8月22日土曜日の夜、視聴率が高い時間帯に流してくれたことに対し、感謝の気持ちで泣けてきました。
夢之丞という名前は処分用ゲージを指すドリームボックスから生還し、夢と希望を託すという意味 を込めて名付けられたそうです。
夢之丞くんは、多くの人に捨てられた動物、殺処分される動物たちのことを伝えるためのお役目を持って生まれてきたのかもしれませんね。
何の罪もない、かわいい犬猫たちが明日を生きることも許されず、ガス室でもがき苦しんで死んでゆく・・・
これは非常に異常な社会だと思います。
「感動した」「泣いた」「人と動物の素晴らしい絆」といった声が多く寄せられているようですが、ただ感動ストーリーで終わらせるのではなく、救われることのなかったたくさんの子たちのこと、今日も明日も、ガス室に入れられる子たちがいること、地元の殺処分数のこと・・・
1人ひとりの皆さんにこうした問題に関心を持ち続けていただきたいですし、そこから残酷な現状を変えるために自分にできること-周りの人に伝える、ペットショップで買わずにセンターや保護団体さんなどから迎える、保護活動されている団体さんやボランティアさんを支援するなど-を考えて、小さなことからでも行動に移し動物愛護の輪を広げることに貢献していただけたらと願います。
そして、夢之丞くんをここまで育ててくれたピースウィンズ・ジャパンの大西さんはじめ、関係者の方々に感謝の念が絶えません。
(Fujita)