若狭健康福祉センター(小浜市)に1匹の成犬が収容されています。
保護・収容日:平成26年11月6日(木)、公示終了日:平成26年11月9日(日)
捕獲場所:小浜市竜前地係
雑種、中型犬、性別オス、年齢不明、毛は茶黒色で短毛、首輪無し
飼い主の方、お心当たりのある方、至急センターへ電話をしてください。
センターへの電話は、0770ー52-1300、です。
どうか皆さまのご協力をお願いします
若狭健康福祉センター(小浜市)に1匹の成犬が収容されています。
保護・収容日:平成26年11月6日(木)、公示終了日:平成26年11月9日(日)
捕獲場所:小浜市竜前地係
雑種、中型犬、性別オス、年齢不明、毛は茶黒色で短毛、首輪無し
飼い主の方、お心当たりのある方、至急センターへ電話をしてください。
センターへの電話は、0770ー52-1300、です。
どうか皆さまのご協力をお願いします
栃木の犬の大量死、死体にチップ 県警、飼い主特定急ぐ
2014年 11月8日(土) 朝日新聞
栃木県で数十匹の犬の死体が相次いで見つかった事件で、先月末に宇都宮市の鬼怒川河川敷で発見された死体から、飼い主の情報が入ったマイクロチップが見つかったことが捜査関係者への取材でわかった。
県警は死因の分析を進めるとともに飼い主の特定を急ぐ。
捜査関係者によると、マイクロチップは1匹の首付近の皮膚の下に埋め込んであったという。
県などによると、チップは一般的に飼い主の名前や住所、電話番号を調べられる数字が記録されており、迷子の動物の飼い主を捜すことができる。
環境省が近年、埋め込みを推奨しているという。
犬の死体は宇都宮市で44匹、同県那珂川町で27匹が見つかっている。
県警は同一犯の可能性もあるとみて、廃棄物処理法違反の疑いで調べている。
<栃木・犬大量死>繁殖業者が遺棄か 人気犬種に偏り・・・
2014年11月8日(土) 毎日新聞
生きていた犬
◇「改正動物愛護法が影響か」
小型愛玩犬ばかり計71匹の死骸が栃木県内の2カ所で相次いで見つかった事件は、県警が廃棄物処理法違反の疑いで調べているが、容疑者の特定には至っていない。
ミニチュアダックスフントなど一部の人気犬種に偏っており、捜査関係者は繁殖業者が遺棄した可能性があるとみている。
目立った外傷はなく、薬物の投与を疑う業界関係者もいる。
県警によると、犬の死骸は10月31日と11月1日に宇都宮市の鬼怒川河川敷で44匹、同月5日には西に約20キロ離れた那珂川町の林道わきの崖下で27匹が発見された。
死因は明らかになっていない。
那珂川町の現場周辺では、一緒に捨てられたとみられる5匹が生きたまま保護された。
二つの場所は近くを同じ国道293号が通る。
発見された犬はミニチュアダックスフント、トイプードル、コーギーなど犬種が不明なものを除けば全て純血種だった。
歯石の付着状況から推定される年齢は5~10歳。
ほとんどが避妊・去勢手術を受けていなかった。
雌は乳房の大きさから、複数の出産経験があるとみられる。
健康管理は行き届いておらず、多くはやせ細り、爪も伸びていた。
人気犬種に偏り、遺棄された頭数が多いことから、捜査関係者は「飼い犬とは考えにくい。繁殖業者が捨てた可能性がある」と話す。
宇都宮市の現場では、飼い主の情報が入ったマイクロチップを埋め込んだ犬の死骸も見つかっており、県警は容疑者特定の鍵になるとみて捜査している。
多くの犬が遺棄された背景として、東京都内の元繁殖業者の男性(48)は「昨年9月施行の改正動物愛護法が影響しているのではないか」と指摘する。
法改正で自治体は、業者からの引き取り依頼を拒否できるようになった。
小型犬は出産を重ねると1回に産む頭数が少なくなる傾向があり、業者にとっては飼育経費がかかり負担になる。
