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殺処分ゼロや被災ペット対策目指し 県が新拠点(三重)

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殺処分ゼロや被災ペット対策目指し 県が新拠点(三重)

2016年8月26日 朝日新聞



犬や猫の殺処分ゼロに向けた取り組みや災害時の動物救護体制の強化を進めようと、県は、津市森町に県動物愛護推進センター(仮称)の整備を進め、来年5月にオープンする。
犬と猫のマスコットキャラクターも決まり、センターの施設名と合わせて愛称を9月30日まで募っている。



センターの施設は、木造2階建てで延べ547平方メートル。
犬と猫それぞれの飼育室と展示室、トリミング室、研修室、診療室を備える。
犬を運動させるドッグランも設ける。
事業費は約2億6千万円。
主に、犬や猫の譲渡や、動物愛護教室をはじめとする啓発活動のために使われる。
災害時には、被災ペット対策の拠点にもなる。
マスコットは犬と猫の2匹で、県職員の高橋千佳さんがデザインした。
犬はオスの紀州犬で、猫はメスの三毛猫で背中に三重県の形の模様がある。
県食品安全課の生活衛生・動物愛護班の担当者は「殺処分ゼロに向けた取り組みを進めるため、まずは施設を知ってもらいたい。そのためにも、親しみのある名前をつけてください」と話す。
応募は、県内在住か通勤・通学する人に限る。
施設と2匹それぞれの愛称と名付けた理由、氏名と年齢、性別、住所、電話番号を書き、〒514・8570 津市広明町13 県食品安全課・推進センター愛称募集担当(059・224・2359)へ、郵送かファクス(059・224・2344)、電子メール(shokusei@pref.mie.jp)で申し込む。
11月下旬に結果を発表し、最優秀賞にはそれぞれ商品券1万円分を贈る。
(永井啓吾)


「殺処分ゼロ」のために何をすべきか。シンポジウム開催!

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このシンポジウムには、福井県動物愛護管理業務委託の「一般社団法人ふくい動物愛護管理支援センター協会」の代表理事:小西伴彦さんが5つの団体のうちの1つとして登壇で話されています。
福井県では昨年8月に、福井県内動物愛護ボランティア活動関係者が一堂に集まり意見提言や課題検討を行う協議会「福井県動物愛護協議会」が設立され、既に5回の会合が行われました。
協議会の名称は、行政が運営する「福井県動物愛護管理推進協議会」との名称と間違えやすいということから会員の方々の提案により「福井どうぶつネットワーク」という名称に変更されました。
センター協会代表理事の小西さんは、会合に毎回出席されています。
このたび名称変更に併せ「福井どうぶつネットワーク」の代表になられました。
福井県の動物愛護がこれから大きく進展していくことが大いに期待されます。
(Fujita)

シンポジウムの内容はかなり長いものになっていますが、非常に有意義な内容ですので最後まで目を通していただきますようお願いいたします。


「殺処分ゼロ」のために何をすべきか。
 保護活動団体によるシンポジウムが開催!

2016年08月29日 猫ジャーナル  

出典: http://nekojournal.net

昨日お伝えしました、一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルの主催「ANIMAL WELFARE SUMMIT 2016」での、小池都知事と滝川クリステルさんとの対談
それと同じく、26日には同じ会場で「殺処分ゼロを達成するために」と題したシンポジウムも開催されました。
こちらでは、各地で殺処分ゼロに取り組む、5つの団体の代表が一堂に会し、その活動と思いを語りました。
その模様も、猫ジャーナルでは取材をして参りました。


登壇者の皆さん。写真左から、河瀬さん、小西さん、齋藤さん、藤野さん、滝川さん

河瀬麻花 氏(ネコリパブリック
2014年7月オープンの岐阜店を皮切りに、全国に6店舗の保護猫カフェを運営中。
2022年2月22日までに、日本の猫殺処分ゼロを目指す。
保護された猫の里親探しの場を提供しながら、寄付やボランティアだけに頼らずビジネスとして「自走」することを目指す。
現在、広島と東京・池袋に新規出店を計画中。
また、猫助けアクションを幅広く啓蒙するイベント「ネコ市ネコ座」を主催するなど、猫好きにもそうでない人にも保護猫を知ってもらえるよう、活動を続けている。

小西伴彦 代表理事(一般社団法人ふくい動物愛護管理支援センター協会
福井県の動物愛護管理業務を受託し、現在は県内の4箇所の保健所で、犬猫の保護、引き取り、収容、譲渡、返還などの業務を請け負っている。
平成22年度から受託を開始し、受託開始後から殺処分を行わない方針を立て、平成26年度には殺処分数はゼロに。
収容した犬猫を里親などへ譲渡したり、飼い主へ返還したりした率(生存率)も、平成22年度では40〜50%程度だったが、現在では90%を超えるまでに向上。
飼育の難しい子猫の生存率を高めるために、ミルク・哺乳瓶・スポイト・体重計・ペットボトル(保温瓶)などをひとまとめにした「乳飲み子育成セット」を貸し出すなど、市民の協力を得る方法も模索している。

齋藤朋子 代表(特定非営利活動法人ゴールゼロ
ZERO-VETS(殺処分ゼロを目指す獣医師グループ)を前身として、2010年に設立。
犬猫の殺処分ゼロを目指すとともに、人と動物が共に豊かに暮らしていけるまちづくりのために活動している。
獣医師を中心に徹底した避妊去勢手術の重要性を訴えるとともに、動物教室や飼い主のいない猫へのワクチン接種助成などを行っている。
いったん殺処分ゼロを達成できたら、もう過去には戻らないことが大切ととらえ、「キープゼロ活動」と称して、殺処分ゼロ後の展望にも視野を広げている。

藤野真紀子 代表理事(TOKYO ZERO キャンペーン
東京五輪開催の2020年までに、まずは東京を「動物福祉先進都市」とし、ひいては日本を「動物福祉先進国」にするとの目標を掲げ、65人が呼びかけ人となり、「8週齢規制の早期実現」、「動物愛護センターを、保護し譲渡するための”ティアハイム”的施設へ転換」、「保護犬・保護猫との出会いを広める」という3つの解決策が同時並行で実施されるよう活動を展開中。
各所や動物愛護のイベントにおいて勉強会や、著名人による視察のほか、2016年東京都知事選では各候補者への動物福祉に関するアンケートを行い、その回答結果をサイトで公開する。
また今後は公開討論会も行う予定とのこと。

滝川クリステル 代表理事(一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル
里親が決まるまでの間、自宅で保護犬・保護猫を預かる「フォスター」活動を育成する「フォスターアカデミー」や、フォスター同士のネットワーク形成の支援を行うことで、保護施設で預かれる犬猫の数を増やし、シェルター活動を支援する取り組みや啓発活動を行っている。
殺処分の8割が猫で、そのうち6割が離乳前の子猫という状況に対して、各自治体と動物病院との協力により、乳飲み子の猫を一時的に引き取り、授乳や排泄などの世話を行ってくれるミルクボランティアを増やすための支援にも力を入れている。

司会:松原賢理事(一般社団法人Do One Good
飼い主のいないペットが新しい飼い主と出会う「里親会」を軸とした「未来のペットショップ」を目指し、2009年設立の任意団体を前身として、2013年に一般社団法人として設立。
これから犬を飼う人を対象にした講義や、子どもに対する犬猫の触れ合い体験会を通じて、里親・ボランティアスタッフ・地域を繋ぐコミュニティーづくりを模索している。

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司会:(冒頭に発表された)各団体の活動をお聞きになった、感想をいただけますでしょうか?


