Quantcast
Channel: 動物たちにぬくもりを!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3575

ペットに与えるフード

$
0
0

フードが安いのは魅力!でも愛犬に与えるにあたって知っておくべきこと

2016/10/14 16:50 わんちゃんホンポ

愛犬がごはんを美味しそうにパクパク食べる姿・・・可愛いですよね。
食事は毎日のことなので、犬の食費だけでもけっこうかさみます。
もちろん安ければ安いほどありがたいことですが、果たして安全性は大丈夫なのでしょうか?

食事によって健康は大きく左右されます。
誰でも愛犬には元気で長生きしてもらいたいはずです。
現在愛犬に与えているフードの安全性を確かめてみてください。

ドッグフードを安くできる理由
世の中で販売されているドッグフードがここまで値段に差があるのはなぜでしょう?
値段を左右する最大の要因はもちろん原材料です。
お肉の種類は何なのか、どの部位を使っているのか・・・良い材料を使っていればもちろんお値段も上がりますし、安く手に入る材料ばっかり使っていればどれだけでも値段は下げられます。
専門家や愛犬家から言わせてみれば、ペットフード安全法は"ザル法"だと言われています。
原材料や原産国名(ただし、最終加工した国のみ)の表示が義務付けられましたが5%未満の原材料の表示義務はないそもそも罰則がない、この2つの理由からザル法だと言われています。
あってほしくはないですが、罰則がなければ偽装をする会社もいるんじゃないかと思ってしまいます。
恐ろしい・・・

安いドッグフードの共通点


安いドッグフードをオススメしない理由
穀物の割合が多い
長い間人と暮らしてきた犬は、人が与えるものを消化できるように消化器官も変化してきたため雑食とされることもありますが、本来は肉食動物です。
最も必要な栄養素は動物性タンパク質であり、穀物を消化吸収することは苦手です。
副産物(ミール)が多い
副産物とは、人用に食肉加工された際に出る廃棄する部分のことです。
鶏副産物だったら、内臓・頭・足・羽・骨などにあたります。
羽を集めてタンパク質として使用し、チキンミールや鶏副産物と表示されます。
もちろん栄養価は低いでしょうし、加工時に薬剤が使われているかもしれません。

表示されていない人工添加物があるかも
日本では加工時に使った添加物はすべて表示する義務がありますが、原材料自体に含まれる添加物は記載義務はありません。
加工品を使っていた場合の話ですね。

記載されがちなワード
実際に安く販売されているドッグフードによく記載されている表示だけども、意味をあまり知らないワードをご紹介します。
・副産物ミール:先ほども説明したとおり、人用に食肉加工された際に出る捨ててしまう部分のこと。
・動物性油脂:動物の脂肪をしぼって集めた油脂。「動物」と表示されているあたり、何の動物なのか気になります・・・
・酸化防止剤:発ガン性が認められるものや染色体異常を起こすものも使われる場合があります。

食べ続けると・・・?
胃腸が強くて何も引き起こさない犬ももちろんいるので一概には言えませんが、上記したようなドッグフードを食べ続けるとこんな恐れがあります。
・添加物などによって下痢や軟便が多くなる。
・ゆくゆくはガンになってしまう可能性がある穀物に含まれるトウモロコシや小麦粉にアレルギー反応を起こす。



猫の場合ですが・・・
うちで飼っている猫さんの場合のお話ですが、ブリーダーさんから譲っていただいたときに「うちではこれを食べさせていました」と某有名キャットフードA(動物病院などでも取り扱われるレベル)をいただきました。
最初の頃は環境も変わって不安なのに、ごはんまで変えたらストレスだろうなと思ってAを買い続けていました。
しかし、Aは相場でいったら少しお高め。
このままずっと与え続けていくことを考えると、お安いフードでよく食べてくれるものがあればそっちに切り替えたいなと思い、スーパーなどでも簡単に手に入る某有名キャットフードBに変えてみました。
すると、そのフードを与えた次の日から下痢まではいかないものの軟便続き。
Bが合わなかったのかと手軽に買えるキャットフードC・D・E…といろいろ試した結果、食い付きが良かったものもありましたが、結局どれも軟便は改善されませんでした。
それで元々食べていたAに戻したところ、コロコロした良いウンチにやっと戻ってくれました。
飼い主のエゴで、ペットにかわいそうな思いをさせてはいけないなと痛感しました。

愛犬に合ったドッグフードを!


この記事を書くにあたってお安いフードについていろいろ調べた結果、犬のことを考えてフードを選ぶならここを重視しようってポイントをまとめました。
・肉類の表記が最初にされている(最初に記載=最も含有量が多い)
・副産物、ミール、パウダーを使用していない
・添加物が含まれていない(または少ないもの)
・動物性油脂が含まれていない

愛犬のドッグフード選びは、犬の状態(胃腸の強さやライフステージ)、飼い主さんの経済状況などによって様々だと思います。
しかし、どの飼い主さんも「愛犬に元気で長生きしてほしい」という思いは同じなはずです。
食事は人間にとっても犬にとっても体を作る資本です!
愛犬に食べさせるごはん、あなたは今のままで大丈夫ですか?


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3575

Trending Articles