私たちの地方では「びわ湖BBC」で今日(11日)夜9:00から放送の予定です。
福島県双葉町で暮らす少女・沙衣。
ある日、家族や愛犬・チョコと一緒にスパリゾートハワイアンズを訪れた時、フラを踊る女性を見てすっかり夢中になる。
時が流れ、2011年3月11日。
スパリゾートハワイアンズに入社しフラガールになる夢を叶え日々を満喫していた沙衣(瀧本美織)。しかし、ショーが終わり、楽屋で休憩をしていた午後2時46分、東日本大震災が起こり、平穏だった日常は一変する。
地震の影響で交通や通信が混乱するホテル内、支配人の長谷田武志(伊原剛志)は客の要望にできる限り応えるよう従業員に指示を出す。沙衣は同期の竹沢かすみ(波瑠)、や先輩の島野日佳理(笹本玲奈)らと家族からの連絡を待ち、家族や愛犬のチョコに思いを馳せる。
そのころ、双葉町の森田家では、父・善光(田口浩正)、母・あや乃(中原果南)、姉の愛海(佐藤めぐみ)ともに無事だったが、“地震による二次被害警戒”のため、一時避難するよう警報が出される。
やっと家族と連絡が取れた沙衣は、翌朝、家族が待つ避難所に駆け付けるが、そこにチョコの姿は無く取り残されたチョコを思い泣き崩れる。
沙衣のそばにはいつも家族と愛犬のチョコがいた。
入社したての頃、思うように踊れず、講師の吉本美那子(菊池桃子)に怒られ実家に帰った日や、辛いことがあるたびにチョコは励ましてくれたのだった。
震災の影響で過酷な状況を強いられる沙衣やフラガールのメンバーたち・・・
しかし、落ち込んでばかりではいけないと講師の美那子の呼びかけでフラガールたちも再開を信じて練習を始める。
そんな中、日佳理の発案で、避難所への慰問、そして、「フラで日本中を元気に、笑顔にしたい」と全国各地で無料公演を行う「フラガール全国きずなキャラバン」をスタートする。
福島の復興のため、スパリゾートハワイアンズ再開のため、沙衣をはじめフラガールズたちは悲しみや苦しみを笑顔に変えて、46年前のフラガールたちがそうしたように、全国各地へと向かう。
しかし、そこには想像以上の苦難が待ち受けていた。