滝川:ゴールゼロの齋藤先生のところでは、獣医師のボランティアによる野良猫の去勢手術に特化されています。ゼロに近づけるには、獣医の皆さんが協力して行うことが大事という考えで行動されていて、本当にそのとおりだと思う。そういう方が増えていってほしいと切に願っています。
藤野:事業者の方たちが、自分の得意分野で自分の力を発揮して動物福祉に取り組んでいることがとても大事。そういったみんなの力が合わさると、10にも100にもなるんだなと。(会場の)皆さんも、何か自分のできることで、きっかけを作って参加してほしいです。
齋藤:「これ1つを行えばゼロになる」ことはなく、みんなの力を合わせ、それぞれのノウハウで頑張っている人たちがいる。私は(小西さんの)福井の活動を初めて知りました。東京からゼロにしていかなければと思っていましたが、福井に負けていることも知りました。会場の方には、ここで登壇している5つの団体のどこか1つにでも、お持ちの力を当てはめられるところがあると感じていただけたらと思います。
小西:一般社団法人を名乗ってはいますが、行政から請け負ってしまっている事実があるため、他の団体とは、少し立場が異なり、できること・やっていることは、ちょっと違ってきています。そのなかで、僕らのいろんな話を生かしてもらって、せめてできる範囲を、どのようにしたら伸ばしていけるのかについて、ヒントになることを見つけられればと思います。行政との間に入りながらやっていますが、行政のいいなりだけでは(殺処分ゼロへの道のりは)終わらないかなと思います。



司会:ヒントになったことは?
小西:僕らは決められたことをやるという立場でしたが、もう少し発想を変え、柔軟性を出していけば、民間であるがゆえにできること・手を伸ばせそうなところがあるかもしれません。(現状の悩みとしては)子猫が多く、どうしようもならないくらい。
滝川:子猫はもらいたいという人も多いのに、小さすぎて譲渡できないという矛盾した状況もあります。
河瀬:殺処分ゼロを目指している5つの団体が、目指していることや、皆さんに知ってほしいことは、やはり似ています。世話に手間がかかってしまう子猫のボランティアが必要だったり、保護猫保護犬との出会いの場を増やすことに、いかに注力しているか。皆、やりたいことは一緒なんだと感じました。
司会:皆さんの活動のなかで、アニマルウェルフェアについて、どのような点を大切にして、意識しているのでしょうか? このなかで一番数多くの保護動物に接しているのは小西さんでしょうか。やはり数が多くなると、アニマルウェルフェアは難しくなるのでしょうか?

小西:僕らの団体は、収容施設を持っておらず、事務所を構えているだけなのです。あくまでも受託事業で、今は(福井県内の)4施設の保健所業務を行っています。保健所業務のなかで、最初に思うのは、言ってみれば「捕獲施設」であること。要するに、動物のための場所ではない、収容するためだけの場所なのです。これを何とかしたいという思いが最初にあります。「こんな寒いところに入れちゃうの?」というところから、(活動は)始まっています。何とか寒くないようにしようと、毛布を入れたり、コンクリートにペンキを塗ると暖かくなるので、塗り替えたり。ちょっとでも収容された動物の居心地が良くなり、運よく飼い主が見つかったときに、飼い主から(ちゃんとしたところで保護してくれたと)お礼を言ってもらえるような、収容の仕方を考えなければなりません。アニマルウェルフェアという部分として言えるか分かりませんが、収容される動物がいかに、楽しく生き生きと、元の飼い主の元に返ったり、新しい飼い主のところへ行けるようにするかは、常に考えているところです。

司会:河瀨さんのところにも、保護猫がたくさんいると思いますが、数が多いと世話をするのは大変なことですよね。
河瀬:シェルターとは違い、保護猫「カフェ」なので、自由に猫たちがウロウロしています。多頭飼いですと、感染症なども気にしなければなりませんし、1匹1匹の健康チェックは、スタッフが一番気にかけていることです。遊びに来ていただいた方が、(猫を見たときに)鼻がグジュグジュだったりする猫がいっぱいいるところから、新しい家族が欲しくなるかと言われると、ちょっと引いてしまうと思うんです。そのようなことのないように、健康チェックはしっかり行っていて、少しでも調子の悪い子がいたら、ケージに隔離してケアするようにしています。「保護猫カフェ」は保護主さんから里親さんへ、繋ぎ渡す場(中継地)だと考えていて、この保護猫カフェにいる状態が、猫にとっての幸せでは決してないと思います。ただ、猫リパブリックにいる間は、猫たちがのびのびと、猫本来のかわいらしさが、来店者に伝わるようにケアをしています。

司会:保護して、地域にリターンする「TNR活動」における、アニマルウェルフェアはどうとらえていますか?



齋藤:動物たちには最後まで幸せに生きる権利があるということだと思います。私の病院にも、たくさんのボランティアさんが猫を連れて来てくれますが、あの方たちがいなかったら、私の仕事も成り立ちません。やはり、人が豊かで幸せになっていないと、このような活動はできません。それが前提にあります。その上で、不妊手術をすることで、野良猫も一代限りの命をまっとうさせることをいつも意識しています。つまり、殺処分などしなくともいい方法がある、という理解が普通のことになる社会となるように、意識の向上をしていかなければならないと考えています。

司会:藤野先生、アニマルウェルフェアと殺処分ゼロについてお聞かせください。


藤野:私たちは、活動のなかで殺処分ゼロを目指していますが、あくまでも数字を追い求めるものではありません。人間で言えば、人が人らしく尊厳を持って生き抜くことを福祉と定めるのであれば、犬や猫たちが本当に犬らしく・猫らしく天寿をまっとうするために、私たちはどうあるべきか。人間が命をどう守ってやるべきか。そして、福祉というのは、殺処分がゼロになればいい、生きてさえいればいいということではなく、どう生きるか、どう生かせるか、どう守るかが大事だと思っています。「餌だけをあげて、環境は悪いが生きている」のは、福祉から外れていて、アニマルウェルフェアではないのです。行政が殺処分ゼロを躍起になって求めるのではなく、あくまでも、アニマルパーソン(動物愛護の心を持つ人)が本当に幸せになる道を、どうやったら見つけられるのか。これはケース・バイ・ケースで、その1つ1つの個体によって、どういうケアをするかが変わってくるのが、福祉だと認識しています。ですから、安楽死もときにはあると思います。私の飼っていた犬が肺ガンになり、生死の淵を彷徨っていたときに、私はフランスにいました。主人は、家内が帰るまでは生かしたいと願っていましたが、生きながらに窒息するような状況を目にして、「帰ってくるまでは何とか生かしてあげたかったが、涙を流して苦しむ姿は見ていられない。これは楽にさせてやりたい」と言ってくるほどでした。そして安楽死を決断して、獣医さんのところに連れて行く最中に、主人の腕のなかで天国にいったという経験があります。まさに個々の犬たちに何が、痛くなく怖くなく、幸せで温かいことなのか(を考えること)。それがアニマルウェルフェアだと思います。
滝川:アニマルウェルフェアとは、藤野さんが仰ったとおり、大事なのは、ゼロという数字を追うだけではないということです。誤解されないように、そこはやっていきたいです。(国際的動物福祉の基本となる)5つの自由にあるように、生き物として、人間は誰でも痛みや負傷や病気をなるべく避けたいはずです。一方、動物のそれは見過ごすのでしょうか。野良猫・野良犬でさえも、自分たちで行動して避けているかもしれません。人間と関わるペットならば、そこは人間が責任を持ってちゃんと見てあげる。それがお互いにとっての、当たり前の関係だと思うんです。生き物として当たり前の尊厳を守るのは国際的にも、当たり前のことで、こういうことをペットだけでなく、地球上に生きている家畜も含む生き物に対して、なるべく、生きている間にどれだけ幸せに過ごさせてあげるかを重視すること。動物愛護先進国では行っていることです。私たちがされたくないことを、人間以外の生き物にもしないようにする。そのことを改めて振り返って考え直せればいいと思っている次第です。

