犬猫の殺処分ゼロに=杉本彩さんら訴え−環境省
2013/11/20 時事ドットコム
動物愛護活動に取り組んでいる女優の杉本彩さんと浅田美代子さんが20日、環境省を訪れ牧原秀樹政務官と意見交換した。
飼い主に捨てられ殺処分される犬猫をなくすため、杉本さんは「動物にも心はある。どんなことがあっても最後まで面倒を見てあげてほしい」と訴えた。
犬猫の殺処分抑制について、牧原秀樹環境政務官(左)と意見交換する女優の杉本彩さん(中央)と浅田美代子さん=20日午後、環境省
自治体に引き取られる犬猫は減少傾向にあるが、2011年度は約22万頭で79%が殺処分された。
杉本さんと浅田さんは現在、殺処分される予定だった犬猫を引き受け世話をしている。
浅田さんは「動物は家族になれる」と目を潤ませた。
新プロジェクトチーム始動
2013年11月20日 牧原秀樹ブログ
今日から犬猫の殺処分ゼロを目指すプロジェクトを始動させた。
第一回は芸能界でも熱心に活動を続けてこられてきた杉本彩さんと浅田美代子さんにお話を伺った。
この模様は複数のメディアで報じられている。
今日からスタートなので、話の詳細はまだ申し上げることはできないが、相当突っ込んだ議論をさせて頂いた。
ただ、私を含めてメンバーは真剣である。
そして、幸いなことに今の私は一議員ではなく、所管官庁の責任的な立場にある。
もちろん、その分、様々な反発や軋轢があり、正直役所の職員の方は当初とてもではないが難しい、というようなことも感じられていたと思う。
だから、そういうことも含めて、私がすべての軋轢や批判もすべて受ける覚悟でこのプロジェクトをスタートさせて頂いた次第である。
責任はすべて私にある。
ただ、殺処分がゼロになり、動物と人間がともに幸せに共生できるようになるようにしたい。
先日の生態系保護のような問題との関係に私自身もだえ苦しんでいるが、少なくとも安易な気持ちで動物の命を奪うような殺処分が、このプロジェクトチームの活動を通じて可及的になくなるという歴史的なものにしたい。
(以下省略)