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中国で飼い犬トラブル相次ぐ

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隣人殺傷も・・・中国で飼い犬トラブル相次ぐ ペットブーム背景

2018年11月26日(月)  西日本新聞


イメージ(写真と本文は直接関係ありません)

中国各地で飼い犬を巡るトラブルが相次いでいる。
浙江省では犬の鳴き声を巡って飼い主が殺される事件も発生。
生活水準が向上した中国ではペットを飼う人が急増しており、専門家は当局による管理指導の強化を呼び掛けている。

中国メディアによると、今月初め、浙江省杭州市に住む女性が親子で散歩中、息子を追い回す犬を追い払ったところ、飼い主が「なぜ蹴るんだ」と激高。
母親を殴って重傷を負わせる事件が起きた。
犬にリードを付けていなかったため、インターネット上で飼い主への批判が殺到。
市当局が放し飼いの犬が人をけがさせた場合、犬を没収する方針を打ち出す事態となった。
生活水準の向上や高齢化の進展に伴い、中国ではペットブームが続いており、ペットを飼う世帯は昨年、全世帯の17%に当たる5912万世帯にまで伸びた。
一方で、飼い犬を巡るトラブルも増加している。
国営通信新華社によると、6月中旬には南京市に住む男性が、2歳の息子をかんだ犬を地面にたたきつけて死なせるトラブルが発生。
杭州市では9月上旬、妊婦が放し飼いの犬に驚かされ、早産しかけた。
浙江省寧波市では10月上旬、犬の鳴き声で眠れないと怒った男が、近所の飼い主一家4人を殺傷する事件が起きた。
新華社によると、地方政府はペット管理に関する条例を定め、犬の散歩はリードを付けることを義務付けている。
しかし、一部地域では条例が制定されず、条例があっても罰金は20~200元(約300~3千円)程度のため、違反者が後を絶たないという。
当局の責任の所在が曖昧な部分もあり、同社は「都市管理や公安、衛生防疫などの諸部門が合同でマナー違反の飼い方に打撃を与えるべきだ」とする弁護士の意見を伝えている。


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