら通り動物病院の院長先生よりメールをいただきました。

さくら通り動物病院で保護されていたワンちゃん、今日もらわれていきました!!
県外の方で、わざわざ病院まで来られたとのことです。
感謝感激です!!
今までの状況を十分知っておられる方だと思います。
ワンちゃん、これから幸せな犬生を送ってくれることと里親さんに感謝です。
数ヶ月の間、献身的な治療をされ、元気な体に回復した、さくら通り動物病院さんの努力の賜物です。
こんなうれしいことはありません。
皆様のご支援・ご協力ありがとうございました。

<11/27現在の写真>









保護・収容動物のお知らせ

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二州健康福祉センター(敦賀市)に2匹の成犬が収容されています。

保護・収容日:平成26年12月19日(金)、公示終了日:平成26年12月22日(月)
捕獲場所:美浜町 佐柿 小浜ヤンマー付近

雑種、中型犬、性別オス、年齢数歳、毛は黒白色で短毛、青色首輪着用



雑種、中型犬、性別メス、年齢数歳、毛は茶白色で短毛、赤色首輪着用


飼い主の方、お心当たりのある方、至急センターへ電話をしてください。
センターへの電話は、0770ー22-3747、です。
どうか皆さまのご協力をお願いします

学校犬「シロ」天国へ

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大野・上庄中「愛犬」死ぬ
お別れ会「笑顔与えてくれた」

2014年12月23日(火) 日刊県民福井


13年間、上庄中生徒たちに愛されていたシロ=2008年2月21日


シロのお別れ会で、生徒たちに語り掛ける勝矢和宏さん=22日、大野市上庄中学校で

大野市稲郷(とうごう)の上庄中学校で長年飼われていた雌犬「シロ」が今月初め、老衰で死に、二学期終了の22日、同校でお別れ会が開かれた。
給食のパンが大好物で、授業中はほえず、生徒と散歩に行くのを楽しみにしていたシロ。
13年間で延べ約五百人の卒業生と教員を見送ってきた。
お別れ会で生徒らは、みんなのアイドルだったシロに「ありがとう」を伝えた。
(尾嶋隆宏)

シロが学校に姿を現したのは2001年ごろ。
校門の傍らにちょこんと座り、生徒たちの朝のあいさつを見ていた。
交通事故に遭い、脚をけがしたのをきっかけに、当時教諭だった勝矢和宏さん(55)=県立奥越高原青少年自然の家勤務=らが、学校で飼おうと決めた。
小屋は廊下のすぐ外にあり、4月には新入生で必ずあふれた。
世話は生徒から募った「シロボランティア」が担当。
朝昼の散歩や餌やりだけでなく、シャンプーもしてあげた。
しかし、年齢のせいか今年夏ごろから足が弱り、散歩にも行けないようになり、この3日に息絶えた。
5日の出棺には、生徒らがペット用の段ボールの棺に入れられたシロの周りに花を添えたりして別れを告げた。
この日のお別れ会は、全生徒と教職員ら115人が参加。
祭壇の前で、川田信行校長が「日中はみんなに愛嬌(あいきょう)を振りまき、夜は学校を“一人”で守ってくれた。天国で大好きな散歩を思う存分してほしい」と語り、生徒会長で三年の山内哲也君(15)が「上庄中に明るい笑顔を与えてくれて、本当にありがとう」と述べた。
計8年間、シロと学校で過ごした勝矢さんが「こんなにもたくさんの人と出会え、こんなにもたくさんの思い出を持った犬はいないぞ」と話すと、むせび泣く生徒の姿も。
最後に全員で合掌して感謝の気持ちを伝えた。





共に12年半「ありがとう」 生徒ら別れ惜しむ

2014年12月23日 福井新聞


シロとの別れの式で黙とうささげる生徒たち=22日、福井県大野市上庄中



学校のアイドルとして愛されたシロ=大野市の上庄中(同校提供)

福井県大野市上庄中で12年半にわたり飼育され、学校のアイドルとして親しまれた雌犬の「シロ」が今月3日に死去した。
別れの式が22日、同校で行われ、生徒たちはシロの死を悼み、安らかな眠りを祈った。
体長約1メートルの雑種のシロは2002年春ごろ、同校に度々現れるようになった。
左の後ろ足が不自由で、見かねた当時の同校野球部の顧問が保護。
学校に掛け合い、生徒たちとともに飼育することになった。
体毛が白かったことからその名が付けられた。
生徒たちは「シロ・ボランティア」を立ち上げ、毎日当番制で餌やりや散歩などの世話をしてきた。活動は毎年引き継がれ、08年には奥越青少年愛護センターの善行青少年表彰を受けた。
シロは休憩時間に生徒と触れ合ったり、放課後は野球部の練習を見守るなど生徒たちと日々を過ごし、運動会や文化祭などにも参加。
卒業式にも出席して500人以上の生徒を見送ってきた。
推定14~15歳と高齢となったシロは足腰が弱り、今年春ごろには散歩もできない状態に。
先月末、体調を崩し今月3日、息を引き取った。
悲報を聞いた卒業生や地元住民が5日の出棺まで次々と同校を訪れ、花を添えるなど別れを惜しんだ。
別れの式には生徒ら約120人が参加。
黙とうに続き川田信行校長が「昼は愛嬌(あいきょう)を振りまき、夜は学校を守ってくれた。これからは天国から見守って」と遺影に呼び掛けた。
生徒会長の山内哲也君(3年)は「もっといてほしかった。命の大切さを教えてくれてありがとう」と述べた。
当時の野球部顧問で長くシロを世話してきた奥越高原青少年自然の家の勝矢和宏青少年指導課長(55)は「たくさんの人と出会えたシロは世界一幸せな犬。最期まで面倒を見てくれてありがとう」と生徒たちに語り掛けた。
約30分間、5日の出棺の様子などを映像でしのんだ。