この男性は「養いきれない犬を薬物で処分し、山などに捨てる悪質業者も多い」と業界の舞台裏を明かし、「今回も薬物を使った可能性がある」と指摘した。
動物愛護団体「日本動物福祉協会栃木支部」の川崎亜希子支部長は「業者の仕業だとすれば、ペットを単なる商売道具として見ているとしか思えない。身勝手な考えが、動物の一生を台無しにしている。もっと動物の命について考えて仕事をしてほしい」と憤っている。
【加藤佑輔、田中友梨】
犬遺棄:佐賀県でマルチーズ30匹保護
2014年11月11日(火) 毎日新聞
佐賀県で保護されたマルチーズ=佐賀県提供
佐賀県内で10月19日〜11月5日の2週間余りの間、生きたまま放置された小型犬のマルチーズ計18匹が保護されたことが県への取材で分かった。
これとは別に、個人に保護されたマルチーズもいることを民間団体が把握しており、県と合わせて保護されたのは計約30匹に上る。
うち2匹は死骸で見つかった。
県は「短期間に同一犬種がこれほど大量に県内で保護されたのは初めて。県外から持ち込まれた可能性もある」としている。
県によると、佐賀や小城市など県内8市町で相次いで発見され、保健所や警察に届けられた。
いずれも首輪はなく、健康状態が悪かった。
また、動物愛護団体「ハッピーボイス」(佐賀市)によると、10月中旬〜11月初旬、県内で個人に保護されたマルチーズもおり、遺棄の疑いがあるのは県の保護分と合わせ計約30匹。
うち2匹は佐賀県神埼市内で死骸で見つかったという。
県が保護した18匹のうち13匹のマルチーズは新たな飼い主に引き取られた。
残りの飼い主を募集している。
佐賀県生活衛生課は「保護した犬はできる限り殺処分しない」としたうえで「遺棄は犯罪行為であり、警察や近県と連携して対策を強化したい」と話している。
栃木、群馬両県でも大量の小型犬が保護されたり、死骸で見つかったりしている。
背景には昨年9月施行の改正動物愛護管理法で、自治体が業者からの引き取り依頼を拒否できるようになったことが指摘されている。
【生野貴紀】
河川敷に「犬の死骸」44匹、更に・・・
「子犬工場のビジネスモデルはもう通用しない」と弁護士
2014年11月12日 弁護士ドットコム
栃木県の宇都宮市と那珂川町で、大量の犬の死骸が発見された——こんなニュースが11月上旬、話題になった。
犬の死骸は、10月31日と11月1日に宇都宮市の鬼怒川河川敷で44匹見つかった。
11月5日には那珂川町の山中で、27匹の死骸と衰弱した犬5匹が発見されたという。
報道によると、発見された犬はいずれも毛玉がひどく、爪がのびており、一部の犬は蚊が媒介する伝染病「フィラリア」に感染していた。
犬種はミニチュアダックスフントやトイプードルなどの人気犬種で、雌犬の多くは数回出産した形跡があった。栃木県警は、悪質な繁殖業者らが劣悪な環境で犬を飼育し、処理に困って捨てた可能性があるとみているという。
何の罪もない犬たちが死骸となって発見された今回の事件には「酷すぎる」「あり得ない」「絶対に許せない」と非難する声がネットで広がった。
犬を捨てたとみられる繁殖業者は、何らかの罪に問われるのだろうか。
動物愛護法にくわしい細川敦史弁護士に聞いた。
●繁殖業者はどんな罪に問われるのか?
「動物の死体は、一部の例外を除き、廃棄物処理法上の『一般廃棄物』に該当します。
犬の死体を捨てたのであれば、いわゆる不法投棄として廃棄物処理法違反となります。今回のケースで、警察は廃棄物処理法違反で捜査を進めているようです」
廃棄物というのは、あんまりな気がするが・・・。
まだ生きている犬もいたが、そちらはどうなのだろうか?