司会:殺処分ゼロについて、具体的にこんなことができるという提案を、河瀨さんがスライドでまとめてくださっているので、生かしていただければと思います。


河瀬:猫の殺処分の6割が生まれたばかりの子猫です。殺されるためだけに生まれる命があるという悲しい命の連鎖を止める方法は、やはり1つだけではないかと思っています。皆さんは、「さくら猫」をご存じでしょうか。耳にV字のカットが施された猫で、避妊去勢された地域猫の証です。猫は最多で一年に4回くらい出産が可能で、生後半年くらいで妊娠できてしまいます。極端な例では、1匹の猫が、1年で50匹から70匹まで増えてしまう可能性を、知らない人もすごく多いと思います。避妊去勢をすることで、そのような不幸な命の連鎖を絶てるのではないか。こういうことを知らない人に知ってもらうには、言い方が必要になると思います。齋藤先生が行っているような、野良猫を捕獲して、手術を施し、元の地域に戻す「TNR活動」があります。この活動の段階で、もし人慣れしている猫を地域に戻してしまうと、(すぐに悪意のある人に捕まってしまい)虐待などの恐れがあります。その猫たちが保護されて、私たちのような保護猫カフェに来て、新しい里親のところへ巣立っていく例がたくさんあります。
藤野:質問です。捕獲するときの、簡単なやり方で何かありませんでしたっけ?
河瀬:保護器というものがあります。決まった時間に餌やりをする癖をつけてあげると、保護器に対する警戒感がなくなります。そのため、捕獲には餌やりさんとの協力が重要になってきます。
小西:立場的に行政側の話になりますが、捕獲には難しい部分もあります。捕獲するのがどれくらい難しいかというと、保健所から来たから、すぐ捕まえられると思われていますが、(そう簡単には)捕まえられるわけがない。そこは餌をやっている方やボランティアの方の協力をいただいて、1週間〜2週間かけて餌付けをして、捕獲器やケージに慣れさせて捕まえます。長い期間をかけてやっています。TNR活動についての話ですと、福井県の場合では、行政としてはTNRをすごく積極的にやっていこうという文化はないのです。TNRで解決されるのは、数が増えるのを減らすことですが、それに対して、保健所で僕らが業務しているなかで寄せられる苦情は、糞の駆除、ニオイに対するもの。中でも多いのは、農業をやっている方からの苦情で、植えた苗をひっくり返すといったこと。これはTNRでなおるのかといったら、なおらないんです。そのため、「なにしとんねん!」と住民からは言われますが、「でも、数が増えないだけでもいいじゃないですか。20〜30匹なんてすぐに増えてしまいますから」と、まず減らすところから始めないと、と説得している状況です。
藤野:毎日餌をやることや、今の捕獲のお話はなかなかハードルが高く、愛情はあるけど一歩が踏み出せないという方も、私の回りにはいらっしゃいます。そのような方に勧めたいのは、自分にしかできないことをまずやってみることです。私は長年お菓子を作り続けて、そこでお役に立てればと、差し入れをしながら譲渡会を行ったり、ピアノの演奏ができる方がリサイタルをするとか、ご自身のキャリアを生かせることが必ずあると思います。そこを突破口として、愛護活動に繋ていただくのが素晴らしいと思います。また、まず動くこと。どこでもいいんです。近くの保護団体へ行って、顔を出してみる。そこで人間関係が繋っていきます。何をしたらいいか分からないが、とにかく行ってみる。散歩のボランティアがあるから行ってみる、とか、病気の子を病院に連れて行くとか。そこから、どんどん広がっていく。アクションを起こすことがとても大切だと思います。
滝川:アニマルウェルフェアは、かわいいからという理由で動くものではなく、福祉のようにかわいそうだからと餌をあげるのでもありません。そのことを頭に残してもらいたいです。本日来場された方にお配りした「WELCOME PET CAMPAIGN」のパンフレットでは、保護犬・保護猫を飼っている方のインタビューや、どこのシェルターで引き取ることができるかという情報を載せています。このパンフレットは、私たちの財団の事務局に問い合わせいただければ、何部でも送りますので、これを多くの方の目に届くよう、ぜひご協力をお願いしたいです。

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プログラムの最後では、寄せられた質疑に対して、登壇者から回答が寄せられました。


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質問その1:殺処分ゼロが満たされることで、闇で消される子が増えてしまうという意見も一部ではありますが、どうお考えでしょうか?
藤野:行政サイドとして、受取や殺処分を拒否できます。その結果(殺処分にカウントされずに)闇で殺されている動物が増えているということですが、「殺してください」と保健所に持ち込まれて、行政が「殺処分はできない」と拒否するケースが15%あります。そのほとんどは遺棄主不明の動物たちです。行政がしなければならない、正しい法律は作るべきで、「法律を作ったからこうなった」となるのは本末転倒。そこで大事なのは、その闇の部分をどう炙りだして、検挙していくかという法規制をもっと密にしていくこと。これが次期法改正に、期待されるところです。

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質問その2:地方や田舎では、まだまだビックリするほど、犬猫の扱いがひどいところも多いです。大きな団体があったり、行政が対策を採っていない地域の場合、どう動いていけばいいのでしょうか?
小西:とんでもない事例として一例を。田舎ではお年寄りが犬を飼っていますが、息子さんたちは東京にいたりして、おじいちゃん・おばあちゃんが淋しいだろうと、犬を買ってあげるんですね。ところが、犬を飼うイメージが世代でまったく違うので、トイプードルのような小型犬で室内飼育が必須な犬種でも、外に繋いで飼っているんです。ある雨の日に巡回していると、軒下に濡れねずみになりながら、おじいちゃんの帰りを待って、繋がれているんです。飼い方として悪いわけではないが、ウェルフェアではないですよね。これは知識が違うことが原因です。僕らの「犬は室内で飼育しましょう」ということを伝えて、地域のお年寄りが実行できるかといえば、そういう経験がまったくないですから、できない。チワワでも外で繋いで飼われちゃいますから。僕にとってあり得ないことですが、現実にはそこにある。福井では動物行政は民間に委託されることになって、僕らが受けて、実際の現状を知ることができたというのも、現実だと思います。
河瀬:岐阜でも、犬は外で飼うもの。田舎に行けばいくほど、どうしてもそうですね。子どもたちの教育に力を入れて、お年寄りに孫の立場から言ってもらう。それはひどいことだと言ってもらうだけでも、変わっていくような気がするので、子どもたちの教育にアニマルウェルフェアを定着させて、孫を通じてお年寄りの意識を変えていくのがいいのではないかと思います。

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質問その3:うまくいく保護猫カフェと、うまく行かない保護猫カフェの違いは?
河瀬:私たちがうまくいっているかは微妙ですが、なんとか継続できている理由は、保護猫カフェだから、といってサービスを置き去りにしないようにしている点です。サービスを重要視し、対価をお客さまからいただいていることを、スタッフがちゃんと理解してくれ、その意識を強く持っています。だからといって、猫たちを酷使するようなことは絶対してはなりません。「猫が一番」にしつつ、お客さまが、保護猫たちとの空間をいかに楽しんでもらえるか、猫のいるすてきな環境を提供しているんだという意識を持って、運営をしています。あくまで、(業しての)1つのサービスであり、そこに附随して猫を保護しながら、新しい家族を見つける場所を提供する。そういう場だという思いを、押し付けではなく、お客さまとお店が一緒に作り上げ、共有できるような場を作るのが大切です。

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会場となった福武ホールは、ご覧の通り立ち見が出るほどの盛況ぶりで、殺処分ゼロに対する関心の高さをうかがわせるものでした。
数字合わせによって達成する殺処分ゼロではなく、ただ消えていくだけの命がなくなる「真のゼロ」が実現できる社会となり、猫のため、なおかつ人のためになりますよう、猫ジャーナルとしても引き続き微力ながら協力ができればと思います。

飛び出すペット写真

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うちの猫がここにいるみたい!「飛び出すペット写真」

2016年8月30日(火) 東京ウォーカー


かわいいお鼻が突き出ているなんて、触らずにはいられない・・・!
(注:劣化を防ぐため、あくまでやさしく触るべし)





オリジナルの雑貨が作れたり、3Dプリンターでフィギュアが作れるなど、ペットの思い出を残すサービスはいろいろあるけれど「飛び出すペットフォト」なんて楽しいものがあるのは知ってる?
1枚の写真データから、愛犬・愛猫の顔が飛び出た立体レリーフに仕立ててくれるという「Poppet(ぽぺっと)」だ。
写真立ての中からペットのお顔がにゅーんと飛び出ているので、思わずちゅーしたくなってしまう存在感は、特殊技術(特許申請中)から作られたもの。
表面は壊れにくいプラスチック製で、軽くて劣化しにくいそう。
特殊加工により、目と鼻はまるで濡れているようにツヤツヤに仕上がるというこだわりにも、ペットへの深い愛が感じられる。
フレームは「スタンダードフレーム」2色と「ナチュラルフレーム」3色に、この夏新たに「マーブルカラーフレーム」が追加でラインナップされた。
9月末までは、サマーキャンペーン価格を実施中だから、ペットの思い出を特別な形にしたい人や贈り物にしてみたい人は、今がチャンスだ。

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】 

飛び出すぺっとフォト ぽぺっとPoppet  http://mypoppet.shop-pro.jp/

犬猫ネグレクト 汚物まみれ、死骸放置

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犬猫ネグレクト 汚物まみれ、死骸放置兵庫・姫路のNPO保護施設 市が改善指導

2016年8月23日 毎日新聞大阪朝刊


ごみなどが散乱した「アニマルメリーランド」の施設=ワンライフ提供

動物保護を目的とするNPO法人「アニマルメリーランド」(兵庫県姫路市)が運営する施設内で、数百匹の犬や猫が不衛生な状態で長期間放置され、一部が病気などで死んでいたことが関係者への取材で分かった。
姫路市保健所は動物愛護法に基づいて今年6〜7月に立ち入り調査し、施設内の状況を改善するよう行政指導した。
前理事長(8月1日に退任)の女性(66)は「ネグレクト(飼育放棄)と言われても仕方ない」としている。
動物保護をうたうNPOでネグレクトが発覚するのは異例。
【原田悠自】

