Quantcast
Channel: 動物たちにぬくもりを!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3575

行事「'27みんなで学ぼう!動物あいご」の実施

$
0
0

敦賀市との協働事業として平成20年以来、毎年行っている行事です。
今年も、市内6箇所で行いました。

■目 的
学童(小学1~4年生)を対象に、動物愛護に纏わる紙芝居などを通じて、子供の頃に正しい動物愛護というものを理解してもらい、この子たちが大人になった時に、動物愛護の感性を持った人間として成長して、不幸な動物たちが無くなる世の中に貢献してくれることを願い実施しました。

■実施日時・実施場所
7月21日(火)第2粟野南児童クラブ
7月22日(水)黒河児童クラブ
7月27日(月)西児童クラブ
7月28日(火)中央児童クラブ
8月10日(月)松原児童クラブ
8月17日(月)北児童クラブ
 以上6箇所
時間は10:00~11:30

■人  数   約270名

■実施内容
①会の紹介・日本の動物愛護の現状、等
日本全国で1年間に保健所で殺処分されている多くの犬・猫の実態を知ってもらい、年々減少傾向にはなっているが、日本はまだまだ動物と共生しているとは言えない現状(動物後進国)を話し、人間と動物とが共生できる社会の実現で限りなく殺処分ゼロに近づけるために活動し、会の名称を「動物たちとの共生を推進する会」と名づけたことを説明しました。
また、捨てられた犬・猫がどのような道をたどるのか、写真・イラストパネルで説明、とても悲惨な可哀相な結果になることを知ってもらい、これから大きくなって犬や猫を飼うことがある中、どんな理由があっても絶対捨てたり保健所へ持っていったりしないよう理解を求めました。




②紙芝居
「年賀の絆」、「学校犬シロ」、「人間のために働く犬たち」の3種類の紙芝居を各児童クラブに割り振りし行いました。
特に「学校犬シロ」の紙芝居は、私たち福井県民に身近な福井県大野市上庄中学校で飼われていた犬で、亡くなる生涯まで生徒たちのアイドル犬として学校で共に暮らしていたドキュメンタリーです。
それぞれ先生方に読み聞かせしていただきました。




③いぬ・ねこ○×クイズ
犬や猫に纏わる10問のクイズに挑戦!
○×形式で○×の理由等も説明し学童たちに理解してもらいました。
○×クイズはこちらの一方的な話ではないので、学童の笑い声が響きとても盛り上がりました。


④人間のために働く犬、災害救助犬「夢之丞」の生い立ちと活躍の話
数々のメディアでも話題になった「夢之丞」、生後3~4カ月の時保健所に入れられ殺処分寸前だったところを、災害救助団体「ピースウィンズジャパン」に救われ、訓練に訓練を重ね、広島土砂災害やネパール大地震に出向き活躍しています。夢之丞の生い立ちや災害現場で懸命に働く姿を写真パネルを使い話しました。




⑤気をつけよう、よその犬との接し方
現在も犬に噛まれた等のトラブルがたびたび発生しており、勝手によその犬には触らない等守るべき事柄をイラストパネル等を使って説明しました。

⑥ワンちゃんとのふれあいの場提供
今回、最終の北児童クラブで、実際にワンちゃんと触れてもらう機会がありました。
ワンちゃんの飼い主の田中さん、9歳メスのトイプードル「マリちゃん」と一緒に会場に来てくれました。
みんなとても嬉しそう!医療分野にいても動物の癒しの力というものの必要性がますます高まってくるでしょう。








※可愛いペットの写真をプレゼント
Lサイズの写真です。毎年学童たちにプレゼントしていますが、とても喜んでくれます。




※感想文の作成
学童全員に、実施した内容についての感想文を作成してもらいました。

【振り返って・・・】
今年度から小学4年生までが対象(昨年度までは3年生)となり、人数が増えました。
1年生から4年生までと対象範囲が広くなったため、どの学年に的を当てて話をすればよいのか、少し思案しました。
今年度から児童クラブが5箇所増え、更に来年度は5年生まで、再来年度は6年生までが対象になるとお聞きしていますが、来年度からは趣を変えてやらないといけないのではと思っています。
今年の「動物あいご」、限られた時間の中、話の内容はいろいろ多くあり極力的を絞ってやっていますが、従来から内容を理解してもらえるかどうか多少気になる面があります。
しかし、どの児童クラブにおいても学童たちは真剣に聞いてくれました。
とてもやりがいを感じます。
子どもの時に正しい動物愛護というものを知ってもらい、この子たちが動物愛護の心を持った大人に成長して、不幸な犬・猫を無くす社会に貢献してくれることを切に願っています。
先生方にはたいへんお世話になりました。
全員に感想文を書いてもらっていますが、毎年のことながら感想文を読むのが楽しみです。
(ただいま集計中です)

今後も継続してこの催しを行い、動物愛護の輪を更に広げていきたいと思います。
‟継続は力なり“

「動物たちとの共生を推進する会」 代表:藤田幸雄


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3575

Trending Articles