「生きている状態の犬を捨てると、捨てた場所や状況によっては、動物愛護管理法の動物遺棄罪が成立します。
ネットでは、犬をモノ扱いせず、動物遺棄罪で捜査すべきとの意見が散見されますが、警察は初動段階の事実関係から、そうした形で捜査を進めているだけで、最終的な判断ではないでしょう」細川弁護士はこう述べる。
●動物は「大量生産・販売・消費」のシステムになじまない
今回の犬たちは、悪質な繁殖業者によって捨てられた可能性があると、警察は見ているようだ。業者はどのような対応を取るべきだったのだろうか。
「業者が、繁殖に適した年齢を過ぎた犬などを自治体に引き取ってくれるよう求めても、拒まれる可能性があります。これは、昨年施行された法改正によるものです。
繁殖業者には、管理できなくなるような頭数を飼育しないこと。そして繁殖を引退した犬については、引き取り先を探して、余生を全うさせることが求められています」
犬を繁殖させ、育てる人たちは「ブリーダー」と呼ばれている。
これに対し、犬を無計画に繁殖し、経営に行き詰まったら処分する悪質な繁殖業者は、「パピーミル(子犬工場)」と呼ばれるのだと、細川弁護士はいう。
「命ある動物は、単なる『モノ』とは違い、大量生産・販売・消費のシステムにはなじみません。
このような考え方が社会に広まるにつれ、ペット販売の法規制が強まってきました。その結果、従来のビジネスモデルは通用しなくなっています。
こうした流れに付いていけず、事業が立ち行かなくなった繁殖業者は、ペット用品の販売などに転換するか、ペット産業自体から撤退することも現実的な選択ではないかと思います」
このように、細川弁護士は指摘していた。
(弁護士ドットコムニュース)
細川 敦史(ほそかわ・あつし)弁護士
2001年、弁護士登録。
交通事故、相続、労働、不動産関連など民事事件全般を取り扱いながら、ペットに関する事件や動物虐待事件を手がける。
動物愛護管理法に関する講演やセミナー講師も多数。
ペット法学会会員。
小型犬遺棄、全国で220匹 繁殖適さず不要に
2014年11月16日 日本経済新聞
小型犬の大量遺棄が後を絶たない。
ペットを終生飼育する義務を定めた改正動物愛護法が昨年9月に施行されて以降、山中などにまとめて放置された犬は全国で少なくとも約220匹に上った。
大半は人気種の成犬で、年齢に伴って繁殖に使えなくなり、業者が捨てた疑いが指摘されている。
衰弱したトイプードルや水たまりで息絶えていたチワワもいた。
栃木県で先月末に大量の犬の死骸が見つかった後、不法投棄が疑われる例が各地で発覚した。
共同通信の集計によると、これまで判明したのは、栃木95匹、群馬11匹、埼玉46匹、山梨39匹、長崎7匹。
佐賀ではマルチーズ21匹を県が保護し、ほかに数匹を動物愛護団体が確認した。
栃木県警は廃棄物処理法違反などの疑いで捜査中だ。
改正動物愛護法は自治体が業者から犬猫の引き取りを求められても拒否できると明記している。
取材に対し、全ての都道府県は「現在は業者からの引き取りは原則断っている」としている。
一方で、ある自治体担当者は「引き取りを規制されても捨てればいいという考えが一部でまかり通っている」と話す。
関東の繁殖業者は「不要な犬を安楽死させたり、庭に埋めたりする業者もいる。見つかったのは氷山の一角だ」と打ち明けた。
山梨では昨年春にも計33匹が湖畔や山中で見つかっており、不法投棄は改正法施行前から横行していた可能性がある。
日本動物福祉協会栃木支部の川崎亜希子さん(43)は「私たちも消費行動を改めないと不幸の連鎖につながる。ペットショップに並ぶ子犬の親はどうなっているのか、想像してほしい」と訴えている。〔共同〕
栃木、犬80匹遺棄容疑で男逮捕 元ペット店員「処分に困った」
2014年11月18日 共同通信
栃木県内で小型犬の死骸が相次ぎ放置されていた事件で、栃木県警は18日、犬80匹を捨てたとして廃棄物処理法違反と動物愛護法違反などの疑いで、栃木県那須塩原市、無職木村正樹容疑者(39)を逮捕した。
県警によると、木村容疑者は県内外の複数のペットショップで勤務していたことがあり、「販売や譲渡をしようと、生きた犬を無料で引き取ったが、木箱に入れてトラックで搬送する途中に死んでしまった。処分に困って捨てた」と供述している。
