「犬は人の最良の友である」という言葉がありますが、これは昔の人も同じように思っているようです。
世界的に有名な偉人、スター達は犬(猫も)にたいしても素晴らしい名言を残しています。
(抜粋)
■マリリン・モンロー(言わずと知れた世界的な女優)
Dogs never bite me. Just humans.
犬は決して私に噛みついたりしません。そんなことをするのは人間だけです。
■エイブラハム・リンカーン(アメリカ合衆国第16代大統領)
I care not for a man's religion whose dogs and cats are not the better for it.
私は犬や猫を大事にしない者を信用しない。
細道で犬に出会ったら、権利を主張して咬みつかれるよりも、犬に道を譲った方が賢明である。
たとえ犬を殺したところで、咬まれた傷は治らない。
■アルベルト・アインシュタイン
(「現代物理学の父」とも呼ばれるドイツ生まれのユダヤ人の理論物理学者)
If a man aspires towards a righteous life, his first act of abstinence is from injury to animals.
正しい人生を歩みたいと心から思うならば、まずは動物を傷つけるのを止めるべきである。
■フランクリン・デラノ・ルーズベルト(アメリカ合衆国第32代大統領)
ホワイトハウスで飼われている犬を指して「ファースト・ドッグ」といいますが、ルーズベルトの飼っていたファラという名のスコティッシュ・テリアは、歴代のファーストドッグの中でもとりわけアメリカ国民に愛され、「世界中でもっとも多く写真撮影された犬」とも呼ばれました。
以下の言葉は、1944年のスピーチで、ルーズベルトがアリューシャン諸島を訪問した際、ファラを置き去りにしてしまったために莫大な税金を使って迎えに行かせたという共和党員の批判に答えたときのものです。
I am accustomed to hearing malicious falsehoods about myself ...
But I think I have a right to resent, to object, to libelous statements about my dog.
私は私自身への悪意ある中傷には慣れている。
だが、私の犬に対する中傷には意義を申し立てる権利があると確信している。
このスピーチはのちに「ファラ・スピーチ」と呼ばれています。
■アーネスト・ヘミングウェイ(アメリカの小説家・詩人)
大の猫好きとしても有名で、フロリダ州キーウエストに住んでいたころ、知人の船長から譲り受けた多指症(6本指)の猫を幸運を呼ぶ猫として可愛がりました。
キーウエストのヘミングウェイ博物館では、現在でもこの猫の直系の子孫にあたる6本指の猫が暮らしています。
No animal has more liberty than the cat...
The cat is the best anarchist.
猫ほど自由な動物はどこにもいない。
猫は最高のアナーキストだ。
■サミュエル・バトラー(イギリスの作家。ダーウィンの進化論に挑んだ文学者としても有名)
The greatest pleasure of a dog is that you may make a fool of yourself with him and not only will he not scold you.
But he will make a fool of himself, too.
小言を言ったりしないし、それどころか笑わせてくれようとするのが犬の最高に良いところだ。
誰も見ていなくても面白いことをやったりするけれど、それもまたいい。
■チャールズ・ブコウスキー(アメリカの詩人、作家)
Animals never worry about heaven or hell.
Neither do I. Maybe that's why we get along.
動物は決して天国とか地獄について思い悩んだりしない。
自分もそうだから、彼らとうまくやっていけるのかもしれない。
■ギルダ・ラドナー(アメリカのコメディアン)
1975年から今でも続く人気バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演していました。
I think dogs are the most amazing creatures.they give unconditional love.
For me they are the role model for being alive.
犬は本当に最高に素晴らしい生き物だと思う。彼らは無条件の愛を与えてくれる。
自分にとって、犬たちは人生のお手本だ。
■ロジャー・A・キャラス(アメリカの写真家)
Dogs are not our whole life, but they make our lives whole.
犬は人生の全てではないけれど、生活の全てである。
■ジョッシュ・ビリングス(アメリカの作家。ユーモアあふれた作品で評価を得た)
A dog is the only thing on earth that loves you more than he loves himself.
犬はこの地球上でたった一人、自分自身以上にあなたを愛してくれる存在だ。
■エミリー・ディキンソン(アメリカの詩人)
生前は無名であったが、1700篇以上残した作品は世界中で高い評価を受けている。
Dogs are better than human beings because they know but do not tell.
犬は人より賢い、なぜなら彼らは知っていても口にしたりしないから。
■シーザー・ミラン(ご存知カリスマドッグトレーナー)
I believe in integrity. Dogs have it. Humans are sometimes lacking it.
私は犬の誠実さを信じている。犬はそれを持っている。人は時に誠実さを欠いている。
その他・・・
利己的なこの世の中で、人間がもつことができる最高に謙虚な友、決して見捨てることのできない友、情が厚く決して裏切らない友、それが犬だ。
犬は全身全霊で私たちに尽くしてくれる。人間は彼らの中心で、彼らの愛と信頼の対象なのだ。そして、彼らは見返りにエサをもらう。間違いなく、人間がしてきた最高の取引なのだ。
その短い人生のほとんどを、犬は私たち人間と歩まなければならない。毎日、私たちが帰ってくるのを待ちながら過ごすのだ。その愛の深さ、人間の生活の中に笑いをもたらしてくれること、相手が犬だからがゆえに、互いにこれほど仲良くなれることに驚きを隠せない。
知れば知るほど、犬を愛するようになる。
犬は紳士的で立派な生き物だ。私は人間の天国ではなく犬の天国にいきたい。
お腹をすかせた犬を助けてかわいがってあげたら、彼は決してあなたを噛んだりしないだろう。これは、犬と人間の決定的な違いだ。
犬は小さな天使。本気でそう思う。彼らは無条件で愛し、すぐに許し、私たちが喜ぶことはなんでも進んでしてくれる真の友だち。
どんなに誰かと親しくなっても、人間関係においては喧嘩や意見の対立や不満は避けられない。でも犬との関係は違う。
人間は犬ほど他者に献身的に尽くすことはできない。犬たちの純真な魂が、意図的であれ無意識であれ、私たちに希望を与えてくれ、彼らと同じように無垢な境地になることができ、卑屈、裏切り、非道のない美しい世界への憧れを呼び覚ませてくれる。だから我々は彼らを必要とし、大切にするべきなのだ。
犬は人間にとって最高の友だ。
どんなに貧乏でも、何も持っていなくても、一匹の犬がそばにいてくれるだけで、心は豊かになれる。