多頭飼育崩壊 犬40頭の引き取り手求む【佐賀県】
2019年6月24日(月) SAGA TV
飼い犬や猫が繁殖しすぎて世話ができなくなる、多頭飼育崩壊が全国で問題となっています。
有田町の保護団体でも今月中に引き取り先がなければ殺処分される犬たちの引き取り先を探しています。
その数は40匹です。
大川市の女性宅では、去勢・避妊をしないまま、飼っていたことから飼い犬が自宅で繁殖。
保健所が4年前強制的に殺処分したものの、また繁殖を繰り返しその数は80匹にのぼります。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00000006-sagatv-l41
【飼い主】「一番最初は捨て犬とかケガした犬とか引き取ったりしていた。産まれた命は育みたいという気持ちが強かった」
市は近所からの苦情が絶えないことから飼い主に対し今月中に引っ越すか全ての犬を殺処分するかの2択を迫っています。
これを受け有田町のNPO法人アニマルライブは、引き取り先探しの支援を始めたものの、まだ、約40匹の引き取り先が決まっていません。
NPO法人アニマルライブ岩崎ひろみ代表:「原因は飼い主さんにあってこの子達には全く罪のないことなのでこの子たちに幸せになってもらいたい」
岩崎代表は背景には、高齢者の一人暮らしの増加があるといいます。
寂しさから動物を飼ったものの、避妊去勢をせずに飼い続け意図せず増えてしまい飼い主の生活までおびやかしてしまうこの問題。
罪のない犬たちに救いの手が求められています。
アニマルライブによりますと避妊・去勢手術やワクチン接種などを終えてから譲渡する予定だということです。
譲渡する条件は、室内飼いができる人だそうです。
問い合わせは NPO法人アニマルライブ 岩崎ひろみ代表 080-3940-7178まで。