最近の日本国内での出来事、学校法人「森友学園」問題、豊洲市場(江東区)問題、天下り問題、・・・
お隣の韓国での朴大統領の罷免も大きな出来事だが、日本も似たようなことが起こっている。
日刊県民福井より
政界のトップたる人までも関わり、訳のわからない次元の低い、ほんとうにつまらない事に多大の労力を費やしている。
マスコミも得ネタ(大スクープ)のように扱い争ってあちこちのテレビ番組で報道番組として放送されている。
当然、出演者には出演料(ギャラ)が支給される。
多額の収入を得ている関係者の方々、無駄な金遣いをするな!
かたや不幸な動物を無くすために自らの生活費を始末して身を粉にしてやっている人々・・・
バカげたことに力を注がず、不幸な動物たちに目を向けろ!と言いたくなります。
日本の進む道がどうもおかしくなってきているように感じるがいかがでしょうか?
ネット上である方が述べておられる「人間の3M・・・無知・無関心・無責任、人間は更には動物を苦しめている。」
もう一つの人間の3M・・・ムリ・ムダ・ムラ(私の思い)
人生振り返ると特にいかにムダが多いことか・・・つくづく感じます。
日本における犬猫殺処分のデータを御覧いただきたい。
下記のデータは、当会(動物たちとの共生を推進する会)が発足するきっかけとなったものです。
それまで何も状況を知らない中あるメディアでこの状況を知り、なんと酷い状況にあるのだろうと悲嘆し、微力かもしれないけれど少しでも不幸な動物たちを無くしていこう!と決意し活動を始めました。
更にさかのぼって、平成12年(2000年)のデータをご覧ください。
酷い数値です。言葉になりません。
現在の最も新しいデータです。
年々減少してはいますが、この数値いかがでしょうか?
現在においても欧米先進国と比較して圧倒的に多い数値なんです。
現在に至っても日本は動物後進国なんです。
現在から15年前までの年間殺処分推移データです。
(クリックで拡大できます)
「殺処分ゼロ達成!」、「地域猫対策」とかに取り組む行政が増えていますが、中味が重要なんです。
「殺処分ゼロ達成!」の裏ではボランティアの方々が多くの犬猫の保護・譲渡などで大変な労力・費用に四苦八苦している実情。
「地域猫対策」をしたからといって根本的な解決にはなりません。
避妊・去勢手術費の一部補助?地域猫として行政が認めたらボランティアの領域のものではなくなるのです。
費用の全額補助が当然ではないかと思いますが・・・
なぜ地域猫にかかわっているボランティアの方々が費用負担に苦しまなければならないのか理解できません。
官民一体となって野良猫を無くすために何が問題なのかを十分把握し、それからどう取り組むか、PDCT(PLAN・DO・CHECK・ACTION)が重要なことなのです。
「殺処分ゼロ達成!」、「地域猫対策」をブームのように扱わないで欲しいと思います。
人間というのは自分がよかれと思って行動したことが他人に多くの障害を生じさせていることになかなか気づかないのです。
人間は他の生き物にはできない素晴らしい文明を築いてきました。
しかし反面、戦争・虐待・自殺など・・・愚かなことをしているのは人間だけです。
人間は、自分の愚かさになかなか気づくことができない憐れな生き物なんです。
自分の損得を考え行動する、見栄を張る、表裏のある行動・・・
大切なのは、自分の殻に閉じこもることなく、自らやってきたこと・やっていることがどうなのだろうと広く顧みる気持ちが必要ではないでしょうか。
そうなっていく人が増えれば動物愛護活動ももっと進展していくと思うのです。
不幸な動物たちを無くすために動物愛護関係者と一体となって活動を進め、動物たちにやさしい社会を作り上げていく・・・そのような生涯を終えたいものですね。
私たち人間は大自然からはかり知れない恩恵を受けています。
自然に感謝!生き物たちに感謝!の心を持ちましょう!
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最近思うこと
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