衰弱した土佐犬捕獲 飼い主不明/青森・六戸
2017年4月26日(水) デーリー東北新聞社
六戸町で捕獲された土佐犬=26日、上十三保健所(青森県保健衛生課提供)
25日午後9時15分ごろ、青森県三沢市三沢平畑の県道で、車で通り掛かった男性から土佐犬を見たと三沢署に通報があった。
三沢、十和田両署員と青森県動物愛護センターの職員が付近を捜索。
26日午前9時45分ごろ、目撃場所から西に3~4キロ離れた六戸町金矢2丁目の雑木林で発見し、捕獲した。
県保健衛生課によると、土佐犬は雄で体長約1メートル50センチ。
チェーンの首輪を付けていたが、鑑札や注射済み票はなく、飼い主は特定されていない。
同課は県南地方の愛好団体「南部土佐犬普及会」と「青森県土佐犬普及連合会」に逃げた犬がいないか照合するなど、飼い主を捜している。
十和田署によると、通報を受けた三沢署員が出動して雑木林まで追跡。
未明から十和田署員らが加わって一帯を捜索し、うずくまった状態の犬を発見した。
犬はやや衰弱しており、現在上十三保健所で手当てを受けている。
目撃場所に近い上久保、古間木両小と三沢五中の教職員が26日朝、巡回を行った。
南部土佐犬普及会の太田勝会長は取材に「近隣に住む会員に電話で確認したが該当者はいなかった。会員かは分からないが、改めて逸走しないよう徹底した管理を呼び掛けたい」と話した。
同課の担当者は「ちょっとした油断が事故につながる。より一層、気を引き締めてほしい」と話している。
路上で目撃の土佐犬保護 青森
2017年4月26日(水) フジテレビ系(FNN)
首輪がついた土佐犬が保護された。
25日午後9時すぎ、青森・三沢市三沢の県道で、体長およそ1m50cmの土佐犬が歩いているのを見かけた男性が警察に通報した。
警察や動物愛護団体などが捜索したところ、26日午前8時すぎ、三沢市に隣接する六戸町金矢の林の中で、目撃されたとみられる土佐犬を見つけ、警察官らが大きな網などを使って保護した。
保護した人は「谷みたいになっているところの隅っこでうずくまっていた状態で、そのまま30分くらいかな。うずくまっていた感じ。だいぶ弱っているのかなという感じがした」と話した。
保護された土佐犬はオスで、首輪をつけていたということで、警察は、飼い主に名乗り出るよう呼びかけている。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170426-00000475-fnn-soci