子猫3匹、神社に置き去り NGOが警察に告発 長野
2016年6月17日(金) 朝日新聞デジタル
保護された子猫。ご飯もしっかり食べて元気になってきたという
長野県千曲市の神社の境内で今月3日ごろ、子猫3匹が段ボール箱に入れられて遺棄されているのが見つかり、環境NGO「ライフ・インヴェスティゲーション・エージェンシー(LIA)」は14日、動物愛護法違反(愛護動物の遺棄)容疑で千曲署に告発した。
同署は同日付で告発状を受理した。
矢吹蓮代表(42)によると、子猫はいずれも生後1カ月未満。
保護した際、大量の目やにで目が開かない状態で、自力でほとんど動けず、発熱していたという。
矢吹代表は「1日発見が遅れたら、3匹とも確実に死んでいた」と話す。
子猫は現在、このNGOの施設で保護されている。食事もとれており、元気に走り回っているという。
県内では4月にも、長野市の山中で20匹以上の猫が遺棄されているのが見つかっている。
矢吹代表は「小さな命を軽視していると思われる行為が多くて憤りを感じる。飼い主は責任を持って動物と接して欲しい」と訴えた。
保護施設では、子猫の他にも犬や鳥などの引き取り手を探している。
問い合わせは同団体(090・1115・5988)へ。
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子猫3匹、神社に置き去り
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