県警は犬の死因や経緯を調べている。
木村容疑者は11月11日午前、宇都宮東署に自首。
「1人でやった。報道され、捕まると思った」と話している。
犬にかまれ7人けが 中津 登校の児童ら
2014年11月19日(水) 大分合同新聞
登校中の小学生らにかみついて保護された犬=19日午後0時18分、大分県中津市の北部保健所
19日午前7時40分ごろ、中津市是則(これのり)の路上で、如水小学校・幼稚園の児童・園児計7人が脚や腕を犬にかまれた。
市消防本部によると、7人は市内3カ所の医療機関に運ばれ治療を受けた。いずれも軽傷という。
如水小によると、けがをしたのは1~5年の男児6人と、幼稚園の女児1人。
1年の男児(7)は右脚をかまれ、傷口を縫合する処置を受けた。
7人は、38人の集団で歩いて登校・登園していた。
中津署によると、児童らの集団の前に犬が現れ、幼稚園の女児を追い掛けたため、男児らが追い払おうとして次々にかまれた。
犬はそのまま逃げたため、関係者が周辺を捜索。約1時間40分後、現場から約1.5キロ離れた路上で署員が犬を見つけ捕獲した。
県北部保健所(中津市)によると、犬は体長65センチの茶色い中型犬。
雑種のオス。
赤い首輪を着け、人間によく慣れており、飼い犬とみられる。
同署と保健所は、過失傷害や適正な飼育を求めた動物愛護条例などに抵触する疑いもあるとみて、飼い主を捜している。
現場はJR日豊線東中津駅の南西約700メートル。
住宅や工場が立ち並んでいる。
2014年11月19日(水) 大分合同新聞
おびえ、血流す子ども
朝の住宅街に子どもたちの悲鳴が響いた。
19日、中津市是則で登校中だった小学生らの集団に犬が次々とかみつき、7人がけがを負った。子どもたちは泣き叫び、現場は騒然となった。
「犬にかまれた」。
現場近くの大塚之規さん(71)方には、児童が泣き叫びながら駆け込んできた。
娘の西裕子さん(47)と現場へ駆け付けると、30人ほどの児童が逃げ回っていた。
西さんがいったん犬の首輪を捕まえたが、首輪が緩く、犬が暴れてかみつこうとし、手から離れて再び走っていった。
「犬も興奮しており、逃げたり倒れ込む子を襲ってかみついていた。子どもたちは完全にパニック状態だった」と大塚さん。
現場近くの工場に通勤途中だった男性は「人だかりができていて最初は交通事故かと思ったが、犬が子どもたちを襲ったと聞いてびっくりした。子どもたちは担架の上に座り、おびえている様子だった。出血している子もいた」と話した。
犬は約1時間40分後に捕獲され、県北部保健所が引き取った。
保健所によると、犬は歯の状態などから3、4歳くらいとみられる。
人間に慣れており、お手などもするといい、「おとなしく、人間を襲うようには見えない」。
飼い犬の可能性が高いとみて、中津署と一緒に飼い主を捜し、狂犬病予防を受けているかなどを確認する。
子どもたちが通っていた如水小学校。
交通事故や不審者による事件に巻き込まれるのを防ぐため、毎日、地域ごとの班に分かれて集団登校をしている。
イノシシなどに襲われることもあり得るため、野生動物の危険性を子どもたちに伝えたこともあるという。
桑野正弘校長は「集団登校中の出来事で非常に残念。子どもたちのショックも大きいと思うので、心のケアをしたい。安心して登下校ができるよう、PTAなどと協力しながら取り組んでいきたい」と話した。
保護者には状況を一斉メールで伝え、午後は教職員が付き添って一斉下校をする。
二州健康福祉センター(敦賀市)に1匹の成犬が収容されています。
保護・収容日:平成26年11月19日(水)、公示終了日:平成26年11月22日(土)
捕獲場所:敦賀市 莇生野 地係
雑種、小型犬、性別オス、年齢1歳程、毛は薄茶色で短毛、首輪なし、皮膚疾患
飼い主の方、お心当たりのある方、至急センターへ電話をしてください。
センターへの電話は、0770ー22-3747、です。
どうか皆さまのご協力をお願いします
「犬引き取りで100万円受領」 大量遺棄事件の容疑者
2014年 11月20日(木) 朝日新聞
