《伊豆シャボテン公園》「元祖カピバラの露天風呂」スタート!!
2014年11月21日 伊豆シャボテン公園
伊豆シャボテン公園では、2014年11月22日(土)~2015年4月5日(日)まで「元祖カピバラの露天風呂」を開催いたします。
期間中には、伊豆の温泉をブレンドした「カピバラの温泉」、伊豆名産のだいだいやつばきを入れた「カピバラの変わり湯」や、長崎バイオパーク、埼玉県こども動物自然公園や那須どうぶつ王国との「カピバラ露天風呂対決」など様々なイベントを開催いたします。
また、開園55周年を記念して、32年もの歴史ある「カピバラの露天風呂」を【もっと自然に】そして【もっと身近に】感じられる展示場にリニューアルしました。
湯けむりの中でゆったりと気持ちよさそうに目を細め入浴するカピバラ一家の姿をご覧いただけます。
科名:カピバラ科
学名:Hydrochaerus hydrochaeris
和名:鬼天竺鼠(オニテンジクネズミ)
生息状況:ふつう種
カピバラは、とても大きくてブタの様に太っていますが実はネズミの仲間です。
ネズミの仲間を齧歯目(げっしもく)と分類しますが、その中でも地球上に現在存在する一番大きなねずみです。
南アメリカのパナマからアルゼンチン北東部にかけて、川のほとりの草原や湿地帯に生息しています。
その大きさは、犬の様に四肢で立った時には鼻の先からお尻まで(体長)1.1~1.3m、
地面から肩までの高さ(肩高)は50~62cm、体重は平均45kg、飼育場では最大でなんと70kgもあった報告事例もあったそうです。
例えるなら、大きさは横にした旅行用のアタッシュケース、重さはスリードアの家庭用冷蔵庫ぐらいでしょうか。
その大きな体は硬い毛に覆われています。
大人のカピバラは、タワシの様に硬く長く褐色の毛で地肌が見える程度にまばらに生えています。子供のカピバラは、逆に短く軟らかい毛がびっしりと生えています。
特徴的な体にはネズミのシンボルとも言える尾がなく、四本の足は短く、前足は後ろ足より短かいです。
前足は指が4本、後足は指が3本と本数が異なり、指の間には小さな水かきが付いて上手に泳ぐ事が出来ます。
大きな鼻と鼻の穴の割に、小さな耳と眼がちょっと不細工な顔を演出していますが、まつ毛はとても長く愛嬌がある顔です。