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岡山のペットショップ シュシュさんにお邪魔してきました~杉本彩さん

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岡山のペットショップ シュシュさんにお邪魔してきました~杉本彩さん

杉本彩さんが主宰するEvaさんのfacebookより

岡山駅から南西数キロの地点に位置するペットショップシュシュさんにお邪魔してきました。
シュシュさんは、テナントに委託していた生体販売を、2015年1月に辞め、その後店舗を地元岡山の愛護団体「NPO法人 犬猫愛護会 わんぱーく」の支部として登録、現在店舗にて保護犬の譲渡活動を行っています。
生体販売に使っていた18部屋あったスペースを、成犬で使える広さにするとわずか4部屋になりました。
また生体販売を辞めたことで減少した売り上げは、多少の額ですが現在ネット通販で補っていらっしゃいます。
それでもシュシュさんがこの活動に取り組む意義とは、「業界の内側から生体販売を辞め、里親探しにシフトした店舗が後にも現れること、そして愛護団体の譲渡会が日曜に集中する中で、民間店舗に保護犬がいることで平日でも興味を持ちご来店いただけること、そして譲渡後も長きに渡りショップを利用したり、情報交換したり、保護犬のその後の幸せな姿を発信することにより、保護動物の存在を知るってもらえること。」だと言います。
これらは、民間のショッブだからこそ実現できる取り組みだと思います。
大手ペットショップの子犬子猫の生体販売を行う店舗の片隅に成犬を置いたり、ポスターを貼って里親探しの取り組みを行っていますとアピールするのとは訳が違います。
生体販売を行う以上、その市場に向けどれだけ多くの犬猫が大量生産されているのか、どれだけ多くの犬猫がペットショップに並ぶまで命を落としているのか。
その流通形態を変えずして、「動物愛護の観点から里親探しに力を入れた企業努力」というならば、その理屈はだいぶ矛盾してはないでしょうか。
またいわゆるその企業努力に対し、「誉める制度」をというならば、何が称賛に値するか問いたいところです。
生体販売をやめ、売るのではなくセンターから引き取り地元の方々に里親になっていただく。
そこで築くコミュニティが、新しい販路やつながりにもなるでしょう。そんなシュシュさんのような「未来のペットショップ」は、もうすでに始まっています。
この素晴らしい取り組みこそ全国に広まるべきとEvaは心から応援いたします。
この視察の様子は、後日Eva公式ホームページにて。
どうぞお楽しみに。









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