被災ペットもお風呂タイム<熊本地震>
2016年5月24日(火) 毎日新聞
被災した飼い主と一緒にテント生活が続くペットの犬にシャンプーをしてあげるボランティアの岩永和子さん(右)
=熊本県益城町で2016年5月20日、幾島健太郎撮影
熊本地震で大きな被害が出た熊本県益城(ましき)町の避難所で、犬や猫、ウサギなどが幸せそうな表情を浮かべている。
同県八代市の愛犬家、岩永和子さん(51)らが行っている避難者のペットの入浴サービス。
避難所ではペットの衛生状態を保つのが難しく、岩永さんは「今後も支援したい」と話している。
避難生活を送る知人から「ペットの汚れがひどくダニに刺されている」と相談を受けた岩永さんが愛犬家仲間と支援を発案。
ペット用の浴槽やドライヤーを使うための発電機などを用意して避難所を訪問。慣れた手つきでペットたちをシャンプーで洗っている。
同町宮園から愛犬「もも」と避難中の青木結子さん(59)は「久しぶりにさっぱりしたようで、喜んでいる」と笑顔で話した。
【幾島健太郎】
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