世田谷区で犬6匹放し飼い、通行人2人にかみつかせた82歳男逮捕
重過失傷害
2015年5月20日 FNN News
東京・世田谷区で、飼い犬6匹を放し飼いにし、通行人2人にかみつかせ負傷させた、重過失傷害の疑いで、82歳の男が警視庁に逮捕された。
無職・中尾貫雄(つらお)容疑者(82)は、4月、世田谷区北烏山で、飼い犬の中型の雑種犬6匹を放し飼いにした疑いが持たれていて、犬は、通行人の男性2人の足首にかみつき、全治10日のけがをさせた。
中尾容疑者は、室内で7匹の犬を飼っていたが、近所の人によると、ときどきリードをつけずに、近所を徘徊(はいかい)していることがあり、ほかの飼い犬にかみつくなど、トラブルを起こしていた。
近所の人は、「リードなしで、放し飼いでうろちょろさせていたりっていうのは、よく聞いたり、目にしたりしました」、「犬と一緒にジョギングしてる時に、2匹ぐらい、ふぁーっと出てきて、もう攻撃されて、胴をがぶっとかまれたんですよ」などと話した。
調べに対し、中尾容疑者は「ドアを開けたところ、犬が逃げてしまった」などと話しているが、これまでに、放し飼いや、かみつきに対し、9件の110番通報と、11件の保健所の指導を受けていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150520-00000815-fnn-soci
以 上
またしても犬による傷害事件、後をたちません。
飼い主は「犬にストレスかかるから放し飼いにしていた」と言っているが、今までに9件の110番通報と、11件の保健所の指導を受けていたということで、このような結果になる前に警察や保健所は処置できなかったのかと疑問に思います。
外で人や動物をかむ犬は、ストレスがたまっている、飼い主の愛情が欠如しているからです。
このような飼い主は犬を飼う資格がないのです。
犬が犠牲になっています。
我々動物愛護ボランティア活動を行っている者にとっては、最も重要な課題です。
犬や猫を保護して里親探しをするというようなことどころではありません。
いい加減な飼い方をしているため、結局は不幸な動物を生み出す要因になっているのです。
まず第一にこのような飼い主を無くすことです。
そのためには、ちょっとした情報でも耳に入り、行動が起こせる体制づくりが必要と思います。
今回のような放し飼いだけでなく、日陰のないところで犬をくくった状態、飲み水が空っぽ、など、ちょっとしたことでも結構ですので、不審な飼い主がいると気が付いたら下記へご連絡ください。
ひどくならないうちに対処することが必要不可欠です。
Eメール:wanwanworld2007@yahoo.co.jp
携帯電話:090-9769-3092
(Fujita)