生徒らシロと涙の別れ~大野市・上庄中学校の飼育犬

2014年12月22日 福井テレビ

大野市の上庄中学校で13年以上にわたり飼育されていた犬、シロが12月3日にその生涯を終えました。
学校や地域の人たちに愛されたシロを偲び、22日別れの式が行われました。
上庄中学校のアイドル的な存在だったシロ。
平成13年の秋に学校に迷い込んだメスの犬です。
当初、学校での飼育には慎重な意見もありましたが、足をけがしていたことから生徒たちがボランティアで世話を続けることになりました。
人なつっこい性格で、生徒だけでなく住民にも愛されたシロ。
13年間、たくさんの卒業生を見送ってきましたが、12月3日にその生涯を閉じました。
22日の別れの式では、シロを学校で飼うために奔走した当時の教頭、勝矢和宏さんらが別れの言葉を送り、元気だった頃の映像を見ながらシロを偲びました。
生徒たちは、シロの死を通して命の尊さと向き合っていました。

保護・収容動物のお知らせ

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二州健康福祉センター(敦賀市)に1匹の成犬が収容されています。

保護・収容日:平成26年12月24日(水)、公示終了日:平成26年12月27日(土)
捕獲場所:敦賀市 木崎 地係
紀州犬系、大型犬、性別オス、年齢数歳、毛は白色で短毛、首輪無し



飼い主の方、お心当たりのある方、至急センターへ電話をしてください。
センターへの電話は、0770ー22-3747、です。
どうか皆さまのご協力をお願いします

ボクサー犬に通行人かまれる

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ボクサー犬3匹逃げ出す 通行人かまれ4人けが 福岡

2014年12月22日 朝日新聞

22日午後2時50分ごろ、福岡市西区姪の浜2丁目で「大型犬3匹が人にかみついている」との110番通報があった。
福岡県警西署によると、犬は、現場近くで開業している男性医師(66)=同市中央区=が飼育中のボクサーの成犬3匹。
フェンスで囲み、扉を施錠した場所で飼っていたが、逃げ出した時には鍵がかかっていなかったという。
同署が当時の詳しい状況を調べている。
犬は、歩いていた会社員の男性(58)ら33~65歳の男女4人の足などをかんだ後、飼い主に保護された。
男性は、ふくらはぎを数針縫うけが。
4人は病院で手当てを受けるなどしたが生命に別条はないという。
現場は市営地下鉄姪浜駅から北に約800メートルの住宅や大型店が並ぶ一角。
近所の男性は、犬が飼われていた周辺では夏場に異臭がすることがあり、管理が行き届いていない印象を受けていたという。
「近所の子どもがかまれるのではと心配だった。飼い方を改めてくれれば」と話した。
家庭犬しつけインストラクターの福島みゆきさん=同県宗像市=によると、ボクサー犬は大型で闘犬の血が入っており、飼い主には忠実だが、他人には警戒心が強いという。
福島さんは「かなり慎重な飼育が必要。複数を飼うのは難しいのでは」と指摘。
中庭などで出入り口を二重扉にするなど、「うっかり人が入ったり犬が逃げたりするのを防ぐ飼育環境が理想的だ」と話している。


ボクサー犬:事件の犬とは関係ありません。

口元縛られ裂傷 置き去りの犬、東京の男性が里親に

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口元縛られ置き去りの犬、東京へ 男性引き取り「ココロ」と命名

2014年12月27日(土) 福井新聞


里親の吉川さんと散歩する「ココロ」。
口元に傷痕が残るが、新しい環境が気に入っている様子だという=東京都(吉川さん提供)

口の周りにひもで縛られたとみられる深い傷を負い、福井県福井市の動物病院で保護されていた雌の雑種犬が、東京都内の男性に引き取られた。
「ココロ」と名付けられた犬は元気を取り戻し、新しい飼い主の愛情を受け散歩を楽しんでいる。
雑種犬は10月3日、同市花月3丁目の「さくら通り動物病院」前に置き去りにされていた。
傷は幅約1センチで、両あごを一周する形で皮膚が削られたような状態だった。
発見時はやせ細っていたという。
2~4歳とみられる。
治療した同病院が新しい飼い主を探していたところ、11月下旬に東京都東大和市の吉川彰治さん(45)から引き取りの申し出があった。
検索サイトに掲載された福井新聞社のホームページ「福井新聞ONLINE」の記事で犬のことを知ったという。
今月22日に病院を訪れ、東京に連れて帰った。
吉川さんは、東日本大震災で飼い主が被災した福島県の犬や虐待を受けた犬、保護された老犬など20匹近くの面倒をみてきた。
妻と2人で暮らす自宅マンションには10匹以上の犬がおり、翻訳の仕事の合間に散歩に出掛けている。
吉川さんは「口の傷はかなり良くなったと思うが、心に負った傷は消えないだろう。最近は動物虐待が増えているように感じる。自分たちが少しでも癒やしてあげたい」と話す。
「ココロ」は、他の犬とも仲良くなり、新しい環境が気に入った様子だという。
(大谷純平)

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