個人宅から猫52匹を保護 愛護センターなどが引き取り手探す(北海道)
2017年4月26日(水) sippo(朝日新聞)
保護された子猫=旭川市動物愛護センター提供
北海道旭川市の個人宅で飼われていた猫が繁殖して増えすぎ、飼い主が手に負えなくなったとして、市動物愛護センター「あにまある」が今月、52匹を保護し、新たな飼い主を探している。
同センターは責任ある飼育管理や早めの相談を呼びかけている。
飼われていたのは市内西部の一軒家で、今月上旬、この家を訪ねた市民から、「多頭飼育で大変な状態になっている」と同センターに情報提供があった。
もともと数匹の猫を飼っていたが、最近短期間のうちに60匹まで増えたという。
職員と飼い主が話し合い、センターが14日に52匹を引き取った。
飼い主は一部の猫しか不妊手術をしておらず、「増えすぎて管理できなくなった」と話したという。
52匹のうち成猫は32匹で、残る20匹は1カ月未満とみられる子猫だった。
いずれも健康状態に問題はなく、センターは成猫にはすでに不妊手術を実施。
これまでに愛護団体や個人に計16匹が引き取られた。
残る36匹はまだ施設におり、同センターやボランティア団体の「あにまある支援隊」がホームページなどで飼い主を求めたり譲渡会を開いたりしている。
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