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猫虐待相次ぐ(千葉)

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千葉市の公園で怪我した猫が相次ぎ見つかる 2匹の体内からは「鉛の弾」

2019年2月15日(金) しらべぇ

千葉県の公園で、先月から今月にかけて怪我をしている猫が複数見つかった。
中には弾丸のようなものが見つかった猫もいると報じられている。


(Igor Martsenyuk/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

■体内からは金属製の鉛
千葉県千葉市にある「稲毛海浜公園」で怪我をした猫が相次いで見つかった。
警察によると、このうち2匹の猫の体内からは、直径5mmほどの金属製の鉛があり、空気銃の弾丸の可能性があるという。
猫を保護した男性は「血だらけになって震えていたんです」とは語り、昨年の暮れころから、不審死や行方不明の猫が多数いる、と話しているようだ。

■「生きてる資格なし」「公園に防犯カメラを」
この残虐な虐待事件に、ネット上では怒りの声で溢れている。
また、防犯カメラを設置している公園も存在するようだが「公園に防犯カメラを求む」との声も。
「もっと刑を厳しくしてもらいたい。子供や動物のように自分より弱いものにしか攻撃できないような奴は生きてる資格なし」
 「公園にも防犯カメラ求む。大人も子供も動物も…命を守るために必要だと思うんだけど」
 「猫の口の中に銃弾打ったってこと? 怖かっただろうね…酷すぎ…空気銃の所持も禁止にしてほしいわ」
 「血だらけになって震えてた…って…一刻も早く犯人を捕まえてください!」

■全世代の過半数が「厳罰化すべき」
しらべぇ編集部は全国の20代~60代の男女1,537名を対象に「動物虐待の厳罰化」について調査を実施。
「厳罰化するべきだと思う」と答えた人は65.1%。
虐待や廃棄で殺す行為が2年以下の懲役である現行法の刑罰は「軽すぎる」との意見が多数。
厳罰化を望む人が半数を超えている。
さらに年代別に見ると…


全ての世代において半数を超えているが、年代が上がるほど割合が高まっている。
高齢になるとペットと長い期間にわったり、同じ月日を過ごしてきた人にとっては、特に許せないのかもしれない。
今回の事件を受け、警察は「動物愛護法違反」にあたる可能性もあるとして、公園の付近のパトロールを強化しているという。
新たな被害が出る前に一刻も早く犯人を捕まえてほしいと願う。
(文/しらべぇ編集部・長谷川瞳)

【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2018年10月19日~2018年10月22日
対象:全国20代~60代の男女1,537名 (有効回答数)



鉛弾?受けた猫死ぬ 虐待相次ぐ稲毛海浜公園 殴打や顔に接着剤

2019年2月17日(日) 千葉日報


ボランティアが作成した資料。鉛弾が背中などに埋まっていた雌猫「ヒトミ」(上)と、摘出された鉛弾(右下) 

千葉市稲毛区の稲毛海浜公園で、鉛弾が撃ち込まれたとみられる猫が見つかったことが16日までに、猫を保護するボランティアや同公園管理事務所への取材で分かった。
鉛弾を受けた猫は15日夜に死んだ。
同公園にはボランティアらが世話する「地域猫」が約60匹おり、2016年以降、殴打されたり接着剤をかけられたりする虐待被害が少なくとも9件確認されている。
通報を受けた千葉西署は、動物愛護法違反の疑いで調べている。

ボランティアによると、同公園で先月8日、血だらけの猫を見つけて保護し、市内の動物病院に運んだ。
自宅に連れ帰った女性が猫の背中に異物が埋まっているのに気付いて、動物病院を再訪問。
背中と脇の計2カ所から鉛弾のようなもの(長さ10ミリ、太さ5ミリ)が見つかり、同21日に摘出手術を行った。
術後に回復せず、今月15日に死んだ。
死んだ猫は推定10歳の雌で「ヒトミ」と名付けた地域猫。
自宅で一時保護した女性は「空気銃などで撃たれたと考えられる。罪のない猫を虐待するのは許せない」と怒りの声を上げた。
同事務所によると今月8日には、血を流した別の猫の体内から鉛の塊が2個見つかった。
16年以降、猫の顔などに接着剤がかけられたり、殴打されて死んだりする被害が計9件確認されているという。
虐待被害がなくならず、同事務所は園内8カ所に動物虐待防止を呼び掛ける看板を設置。
ただ、「効果は得られてない」という。
動物愛護法違反の疑いで調べている同署は、パトロールを強化するなどしている。


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