宇都宮市内で犬72匹の死体と生きた犬8匹を捨てたとして、動物愛護法違反と廃棄物処理法違反などの疑いで逮捕された元ペットショップ店員の木村正樹容疑者(39)=那須塩原市共墾社1丁目=が、栃木県警の調べに「犬の引き取りで100万円を受け取った」と話していることが、捜査関係者への取材でわかった。
木村容疑者は愛知県のブリーダーから犬80匹を引き取っている。
県警はこの取引の報酬として100万円を受け取ったとみて、犬が死んだ経緯や死体を捨てた動機などを調べている。
児童ら襲った犬の飼い主が名乗り出る 中津
2014年11月20日 日テレNEWS
大分県中津市で19日、登校中の小学生など7人が犬にかまれてケガをした問題で、20日までに中津市内の40代の男性が、「自分が飼い主である」と警察に名乗り出ていたことが新たにわかった。
中津市是則の路上で19日、集団登校していた小学生など7人が中型犬にかまれ、軽いケガをした。
かみついた犬は体長が約65センチ、赤い首輪をした雑種のオスで、約2時間後に捕獲された。
人に慣れていることなどから飼い犬の可能性が高いとみられていたが、20日までに中津市内の40代の男性が、「自分が飼い主です」などと警察に名乗り出ていたことがわかった。
任意の事情聴取に対して、男性は犬の名前などについても話しているということで、警察は飼っていた状況などを詳しく調べることにしている。
デヴィ夫人、現行の動物愛護管理法に疑問
2014年11月19日 日刊スポーツ
タレントのデヴィ夫人(74)が19日、自身のブログを更新し、ブリーダーの「ライセンス制」を訴えた。
先月末に栃木県で小型犬の死骸(がい)や生きた犬が相次いで見つかった事件で、無職の男(39)が18日に廃棄物処理法違反などの疑いで逮捕された。
その事件についてデヴィ夫人は、昨年9月に「動物愛護管理法」が改正されたことにより「一部のブリーダーや販売業者がどうしようもなくなり、遺棄してしまうことが出てきてしまったのではないか」と憂慮した。
現在、「動物取扱業者が増え続けている」との現状に、「書類さえ通ってしまえば簡単に登録が出来てしまう」と危惧し、「すべての業者が悪いとは言いませんが、一部の心無い業者のせいで“遺棄”するという悲しい事件が起っているのです」と述べた。
また「殺処分を失くすために作られた新しい『動物愛護管理法』が悲しいことに裏目に出てしまったのです」と法の改正が違う方向に向かっていることを嘆いた。
さらに「誰でも申請したら簡単に『登録』が出来、ブリーダーとなれるのでなく、ブリーダー、生体繁殖業の資格が取れる“ライセンス制”にする」ことを訴えた。その訴えは継続してしてきたといい、具体的に「施設の設備」などを挙げて主張した。
また、環境省の公式HPにある「飼い主の方やこれからペットを飼う方へ」というメッセージを掲載して、飼い主の自覚を促した。
最後に今回の事件の容疑者の罪状が「動物愛護法違反」という部分は納得したというが、「廃棄物処理法違反」にもなっていることに対し、「あまりに悲しく、一刻も早く犬猫達の死骸が廃棄物として扱われない法律を作って欲しいものです」とつづり、自身もたくさんの犬などを飼っている動物愛護家として、法整備を懇願した。
<レッサーパンダ>北九州の「楠」動物園世界最長寿のお祝い
2014年11月24日(月) 毎日新聞
長寿世界一であることが分かったレッサーパンダの楠(左)
=北九州市小倉北区で2014年11月24日午後1時54分、宍戸護撮影
北九州市小倉北区の「到津(いとうづ)の森公園」で飼育されているレッサーパンダのオス、楠(くす)が、世界の動物園で最長寿であることが分かり、24日、お祝い会があった。
福井県生まれの楠は1998年に来園。
年齢は23歳5カ月で人間なら105歳に相当する。
高齢で歯がすり減り、最近はサプリメントを加えたすりおろしリンゴが好物。
お祝い会では、職員が飼育舎前でくす玉を割り、手作りケーキをプレゼント。
年齢を感じさせない可愛らしさに、子どもたちから「ぬいぐるみみたい」と歓声が上がった。
【宍戸護】
ひもで口元縛る?裂傷の犬置き去り 福井市の動物病院に
2014年11月27日 福井新聞
置き去りにされた直後の雑種犬。
