前足を失ったわんこ、義足を着けて超ハッピーに
今は歩く練習中!
2016/09/05 BuzzFeed
こちらはタイのわんこ、コーラ。1歳の雑種犬だ。
可愛いでしょ?
前足を失ったコーラは動物福祉慈善団体「ソイ・ドッグ財団」に、義足を着けてもらった。
見ての通り、信じられないくらい大喜びした。
財団は7月30日、Facebookページにコーラのこの映像を投稿した。
すると動画はすぐに広まり、700万回以上再生されている。
動物病院のスタッフがまず最初に直面した課題は、コーラを座らせることだった。コーラがとても興奮していたからだ。
最終的に、スタッフは新しい足を何とか紐で固定することができた。
コーラを治療したこの動物病院の院長は、耐久性のあるプラスチックから新しい義足を作り出したのだ。
取り付けができると、コーラはすぐに自分の足で立ち上がった。
コーラは、明らかに歩き回りたくてたまらない様子だ。
少しだけジャンプすることもできるようになった。
やったね、コーラ。
コーラは子犬だった2016年5月に、前足を失った。
生後9カ月だったコーラは、近所に住む36歳の男の家に迷い込んだ。
この男は、彼の靴を1足噛んでしまったコーラを刃物で切り付けた。
その後、この男は、2014年に制定されたタイの動物福祉法に基づき、懲役1カ月の判決を受けた。
襲撃を受けた後、コーラはソイ・ドッグ財団に保護され、バンコクにある動物病院に入院した。
コーラの治療費は、支払う余裕がなかった飼い主に代わって、ソイ・ドッグ財団が支払った。
財団の共同設立者ジル・ダリーは、コーラの容態が安定するのを待ち、プーケットからバンコクへと飛んだ。
コーラを引き取って、プーケットにある財団の本部で義足を着けるためだ。
コーラは現在、プーケットに住むソイ・ドッグ財団のジルと、彼女の夫、ジョンとともに生活している。
ジルは、2004年、洪水の中、水牛のいる畑から犬を救出しようとして敗血症に感染。
両足を切断して義足を使うようになった。
同じく義足を使っているコーラを、ジルは大好きになり、以来面倒を見ている。
夫ジョンはABCに対し、次のように語った。
「コーラがいい例ですが、犬にはいつも感心させられます。残酷なことに耐えなくてはならなくても、すぐに人間を許し、素晴らしいペットになってくれます」
コーラ、君はとてもラッキーなわんこだね!
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