法人は2001年の設立。
複数の関係者によると、一般家庭や市から数百匹の犬や猫を引き取り、新たな飼い主を探す活動を続けてきた。
15年度は約980万円の寄付金を集めている。
当初はスタッフが数十人いたが、次第に減少し、えさやりや清掃がずさんに。
数年前から施設内にごみや汚物が散乱し、今春ごろから状況が悪化した。
今年6月下旬、別の動物愛護団体「ワンライフ」(和歌山県上富田町)が支援に入ったところ、施設内にごみがあふれ、動物の死骸が放置されていた。
約100匹の犬や猫がいたが、やせ細って衰弱した動物も多く、数匹が直後に死んだという。
姫路市保健所は6月末、匿名の通報を受け、7月までに3回にわたり立ち入り調査し、清掃して状況を改善するよう指導。
担当者は「内部はごみ屋敷のようだった。明らかな虐待は確認できていないが、監視を続ける」としている。
前理事長の女性は取材に「スタッフが減り掃除などが行き届かなくなった。申し訳ない」と釈明。
一方、死んだ動物については「施設の環境ではなく、持病などが原因だ」と話した。
施設内には現在も約100匹の動物が残され、今後は別の理事らが再建を目指し、法人名も変更するとしている。

数人で300匹を世話 元スタッフ
「動物たちが汚物にまみれ、皮膚病も広がっていた。えさや水もほとんど与えられず、事実上の動物虐待だ」。
アニマルメリーランドの複数の元スタッフが、動物愛護の理念とはほど遠い実態を証言した。
法人は元々、ボランティアで動物保護に取り組んでいた前理事長の女性が中心となり設立。
一般家庭から病気や高齢の動物を引き取り、姫路市からも受け入れていた。
しかし、多い時で約300匹いた動物の世話はわずか数人が担当。
ある元スタッフは「人数不足で、とても世話しきれなくなった」と話し、今年6月ごろには大半のスタッフが辞めたという。
日本獣医生命科学大の水越美奈准教授(人と動物の関係学)は「動物を守る気持ちがあっても、結果的に世話ができなければネグレクト」と指摘する。
背景には、犬猫の世話、管理を放棄する飼い主や殺処分を迫られる自治体の存在もある。
2014年度に全国の自治体で殺処分された犬猫は計約10万1300匹。
環境省は殺処分数を減らすため、NPOと協力して動物譲渡先を探すよう自治体に促している。
水越准教授は「NPOなどに安易に譲渡する自治体もある。今回も、監督してきた自治体にも責任があるのではないか」としている。
【原田悠自】

多い時で約300匹いた動物の世話はわずか数人が担当。
ある元スタッフは「人数不足で、とても世話しきれなくなった」と話し、今年6月ごろには大半のスタッフが辞めたとのこと。
施設内には現在も約100匹の動物が残され、今後は別の理事らが再建を目指し、法人名も変更するとしています。
また、姫路市によりますと現在、一部の動物についてはほかの愛護団体への譲渡が進められているということです。

★関連記事(動画あり) TBSニュース
動物保護NPOに立ち入り調査、犬や猫“悪い環境”で飼育

動物保護を目的としたNPO法人が運営する兵庫県姫路市の施設で、犬や猫など100匹以上が衛生環境の悪いなかで飼育され、市が立ち入り調査をしていたことがわかりました。
問題となっているのは姫路市のNPO法人「アニマルメリーランド」が運営する市内の施設です。
市によりますと今年6月、「動物が虐待されているのでは」という匿名の通報があり立ち入り調査したところ、施設内にごみなどが散乱しているのが見つかりました。
7月末の時点で犬40匹、猫70匹などが飼われていて、明確な虐待の形跡はないものの、一部の動物には皮膚病などの症状が見られたということです。
また、別の愛護団体が施設を訪れたときには、衰弱死寸前の犬が見つかりました。
NPOの当時の代表は市に対し「スタッフが減り、飼育が難しくなった」と話したということです。
「絶対に虐待はしていない。朝晩の食事、エサと水換え、部屋の掃除をやっていた」(NPOの元代表)
姫路市によりますと現在、一部の動物についてはほかの愛護団体への譲渡が進められているということです。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2851511.html
(23日11:40)

保護・収容動物のお知らせ

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二州健康福祉センター(敦賀市)に1匹の成犬が収容されています。

保護・収容日:平成28年9月1日(木)、公示終了日:平成28年9月5日(月)
捕獲場所:美浜町河原市19-12周辺路上
雑種、中型、性別オス、年齢数年、毛は薄茶色で短毛、赤色首輪着用&リード付き

飼い主の方、お心当たりのある方、至急センターへ電話をしてください。
センターへの電話は、0770ー22-3747、です。
どうか皆さまのご協力をお願いします 

ワンコに会いに来てくれる郵便屋さん

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ワンコに会いに来てくれる郵便屋さん 1人と1匹のふれあいが心温まる

2016年8月29日(月) ねとらぼ

  

郵便屋さん「お~、よしよし」

自転車でさっそうと表れ、ポストに郵便物を届けた郵便屋さん。
その姿を見て郵便屋さんに近付いてきたのは大きくて少しいかついワンコ。
このワンコ、体が大きいせいか怖がられているそうですが、郵便屋さんは親しげにワンコをなで回します。
ワンコはとってもうれしそう。
この郵便屋さんは、いつもこのワンコに会いに来てくれているとのこと。
見た目は怖そうなワンコですが、郵便屋さんはこのワンコのかわいらしさを分かってくれているようです。
ふれ合いの一部始終を見ていると、心が温かくなりますね。

動画:郵便屋さんとワンちゃんの交流

高齢化で乳母車に愛犬

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「我が子」と散歩 高齢化で乳母車に愛犬

2016年8月30日 毎日新聞


複数の犬を乗せられる多頭用ペットカート。
「外出先が広がる」として普及が進んでいる=東京都台東区で

ベビーカーに乗せて赤ちゃんと移動するように、ペットカートを利用して愛犬といつでもどこでも一緒−−。
そんなライフスタイルが急速に進んでいる。
ペットの高齢化が背景にあるが、人と犬の関係の変化も影響しているようだ。

東京都渋谷区の代々木公園のドッグラン。
柵で囲まれた広場を犬たちがうれしそうに駆け回っていた。
ペットカートを押して遊びに来る飼い主も目立ち、カートの中から顔をのぞかせてドッグランを眺めている犬もいる。
「一緒にカフェに行くのに便利だし、電車に乗っていろんなところに行けます」。
小型犬のケアンテリア2頭を連れてきていた主婦(50)はカートの利点を語る。
ピクニックランチを楽しむ市民でにぎわう台東区の上野公園では、2匹の小型犬が多頭用カートに乗って芝生の上を気持ち良さそうに“散歩”していた。
ペット用品大手のジェックス(東大阪市)によると、ペットカートの普及が急速に進み出したのは5年ほど前から。
同社マーケティング部の担当者は「人の多いところではカートは犬の休憩所になる。カートに乗せて皆にかわいい愛犬を見せたいという心理もあるようです。複数の犬を乗せることができる多頭用も人気です」と語る。
ペット保険を手がけるペット&ファミリー少額短期保険が一昨年に犬の飼い主1000人を対象に実施したアンケート調査では、カートの使用経験者が3割を超えた。
理由としては小型犬の飼い主は「外出先の幅を広げるため」、大型犬では「愛犬が高齢になったため」が最多だった。
ペットフードの質や医療技術の向上で犬の寿命が延びていることに加え、飼い主自身の高齢化が進んでいることも普及の要因になっている。
また、東京スカイツリーの商業施設東京ソラマチや六本木ヒルズなど「キャリーバッグやカートに全身が入っていればペット同伴可」という施設も増え、おしゃれなペットカートで旅行やショッピングを促すウェブサイトも人気だ。
こうした新たな需要を見逃さなかったのが、育児用品大手メーカー「コンビ」だ。
「ペットも赤ちゃんと同じ大切な家族です」を宣伝文句に、2012年にペット用品業界に参入し、カートの販売を開始。
ベビーカーのノウハウを生かし、衝撃吸収素材や温度調整機能を充実させた5万円前後の高価格帯を中心に、売り上げを毎年約2割伸ばしている。
調査会社の富士経済は「ベビーカーメーカーの市場参入で、乗り心地や収納のしやすさを追求した高価格帯の製品が台頭している」と分析する。
ただ、公共の場での利用には注意も必要だ。
JR各社は列車への乗り入れを原則的に禁じている。
犬を入れるケースを取り外してカートを折りたためるタイプは例外だが、大きさや重さの制限があり、一定の料金もかかる。
東京メトロなど同様の対応を取っている電鉄会社は多い。
代々木公園に散歩に来ていた愛犬家の中には「犬に対する価値観の変化を感じる。犬を犬としてみていないのではないか」と、ペットを赤ん坊のように扱うことへの違和感をもらす声もあった。
人と動物のふれあい活動を推進する赤坂動物病院(東京都港区)の柴内晶子病院長(52)は「不快に思う感情も分からなくはないが、カート利用者には高齢化などそれぞれの事情があり、人間と犬との絆は近年、より深まってきている。一方で、カート利用者は犬の種類に応じて必要な運動量や特性を勉強する必要がある」と指摘している。
【木島諒子】