口の周りに線状の深い傷を負っていた(さくら通り動物病院提供)。
現在の姿。体重は標準近くになったが、口元には今も傷が残る
=25日、福井市花月3丁目のさくら通り動物病院
口の周りに線状の深い傷を負った雑種犬1匹が、福井市の動物病院に10月、置き去りにされていた。
細いひものようなもので口元を縛られていた可能性が高いとみられる。
犬を保護した院長は「縛っていたのならば、愛護精神に反する行為。かわいそうだと思わなかったのだろうか」と嘆いている。
犬は10月3日朝、同市花月3丁目の「さくら通り動物病院」前で見つかった。
ピンク色の首輪をしており、リードで入り口近くにつながれていた。
北岡大輔院長(40)によると、傷は幅約1センチで両あごを一周する形で皮膚が削られたような状態だった。犬は2~4歳の雌で、発見時はかなりやせ細っていたという。
発見から2カ月近くがたち、体力的には回復しているが、上唇と下唇の一部が欠損しており口を閉じても歯が見え、傷痕は痛々しい。
病院の監視カメラには同日午前1時ごろに、車で訪れ入り口近くに犬をつなぐ人物が映っていた。病院は同5日に福井署に届け出て、同署が映像確認などを行っている。
昨年9月に施行された改正動物愛護管理法は、虐待に対する罰則を強化した。
また、石川県では男性会社員が飼い犬の前脚2本と口をそれぞれ結束バンドで縛って擦り傷を負わせたとして、同県警が今月、同法違反の疑いで会社員を書類送検している。
北岡院長は「(置き去りにした)結果を見ると、縛っていた口の周りがひどい状態になっていることに気付き、それで捨ててしまったように映る。動物の命を軽んじないでほしい」と話す。
病院は傷ついた犬の新しい飼い主を探している。
<嘱託警察犬>「大ちゃん」災害救助犬目指す
雑種で東北初、物覚えも良く 審査会「捜索」トップ /青森
2014年11月25日(火) 毎日新聞
◇飼い主「大物になって」
雑種の嘱託警察犬「大ちゃん」(雄、1歳11カ月)が災害救助犬を目指して訓練を続けている。大ちゃんは「予定外の妊娠」で生まれたことから青森市の動物愛護センターに預けられたが、青森市の介護士、三上恵子さん(55)に引き取られ、6月の嘱託警察犬審査会では4部門のうち「捜索」部門でトップ合格。
これまで2件の事件事故の捜索に出動した。
雑種が警察犬になるのは東北初で全国的にも珍しいという。
三上さんは「大ちゃんが誰かの役に立ってくれれば」と話している。
【石灘早紀】
県警によると、今年7月から1年間の県内の嘱託警察犬は38頭。
今年度は9月末現在で169件の事件や捜索に出動した。
一方、同センターによると、昨年度に同センターに預けられた犬875頭のうち、ほぼ半数の430が殺処分された。
同センターで犬の洗浄ボランティアをしていた三上さんが、大ちゃんと出会ったのは昨春。
元の飼い主から預けられていた大ちゃんをシャンプーした時だ。
第一印象は「へちゃむくれ」だったが、なぜか気になり、引き取った。
手のひらに乗るくらい小さかった子犬に「大物になってほしい」との願いを込め「大」と名付けた。
好奇心旺盛な大ちゃん。
帰宅すると生米が散乱した真っ白な床に迎えられることもあった。
「最初は何もできなかった」が、「座れ」から一つ一つ教えた。
「できなくて当たり前。できたらすごく喜ぶ」という三上さんを見て、大ちゃんもどんどん教えを吸収した。
「人の役に立ちたい」とその後、警察犬の訓練を始めた。
大ちゃんの訓練に携わったNPO法人「北東北捜索犬チーム」(青森市)の岩本良二理事長は、「雑種だが、大ちゃんは賢くて物覚えが良い」と話す。
前週に教えたことは、翌週にはできるようになっていたという。
大ちゃんと三上さんは今月15日から2日間、群馬県みなかみ町で行われた災害救助犬の認定試験に参加。
大ちゃんにとって初めての大きな試験だった。
みぞれが降る中、周りは大型犬ばかり。
慣れない環境に大ちゃんは緊張している様子もあったという。
合格には至らなかったものの、倒壊家屋を想定した倉庫の中で10分間で3人を見つけ出す試験では、1人を発見したという。
三上さんは「大ちゃんにとって良い経験になった。訓練を続けていきたい」。
