怪我した犬を助けたいけどお金が足りない・・・
9歳の男の子が懸命に考えた行動が素敵!
アルゼンチンに住むマウコはスケートボードが大好きな9歳の男の子。
ある日マウコが弟と遊んでいると野良犬の子犬を見つけます。
子犬は怪我をしているらしく、元気がありません。そんな子犬のためにマウコが取った行動とは・・・?
2016年12月7日 TSUNAYOSHI
子犬を助けるために9歳の男の子が考えた行動
ある日怪我した野良犬を見つけたマウコ。
その野良犬はまだ子供のようでした。
心優しいマウコはその犬を放って置くことができず、彼の家に子犬を連れて帰ります。
お母さんならなんとかしてくれるかも・・・!と期待を込めて。
マウコのお母さんも怪我をした子犬を見て、なんとかしてあげたい気持ちは募ります。
子犬の怪我の状況はひどく、病院に連れていった方がいいのは明らか。
しかしマウコの家は経済的に裕福な家ではありません。
家族が生活するだけでも精いっぱいの中、野良犬の治療費を出してあげる余裕などなかったのです。
でもなんとかしてこの子犬を助けたい!という気持ちが強かったマウコはあることを思いつきます。
それは大好きなスケートボードを売ってお金にすること。
そうすれば治療費が得られるかもしれない・・・!
「スケートボードを売ります」の投稿はあっという間に何千ものシェア
マウコはお母さんのフェイスブックに、「僕はマウコです。足を怪我した子犬を見つけました。できる限りのことをしたけれど、子犬には治療が必要です。病院へ連れていくために、僕のスケートボードを売ります。興味がある方はコメントをください」と書き込みました。
9歳の子どものスケートボードになんて誰も目もくれないかもしれません。
しかしそれでもマウコは行動を起こしました。
彼が大事に大事にしていたスケートボードを売ることで、子犬を助けようとしたのです。
しかし、信じられないことが起こります。
なんとその投稿は瞬く間にシェアされ、その数は5000以上に上りました。
大事なものを売ってでも子犬の命を助けたい!というマウコのピュアな気持ちに大人たちが心を打たれた結果でした。
無事に治療を受け、今は家族の一員に
たくさんの人の心を動かしたマウコの熱いハート。
世界中からさくさんのサポートが届けられたのです!
そのサポートにより、マウコは大事にしていたスケートボードを売ることもなく、子犬は無事に治療を受けることができました。
スケートボードを売ってまでも、子犬の命を救いたい!というマウコの優しさがなければ、この子犬は今も路上で誰の愛情を受けることなく、怪我した足を抱えたまま孤独に生きていっていたことでしょう。
もしかしたら、命に関わっていたかもしれません。
ありがとう、マウコ!
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怪我した犬を助けた9歳の少年の行動
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