3Dプリンターで障害もつ動物に人工装具

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3Dプリンターで障害もつ動物に人工装具、低コストで新たな生活を

2016年8月24日(水) ナショナル ジオグラフィック日本版


3Dプリンター製の義足で走る、生まれつき前脚が不自由なイヌのダービー

3Dプリンターで作った人工装具によって、新たに自由な生活を取り戻す動物たちが増えている。
ハイイロガンのほか、ウマやネコ、イヌの例を紹介しよう。

2015年12月、ハイイロガンの「ヴィトリア」がブラジル、サンパウロ近郊の動物救護センターに連れてこられたとき、くちばしの大部分が失われていた。
ボランティアがベビーフードを与えたものの、このままだとヴィトリアは毎日の食事に時間がかかるばかりか、面倒を見てくれる人間がいなければ生きていけない。
そこで、救護センターは、地元の歯科医で3Dによる顔面と歯の再建の専門家、パウロ・ミアモト氏に相談。彼の協力で、ヴィトリアのために3Dプリンターを使って人工のくちばしを作ることにした。
ミアモト氏は、獣医師や3Dコンピューターデザイナーらから成るボランティアチーム「アニマル・アベンジャーズ」の一員で、3Dプリンターを使って野生動物やペットのためにカスタムメイドの人工装具を製作していた。

第2のチャンス
最初に装着した人工くちばしは、大きすぎて落ちてしまったため、アベンジャーズはコンピューター上で設計から見直した。
その上で、トウモロコシやサトウキビが原料の生分解性ポリマーの1種を材料に、3Dプリンターで2つ目の人工くちばしを作成した。
手術で取り付けた新たな人工くちばしはヴィトリアにぴったりフィットしたので、この鳥はすでに故郷の砂浜に戻って暮らしている。

最初の人工くちばし(左)の失敗後、3Dデザイナーと獣医師たちは設計から見直し、よりフィットするデザインのものを開発した。

「私たちは動物たちに第2のチャンスを与えています。こうした人工装具がなければ、ほとんどは安楽死させられていたでしょう。だれも世話をしてやれないのですから」と、ミアモト氏は言う。
高度な技術と費用を要する手法に思えるが、どの装具も手作業で作るよりずっと安上がりだ、とミアモト氏は付け加えている。
必要なのは、携帯で撮った写真とオープンソースのコンピューターソフト、それに3Dプリンターだけだ。
人工装具は、動物の行動や生息環境に合わせておくことも大事と、彼は言う。
「もしオオハシに白いくちばしを付けたら、他のオオハシから拒絶されるかもしれません。だから、オレンジ色にしておく必要があります」

ウマのホリー
オーストラリアで暮らすホリーは足の疾病、蹄葉炎にかかっていた。
痛みがあるほか、蹄と足の骨をつなぐ組織が炎症を起こすと歩行障害が出る恐れもあった。
ホリーの獣医師は、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)で金属技術のディレクター、ジョン・バーンズ氏に連絡を取り、3Dプリンターでチタン製の蹄鉄を製作した。
「うまく機能するか、まったくわかりませんでした。乗馬も一度しか経験がありませんでしたし」とバーンズ氏。だが、彼の蹄鉄はうまく炎症部位にかかる体重を分散し、ホリーはふたたび歩けるようになった。

ネコのシラノ
米バージニア州で暮らす10歳のネコ、シラノは、骨のがんを克服していた。
だが、がんのせいで膝関節がもろくなり、痛みが出ていた。
ノースカロライナ州立大学の獣医師たちは3Dプリンターを使い、人工膝関節インプラントを作ることにした。獣医師チームが、頸骨と腓骨をつなぐ新しい膝関節を埋め込むと、シラノの膝の可動域は完全に元どおりになった。

イヌのダービー
イヌのダービーは、生まれつき前脚に障害があり、走ることはおろか、歩くこともできなかった。
そこで米バージニア州を拠点とするアニマル・オーソケア社はダービーの里親の支援を受けて、3Dプリンターを使いダービー用の義足を製作。
今ではふつうのイヌと同じように家の近所を走り回っている。

文=Carrie Arnold/訳=倉田真木


ニホンオオカミの血を引き継ぐ川上犬とは!?

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ニホンオオカミの血を引き継ぐ川上犬とは!?

2016/8/30 わんちゃんホンポ



川上犬の純血種は超希少!
川上犬は、長野県南佐久郡川上村に伝わり保護育成されている【ニホンオオカミ】の血を引き継ぐ小型の和犬です。
猟師がニホンオオカミを飼い慣らしたものとの言い伝えが残っている通り、野性的な要素が多々残っています。
一説によれば『オオカミと交配させるためメスを山中に留めさせた』と言うのですから、それは凄まじい話ですね!
それ故に愛好家にとってはとても魅力的な犬種なのです。



また、村の名が犬種名の由来になっているのも珍しく、1921年に国の天然記念物に認定されました。
村内には約80頭の川上犬がいますが、天然記念物に指定されているのは半数にも満たないと言われていて、その理由としては、長野県と川上犬保存会事務局により厳しい審査が行われ、その結果として川上犬の条件を充分に満たされていると認定された犬のみが天然記念物として指定されるからだそうです。
実は戦争中に、軍による撲殺令で川上犬はほぼ絶滅状態になりました。
しかし、ほんの僅かではありますが生き残った犬がいたそうです。
そして戦後になり、外国から洋犬が持ち込まれたため、この犬種も雑種化が進み純血性が薄れて行き、その理由から、信州川上犬保存会が1968年に一旦は長野県天然記念物の指定を解除しました。
その後、純血性をより高めるために純血種同士の交配を重ね、その努力の結果、純血性を高めることに成功し、1982年に再指定されたと言う経緯があります。
ですので現在の川上犬の純血種は超希少犬種と言えるのです。
野性的な要素を多く残していて、しかも可愛い顔をしているとか・・・
一度は純血種の川上犬に御目にかかってみたいものです。

外見,特徴,性格
<外見>
耳は正面を向き三角であり小さめ、額が広く頭骨の縦線がハッキリしています。
尾は太くて長く、巻き尾または差し尾があります。
胸や肩が力強く頑丈です。
四肢は細めですががとても強く、特に後ろ足が発達しています。
大きさは柴犬より少し大きい程度で日本では小型犬に属します。
<特徴>
昔ははカモシカ猟に使われていたそうで、険しい山の斜面やゴツゴツした岩場を走り回っていたためとても速く走り、雄犬は2mもジャンプ出来ると言われています。
また、自分より体の大きな獲物にも立ち向かう勇敢さを持っているとも言われています。
<性格>
ニホンオオカミの血を引き継ぐ川上犬は、眼光鋭くオオカミのような凛々しい雰囲気を持っています。
警戒心が強く誰にでも友好的な犬種ではありませんが、主人の事を大切に考えて添い遂げようとする従順さは日本犬の中でも頭抜けているそうです。
しかしスキンシップが不足すると信頼関係が失われ、攻撃的になる場合がありますので注意しなければなりません。
そのためコミュニケーションをしっかり取れば素晴らしい愛犬に成長します。

純血種であり天然記念物に指定された川上犬は簡単に入手できない
日本でも希少犬と言われる犬種はいますが、外国に行くと比較的多く存在する場合があります。
しかし川上犬は長野県南佐久郡川上村にしかいませんのでかなり希少だと言えます。
その中でも長野県の天然記念物に指定された犬の子孫となると、長野県の【文化財保護条例】が適応されるのです。
ですから私物化できず、長野県の生きた文化財を共有する形になるため事前審査もあります。
ペットショップやブリーダーから購入する犬とは違いますので、天然記念物に指定された川上犬は簡単に入手できません。