大ちゃんと三上さんの挑戦は続く。
2014年09月23日 読売新聞
県警の嘱託警察犬「大ちゃん」と飼い主の三上さん(21日、青森市の県動物愛護センターで)
飼い主から県動物愛護センター(青森市)に預けられていた雑種犬「大ちゃん」が、県警の嘱託警察犬として活躍している。
雑種が警察犬の審査で合格するのは珍しく、新たな飼い主との出会いで才能を見いだされた。
26日まで動物愛護週間。この犬の気持ちになりきってみた。
僕は1歳9か月の雑種犬。
名前は大、警察犬として働くときは「大号」と呼ばれているんだ。
よく覚えていないけれど、僕は生まれて間もなく元の飼い主から「飼えないから」と、センターに預けられた。とても不安だったけれど、ボランティアで僕の体を洗ってくれる三上恵子さん(介護士55歳、青森市)が引き取ってくれた。
おもちゃを探したり、壊したり。とにかく遊ぶことが大好き。
三上さんは「大ちゃんは好奇心旺盛でやんちゃね」と笑う。
家にはお姉さん犬のフウがいて、警察犬になるのを目指して訓練を受けていた。
僕が7か月くらいの時、三上さんが一緒に訓練に連れて行ってくれたんだ。
訓練は楽しいよ。
高い所を歩くのも平気さ。
「もっと遊びたい」ってところで終わってしまうと、次の練習が楽しみになる。
そんな調子で少しずつ上達していった。
三上さんは家で一緒に遊んでくれる。
僕が悪いことをしても大声をあげたり、たたいたりしないで表情で叱る。
僕は褒められると、もっと頑張ろうと思える。
三上さんはそれを知っていて、いっぱい褒めてくれる。
1歳6か月になって、警察犬になるための審査会に出たんだ。
訓練を始めて11か月くらい。
周りは大きな犬(ラブラドールレトリバーなど)ばかりで怖かったけれど、試験が始まったらいつも通り出来たんだ。
1位になって捜索犬になり、夏には事件の捜査に参加したよ。
今度は災害救助犬になる試験を受けるんだ。
がれきの中で捜索する訓練をしているところ。
三上さんと一緒に頑張っているワン!
◇県警審査会捜索部門で1位
県動物愛護センターに預けられる犬は昨年度、875頭。
うち引き取り手がなかった430頭は殺処分された。
大ちゃんは今年6月、臭気選別や足跡追及など4部門ある県警察嘱託犬審査会の捜索部門で1位になった。
審査会に出場した47頭中38頭が合格したが、雑種は大ちゃんのみという。
委嘱期間は1年間。
訓練を行ったNPO法人「北東北捜索犬チーム」(青森市)の岩本良二理事長は、「雑種にこんな能力があるのは驚き」と話す。
大ちゃんは11月に群馬県で行われる「災害救助犬ネットワーク認定審査会」にも出場する予定だ。
災害現場で活躍する災害救助犬を目指す。
県内の災害救助犬は現在2頭だけという。
(坂本早希)
紐で口元縛られ裂傷のワンちゃん、里親さん募集!
11月27日(木)当ブログに掲載の虐待を受けた可哀想なワンちゃん。
さくら通り動物病院の院長先生より写真をいただきました。
保護当時と現在の写真を掲載します。
こんなことをする人間は絶対に許せません。
大きな犯罪です。
犯人必ず見つかってほしいです。
苦痛に耐えやせ細りそして、保護されたさくら通り動物病院で献身的な治療を受け、現在は傷痕はあるものの体力的にはかなり回復し元気に保護されているとのことです。
さくら通り動物病院さんには感謝の念が絶えません。
元気になったワンちゃん、2~4歳と若くまだまだこれからの犬生があります。
私をはじめ関係者では複数の犬猫(事情有りが大半)を飼っておりどうしても引き取ることは難しい状況。
このワンちゃんのことを十分承知していただき、飼ってくださる里親さんを募集しています。
宜しくお願いします!
<保護された時の写真>
<現在(11/27)の写真>
シュナウザー系Mix、雌、2~4歳
連絡先は下記にお願いします。
「動物たちとの共生を推進する会」
Eメール:wanwanworld2007@yahoo.co.jp
携帯電話:090-9769-3092
氏名:代表 藤田幸雄
「さくら通り動物病院」
Eメール::sa-ah@sakura-ah.com
TEL:0776-29-7616
FAX:0776-29-7626
氏名:院長・獣医師 北岡大輔