事前審査内容
事前審査内容のポイントは、あくまでも【自然環境を中心とした飼育環境を重視する】と言う事です。
体質に適合しない地域(高温多湿な地域)や都市部に住んでいる方は審査から漏れる場合があります。
因みに、この犬種と生活されていらっしゃる落語家の【林家木久扇】さんは、事前審査に2年かかってやっと入手されたそうです。
通常都会にお住まいの方は川上犬が入手できないと言われていますが、信州川上犬保存会は木久扇さんの熱意に打たれたのでしょうか?
木久扇さん、熱望していた川上犬が入手出来て良かったですね。
また、天然記念物に指定されていない川上犬でも早くて2年、現在でも約100人の方が審査の結果を待っているそうです。

まとめ
川上犬と言う犬種は、外見・特徴・性格などをみると、日本犬の愛好家にとってはぜひ入手したい犬種の一つでしょう。
この犬種を知れば、日本犬好きの方なら入手したいと思うのではないでしょうか。

実は私も現在の愛犬を迎える前に川上犬の入手を検討した事がありました。
しかし、事前審査に時間がかかると言う事と躾の失敗が怖かったため断念したのです。
もし私が川上犬を入手できていたのなら、名前は【吉宗】か【一刀】だったでしょう。
でも私は今の愛犬に大変満足しています。
それは運動能力に長け、見ている私を元気にしてくれるし、何より私に対して揺るぎない信頼を寄せてくれていること。
正に自分の理想に適った犬だったのです。
川上犬であれ何であれ、一番可愛いのは自分の愛犬だと言う事ですね。



更に詳しく川上犬を知りたい場合はこちらのサイトにアクセス
http://www.vill.kawakami.nagano.jp/kawakamiken/02_kiso.html

前足を失ったわんこ、義足を着けて超ハッピーに

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前足を失ったわんこ、義足を着けて超ハッピーに
今は歩く練習中!

2016/09/05  BuzzFeed



こちらはタイのわんこ、コーラ。1歳の雑種犬だ。
可愛いでしょ?
 前足を失ったコーラは動物福祉慈善団体「ソイ・ドッグ財団」に、義足を着けてもらった。
見ての通り、信じられないくらい大喜びした。



財団は7月30日、Facebookページにコーラのこの映像を投稿した。
すると動画はすぐに広まり、700万回以上再生されている。
動物病院のスタッフがまず最初に直面した課題は、コーラを座らせることだった。コーラがとても興奮していたからだ。
最終的に、スタッフは新しい足を何とか紐で固定することができた。
コーラを治療したこの動物病院の院長は、耐久性のあるプラスチックから新しい義足を作り出したのだ。
取り付けができると、コーラはすぐに自分の足で立ち上がった。
コーラは、明らかに歩き回りたくてたまらない様子だ。
少しだけジャンプすることもできるようになった。
やったね、コーラ。

コーラは子犬だった2016年5月に、前足を失った。
生後9カ月だったコーラは、近所に住む36歳の男の家に迷い込んだ。
この男は、彼の靴を1足噛んでしまったコーラを刃物で切り付けた。
その後、この男は、2014年に制定されたタイの動物福祉法に基づき、懲役1カ月の判決を受けた。
襲撃を受けた後、コーラはソイ・ドッグ財団に保護され、バンコクにある動物病院に入院した。





コーラの治療費は、支払う余裕がなかった飼い主に代わって、ソイ・ドッグ財団が支払った。
財団の共同設立者ジル・ダリーは、コーラの容態が安定するのを待ち、プーケットからバンコクへと飛んだ。
コーラを引き取って、プーケットにある財団の本部で義足を着けるためだ。
コーラは現在、プーケットに住むソイ・ドッグ財団のジルと、彼女の夫、ジョンとともに生活している。
ジルは、2004年、洪水の中、水牛のいる畑から犬を救出しようとして敗血症に感染。
両足を切断して義足を使うようになった。
同じく義足を使っているコーラを、ジルは大好きになり、以来面倒を見ている。
夫ジョンはABCに対し、次のように語った。
「コーラがいい例ですが、犬にはいつも感心させられます。残酷なことに耐えなくてはならなくても、すぐに人間を許し、素晴らしいペットになってくれます」
コーラ、君はとてもラッキーなわんこだね!

小池都知事にお願い!本当の意味での「殺処分ゼロ」へ

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小池都知事にお願い!本当の意味での「殺処分ゼロ」へ

2016/9/5 わんちゃんホンポ



小池新都知事の公約「ペットの殺処分ゼロ」は実現可能なのか
去る7月31日の東京都知事選挙で、歴代4位の291万票を獲得して圧勝した小池百合子氏。
選挙戦での公約のひとつに、「殺処分ゼロ」を挙げていました。
ペットと暮らす都民にとっては大歓迎の公約ですが、果たして実現できるのでしょうか?

2014年度の処分数はおよそ1,000頭
東京都の発表によると、2014年度に保健所に収容された動物は、持ち込みや迷子などを含め、およそ1,800頭にのぼります。
852頭は、無事飼い主に引き取られたり、譲渡されたりしていますが、981頭は悲しいことに殺処分となってしまいました。
収容、処分ともに猫が圧倒的に多く、収容数では全頭数の70%以上、殺処分ではなんと90%を超えています。
犬については、収容数が全体の26%、殺処分数は5%です。
頭数で見ると、成犬・子犬合わせて475頭が収容され、52頭が殺処分となりました。
先日のリオ・オリンピック閉会式で、クール・ジャパンを印象づけた東京都ですが、動物たちにとって幸せな都市とは言えない現状があります。



都道府県では初の処分ゼロ広島県
そんな東京都に、希望を与えてくれるのが、広島県です。
今年度の犬の殺処分数ゼロを達成する見通しとなっています。
広島県は、2011年度の犬・猫殺処分数が全国ワースト1でした。
まさにどん底からの大逆転です。
そんな広島県がどうやって、犬の処分をゼロにできたのでしょうか?
それは官民がタッグを組み、「ふるさと納税」を活用した資金集めが成功したからです。
県内で犬の保護や災害犬育成に取り組むNPO法人「ピースウインズ・ジャパン(PWJ)」をふるさと納税の対象にしたところ、なんと4億円もの資金が集まりました。
それにより、犬舎が新設でき、殺処分の対象となる犬をPWJが全頭引き受けることが可能になったのです。
PWJに保護された犬たちは、新たな飼い主に譲渡されるなど、生存が約束されます。
今年度だけでなく、継続的に全頭引き取りが可能となるほか、広島県では猫の殺処分0も目指していく方針です。

殺処分ゼロは実現できる!
県レベルでは広島が初ですが、市レベルでは、すでに川崎市で犬・猫ともに殺処分ゼロ、札幌市で犬のみゼロが実現しています。
そして、成功している自治体に共通するのが、民間の保護団体との協力体制。
東京都や首都圏を対象にした保護団体は、ネットで検索しただけでも、いくつも存在することがわかります。
また、NPO等の法人化した組織だけでなく、小規模で活動している保護施設もあります。
保健所等のお役所だけで活動せず、民間団体と積極的に協力しあうことで、殺処分ゼロは実現可能なのです。
民間団体が苦労しているのは、資金面はもちろんの事、活動を多くの人に知ってもらうという広報活動です。
都が譲渡の告知を手伝うだけでも、民間で保護している犬や猫の引き取り手が見つかりやすくなるはずです。
そうすれば、施設に空きができ、殺処分の対象となっている犬・猫を保護することができます。
猫は数が多いので少し苦労しそうですが、2014年度に殺処分された52頭の犬は救えるのではないでしょうか。

数字上の「ゼロ」ではない本当の意味での「殺処分ゼロ」を目指して
最初に挙げた東京都発表の殺処分数ですが、この数字をゼロにするだけでいいのでしょうか?
データ上でのゼロだけに注目することに、タレントで、公益財団法人動物環境・福祉協会Evaの理事長を務めている杉本彩さんが警鐘を鳴らしています。

殺処分の原因を元から断つ
杉本彩さんは都知事選の前日、7月30日に、自身の「杉本彩のBeautyブログ」で、「殺処分ゼロの盲点」と題した記事を掲載しました。
杉本さんは、「殺処分ゼロ」は反対する人がいないので、政治家が公約として掲げやすいと指摘しています。
私たちはそれを踏まえて、本質的な取り組みがなされるのか、注意する必要があるということです。
本当の「ゼロ」を実現するためには、以下のことが不可欠だと、杉本さんはおっしゃっています。
無責任な飼育放棄をさせてはいけない。
飼育放棄の要因は、無責任な販売、動物の「大量生産」にある安易で無責任なペット購入をうながすペットビジネスへの規制はマスト。
つまり、ペットの迎え方に、抜本的な変革が必要だということです。
それを成し遂げてこそ、殺処分が行われる悪循環を断ち切ることができるのです。

目指すのは「飼育放棄ゼロ」
さらに、「殺処分ゼロ」を数字だけで評価することはできないとしています。
なぜなら、以下のようなことがデータの裏に潜んでいるかもしれないからです。
行政が引き取りを拒否すれば殺処分はゼロ積極的な殺処分をせず、どんな不適切な環境であろうと生かしておけば殺処分はゼロ動物愛護団体が受け皿になって引き取れば殺処分はゼロ。
最初の2つは論外ですが、行政の成果として「殺処分ゼロ」を発表したいがために、このような措置がとられる可能性もあります。
動物愛護団体が引き取るというのは、先に紹介した広島の例にあたりますが、引き取ったあとは、新しい飼い主を探さねばなりません。
誰にでも簡単に譲渡するわけにいきませんから、審査などの負担は引き取った民間団体が負うことになります。
これでは、行政はただ処分対象の犬や猫を手放したにすぎません。
愛犬家である私たちが想像する「動物が殺されることなく、幸せに暮らす」という殺処分ゼロは、行政が発表する数字だけでは判断できないのです。

小池都知事に期待すること
このように、本当の意味での「殺処分ゼロ」を達成するには、担当部局に指示するだけでは足りません。
動物愛護、動物福祉を向上させるという目線が欠かせないのです。
とにかく早急に殺処分をなくすため、民間団体への引き渡しと保健所での積極的な譲渡は欠かせないとしても、さらにこのような対処が必要ではないでしょうか。
民間団体のメンバーを「動物愛護リーダー」として育成。
譲渡ポリシーや、保護動物の住環境、必要な医療措置を徹底する安易な販売をストップするために、ペット販売のハードルを上げる飼育放棄をさせないよう、ペットを迎える心構えをセミナーや学校教育を通じて浸透させる。
また、鑑札や迷子札を常に装着することも義務化すれば、迷子の犬や猫が飼い主のもとに戻る確率も上がるでしょう。 

まとめ
他の自治体で達成した例を参考にすれば、東京都での「殺処分ゼロ」も実現することができます。
でも、データだけに注目せず、殺処分を免れた犬や猫たちの「その後」まで考え、見届ける必要があります。
ただ生存しているだけでなく、劣悪な環境に置かれていないか、必要な医療措置がなされているか、そして家族として、または救助など働く犬として1頭1頭に合った暮らしをしているかが大切です。

何より大切なのは、不幸な動物を生み出さないためのシステムづくり。
小池知事には、ペット販売の実態把握と改正を含めた「殺処分ゼロ」政策をお願いしたいと思います。

ハスキーに育てられた仔猫

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ハスキーに育てられた仔猫、本当の家族のような姿に感動! 

2016年08月30日 わんちゃんホンポ

瀕死の状態で発見された仔猫のロージー。
そんなロージーを看病し育てたのはなんと犬のハスキー。
ハスキーの深い愛情によってロージーは元気な姿を取り戻します!
ハスキー3匹と仔猫の生活がとても幸せそうな動画です!

アメリカカリフォルニア州には仔猫を我が子のように育てる、ハスキーのお母さんがいます。
仔猫も全く怖がることなく、ハスキーたちと仲良く過ごしているようです。

仔猫のロージーは、産まれて6週間目で瀕死の状態だったところを発見され、ハスキー3匹を飼う家族に保護されました。
そんなロージーを看病したのは、ハスキーのリロ。
リロの看病によってすっかり元気になったロージー。
ハスキー家族の一員になり、楽しく過ごしています。

 

リロから離れずにずっと傍にいるロージー。
本当のお母さんと思っているに違いありません。



種族を超えた深い愛情で元気になったロージー。
これからもハスキー家族の一員として、楽しい日々を過ごすことでしょう!
ハスキーに育てられたロージーの様子はこちらから見れます!

You Tube https://www.youtube.com/watch?v=6UzTJD5YMbQ
     https://www.youtube.com/watch?v=8T984iD2iq0

「みんなで学ぼう!動物あいご」開催

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毎年恒例の行事ですが、今年も学童たちの夏休み期間に、敦賀市内8か所の児童クラブで「みんなで学ぼう!動物あいご」という題名で動物愛護啓発教室を行ってきました。
敦賀市との協働事業として平成20年以来、毎年行っている行事です。

■目 的
学童(小学1~6年生)を対象に、動物愛護に纏わる紙芝居などを通じて、子供の頃に正しい動物愛護というものを理解してもらい、この子たちが大人になった時に、動物愛護の感性を持った人間として成長して、不幸な動物たちが無くなる世の中に貢献してくれることを願い実施しました。

■実施日時・実施場所
7月22日(金)第2粟野南児童クラブ
7月26日(火)咸新児童クラブ・第2咸新児童クラブ(合同)
7月27日(水)粟野児童クラブ
7月28日(木)第2粟野児童クラブ
7月29日(金)中央児童クラブ
8月 5日(金)黒河児童クラブ
8月 8日(月)松原児童クラブ
 以上8箇所
時間は10:00~11:30

■人  数   約410名

■実施内容
①会の紹介・日本の動物愛護の現状、等
日本全国で1年間に保健所で殺処分されている多くの犬・猫の実態を知ってもらい、年々減少傾向にはなっているが、日本はまだまだ動物と共生しているとは言えない現状(動物後進国)を話し、人間と動物とが共生できる社会の実現で限りなく殺処分ゼロに近づけるために活動し、会の名称を「動物たちとの共生を推進する会」と名づけたことを説明しました。
なぜ犬や猫は捨てられるのか?その理由は?人間の身勝手さによる・・・あと後のことを考えて飼うこと、
また、捨てられた犬・猫がどのような道をたどるのか・・・、写真・イラストパネルで説明、とても悲惨な可哀相な結果になることを知ってもらい、これから大きくなって犬や猫を飼うことがある中、どんな理由があっても絶対捨てたり保健所へ連れてていったりしないよう理解を求めました。
また、児童クラブによっては「ネコノミクス~シベリアンハスキーの悲劇」について話をし、「ブームに乗らないで自分に合ったペットを飼おう」、と学童全員に述べました。




②紙芝居
「ほんとうに飼えるかな?」、「人間のために働く犬たち」の2種類の紙芝居を各児童クラブに割り振りし行いました。
それぞれ先生方に読み聞かせしていただきました。



児童クラブによっては、学童たちが交代で先生方といっしょになって紙芝居を読み聞かせしてくれました。

③いぬ・ねこ○×クイズ
犬や猫に纏わる8問のクイズに挑戦!
毎年異なった問題を練るのが大変!若いスタッフに考えてもらいました。
単なる○×形式クイズで終わるのではなく、そのクイズの理由等も説明し学童たちに理解してもらいました。
○×クイズはこちらの一方的な話ではないので、学童の笑い声が響きとても盛り上がりました。


真剣に説明を聞きながらパネルを見る学童たち、先生も・・・



④みんなで歌おう!
今年は新たに、「翼をください」・「野に咲く花のように」の2種類の曲を各児童クラブに割り振りし全員で歌いました。
2曲とも往年の曲ですが、動物愛護とかかわりの深い曲です。
学童たち、大きな声で元気よく歌ってくれました。







⑤気をつけよう、よその犬との接し方
現在も犬に噛まれた等のトラブルがたびたび発生しており、勝手によその犬には触らない等守るべき事柄をイラストパネル等を使って説明しました。

⑥犬・猫に与えてはいけない飲物・食物
⑦犬・猫の年齢換算


※可愛いペットの写真をプレゼント
L・2Lサイズの写真です。
毎年学童たちにプレゼントしていますが、とても喜んでくれます。





※感想文の作成
学童全員に、実施した内容についての感想文を作成してもらいました。


更に希望者対象ですが、動物愛護ポスターを描いてもらいました。
このポスターは9月20日(火)~25日(日)にげんでんふれあいギャラリーで開催予定の「動物あいごパネル&ミニ写真展」に掲示する予定です。
展示会については後日詳細をお知らせします。

【振り返って・・・】
一昨年より国の児童福祉関連政策が変わり小学6年生までが対象(一昨年までは3年生)となり、昨年より更に人数が増えました。
今年の「動物あいご」、限られた時間の中、話の内容はいろいろ多くあり極力的を絞ってやっていますが、学年の幅があり従来から内容を十分理解してもらえるかどうか多少気になる面があります。
でも、どの児童クラブにおいても学童たちは真剣に聞いてくれました。
とてもやりがいを感じます。
子どもの時に正しい動物愛護というものを知ってもらい、この子たちが動物愛護の心を持った大人に成長して、不幸な動物を無くす社会に貢献してくれることを切に願っています。
先生方にはたいへんお世話になりました。
全員に書いてもらった感想文、毎年のことながら読むのが楽しみです。
(現在ひとつひとつ読んでいるところです)

「動物たちとの共生を推進する会」 代表:藤田幸雄

スウェーデンがペット先進国といわれる理由

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スウェーデンがペット先進国といわれる理由

2016年 9月8日(木) @DIME



犬に優しい国を作ったのは、飼い主たちのマナー
ペット先進国として有名なスウェーデンですが、具体的にどんなところが進んでいるのかを今回ご紹介したいと思います。
鉄道や座席の種類にもよりますが、犬連れ可能な車両が存在しており、立っての乗車はもちろんのこと、マットを使用すれば人間と同じように座席に座り乗車することができます。
当然、スウェーデンにも犬アレルギーの人、犬が苦手な人はいますが、しっかりとしつけを行い、それぞれがルールを遵守することで、このような共存が可能になっています。
世界初のペット保険はスウェーデンにある「アグリア」という会社であり、ペット保険の加入率も世界一。
またほとんどが室内犬、1日の平均散歩時間が1時間、犬を飼う際の審査があるなど、犬に対してのケアや考え方も進んでいる、名実共にペット先進国のスウェーデン。
飼い主一人一人がしっかりと責任を持ったうえで働きかけることで、よりペットに優しい国になるかもしれませんね。 

文/大原絵理香

古民家で猫とくつろぐ ガラス越しに飲食もできる猫カフェ

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古民家で猫とくつろぐ ガラス越しに飲食もできる猫カフェ

2016年9月8日(木) sippo(朝日新聞)


子猫たちと遊ぶ親子

猫たちと触れ合えるカフェ「くつろぎ古民家 まめ猫」が、兵庫県篠山市南新町にオープンした。
共同経営者の女性2人は「広い家で猫とゆったりくつろげます」。
県によると、「猫カフェ」開業に必要な第一種動物取扱業の登録をした店は丹波地域で初めてという。

経営者は尼崎市の中町結紀さん(53)と大阪市の渡部いくこさん(52)。
猫好きの中町さんは3月まで西宮市の福祉施設に勤めていたが、自然豊かな篠山で猫カフェを開こうと決意。
築90年の木造2階建て民家を購入し、高校の同級生で篠山市に親類がいる渡部さんが経営に加わった。


飲食しながらガラス越しに猫が見られる

9匹は和歌山県内の犬猫愛護団体から譲り受けた。
成長した4匹は保護された捨て猫で、子猫5匹は団体の施設で5月に生まれたきょうだい。
5匹の母猫「さつきさん」をはじめ、「ぐり」「ぐら」「ふう」「らい」といった名前が付けられ、9匹を「社員」に見立てた社員帳も閲覧できる。
店内は8畳二間の猫の部屋と喫茶室がガラス窓と戸で仕切られ、喫茶室で猫を見ながら飲食。
猫の部屋に自由に出入りでき、「猫じゃらし」などのおもちゃを使って猫と遊べる。猫の部屋は床暖房や防臭効果のある壁などを使い、清潔で快適な空間にしたという。
1時間1200円(1ドリンク、お菓子付き)。
ランチも始める予定。
営業は午前11時~午後7時(火曜定休)。

【写真特集】保護猫40匹に出会えるカフェ


イタリア地震から9日、瓦礫の中から犬を救出!

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★イタリア地震から9日、なんと瓦礫の中から犬を救出!
本当によくがんばったね

http://grapee.jp/222622

2016年8月24日にイタリア中部で発生した大地震。
290人以上が犠牲となり、いまだ行方不明者の捜索が行われています。
先日、この捜索現場である奇跡がおこりました。
瓦礫の中からひとつの命が救い出されたのです。
発見されたのは9月2日、なんと地震の発生から9日もの時間が経過していました。





救われたのは一匹のゴールデンレトリーバー。救援スタッフに優しく抱きかかえられ、瓦礫の中から救い出されます。
不安定な足場のなか、なんとか地面の上へ。



久しぶりの地面、犬は嬉しそうに走り回ります。
瓦礫の中では体を動かすことが出来ず苦しかったことでしょう。
最後には、助けだしてくれた救援スタッフにお礼を伝えるように擦り寄る姿も。

今回のイタリア中部地震により、今も2000人以上の人が避難生活を送っています。
一日も早い復興を心から願います。

You Tube https://www.youtube.com/watch?v=xbRh2rGPsbc

関連動画
You Tube がれき下からペット犬も イタリア中部地震
https://www.youtube.com/watch?v=dFJ_OMCDUEQ

街で出会ったワンコ ー 後ろ足が不自由

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ここ数か月前から、種類がウェルシュ・コーギーと思われるワンコと飼い主さんが散歩しているところに何度か出会いました。
そのワンコは後ろ足が不自由なのか、いつも補助車に乗って飼い主さんと散歩をしています。
どこにお住まいの方なのかちょっと知りたく思っていましたが、情報などで飼い主さんのお住いのところがわかりました。
飼い主さん宅へ電話をし、お伺いしました。

ワンちゃんの名前は「力丸」。
あと少しで14歳。
飼い主さんは以前からウェルシュ・コーギーが欲しくて、ペットショップで生後2か月の力丸くんを買ったそうです。
1年ほど前から下半身に支障が生じ自力では歩けなくなり、インターネットで「はな工房」という犬用補助車の販売・レンタル業者を見つけ、補助車をレンタル購入し下半身を補助車に乗せて散歩しているとのこと。
力丸くんの下半身が不自由になってきて動物病院に行っては診察して要因を聞くと、
ウェルシュ・コーギー特有の病気では?ということではっきりした要因はわからないそうです。









昼間は大きな犬小屋。特注製作品だそうです。広々しています。
夜は屋内、家族と一緒!
ペットにやさしい動物愛護の心を持った飼い主さんというのは、直に接してみると解ります。
飼い主さんも力丸くんも頑張っています。
長生きしてね~

【動物あいごパネル&ミニ写真展】のご案内

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このたび、「動物たちにぬくもりを!」をテーマに「動物あいごパネル&ミニ写真展」を開催する運びとなりました。
内容としましては、
「里親さん!ありがとう」


「不幸な動物たちはなぜ発生するのか?→人間が捨てるから・・・、捨てられた動物たちはどのようになるのか・・・、不幸な動物たちを無くすには・・・、」
「敦賀市内学童たちの動物愛護ポスター」
その他パネル・写真を多数展示いたします。


また、代表である私は動物愛護ボランティア活動の傍ら、写真撮影を趣味としており、今まで撮影した写真も展示いたします。
スナップ写真の枠から一歩前進!という思いで、昨年12月に敦賀市内の写真サークル「粟野写真倶楽部」に加入し、先輩方々からいろいろご指導をいただきながら行っています。
動物愛護ボランティア活動・・・、動物たちと私たち人間とはきってもきれない深い絆というものがあります。
その関係か、写真撮影においては単に風景だけでなく、「動物・人・風景」というものを意識して被写体をとらえ写すということが多く、私のポリシーとなっています。まだまだ未熟でございますがご覧いただけたら幸いです。
では皆さまのお越しをお待ちしております。

●開催日時
  平成28年9月20日(火)~25日(日)10:00~17:00

●場  所
  げんでんふれあいギャラリー
    住  所:〒914-0051 敦賀市本町2丁目9番16号
    フリーダイヤル:0120-749-201


                 動物たちとの共生を推進する会
                          代表:藤田 幸雄
                   携帯電話:090-9769-3092
                   Eメール:wanwanworld2007@yahoo.co.jp

保護・収容動物のお知らせ

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二州健康福祉センター(敦賀市)に1匹の成犬が収容されています。

保護・収容日:平成28年9月13日(火)、公示終了日:平成28年9月19日(月)
捕獲場所:敦賀市横浜 集落生活改善センター周辺
柴犬、中型、オス、年齢数年、毛は茶色で短毛、茶色首輪着用


飼い主の方、お心当たりのある方、至急センターへ電話をしてください。
センターへの電話は、0770ー22-3747、です。
どうか皆さまのご協力をお願いします 

大型犬に迫る男の子

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