ミッキー・カーチスがタイ・プーケットに移住・・・77歳で妻と愛犬と
2016年5月10日(火) スポーツ報知
プーケットの自宅近くのビーチを愛犬と散歩するミッキー・カーチス
ミュージシャンで俳優のミッキー・カーチス(77)がタイ・プーケットに移住したことが9日、分かった。
1966年に結成したロックグループ「ヴァンガーズ」時代にタイで1年間、演奏活動をしたことがあり、数年前に夫婦で再訪。
改めてその魅力にハマり、今年3月に移り住んだ。
現地ではカフェをオープンする予定。
日本での仕事も継続し、その都度、帰国して参加する。
夢のセカンドライフがスタートした。
昨年7月に喜寿(77歳)を迎えたミッキーが新たな人生の扉を開けた。
今年3月、妻と愛犬と一緒にプーケットに移住した。
同地はタイ南部にある島で、「アンダマン海の真珠」と呼ばれる世界有数のビーチリゾートだ。
自宅近くにあるビーチを短パン、ビーチサンダル姿で犬とのんびり散歩するのが日課。
木陰で休憩し、海を見ながらハーモニカを吹くこともある。
「何年も前からの夢でやっと移住できたのでうれしいよ! 暖かいし(というより暑い! でも寒がりなオレにぴったり!)ご飯も美味しいし、いい人が多くて最高だよ」と、誰もがうらやむ毎日を満喫している。
きっかけは数年前のタイ旅行だった。
66年に結成したロックグループ「ヴァンガーズ」のメンバーとしてタイで1年間、演奏活動をしていたことを思い出し、バカンスで訪れたところ、すっかり魅了された。
そこで、人生の新たなチャレンジとして「タイへの移住、カフェ経営」を掲げ、実現させた。
「これから、タイでやりたい事に色々チャレンジしていきたいと思っているんだけど、日本からの荷物がやっと届いたばかりだったりで、やること満載! 少しづつ快適に暮らせるよう片づけながら理想のセカンドライフに向けて動いて行こうと思っているよ~!」。
念願のカフェのオープンに向けて、現在はプーケットのカフェを巡り、どのような店が人気を集めているのかなどを調べている。
生活の拠点はプーケットになったが、日本での仕事もこれまで同様に積極的に行っていく。
オファーに応じて帰国するという。
「いくつになってもやりたい事がたくさんあるのは、ありがたいね」。
公私共にますます充実した人生になりそうだ。
◆ミッキー・カーチス
1938年7月23日、東京都生まれ。77歳。父方の祖母と母方の祖父が英国人。10代の頃から日本ジャズ学校に通い、58年、第1回「日劇ウエスタン・カーニバル」で「ロカビリー三人男」としてブームを起こす。同年、映画「結婚のすべて」で俳優デビュー。欧州でのライブ活動などを経て70年に帰国後は音楽プロデューサーとしてガロやキャロルなどを手掛けた。98年、立川流の落語家「ミッキー亭カーチス」として真打ちに昇進。
ミッキーの移住に密着したドキュメント番組「ミッキー・カーチス タイ人になる!? ~セカンドライフ プーケットでカフェ経営~」が、エンタメサイト「ネスレアミューズ」内で展開中の「YouTubeネスレ日本公式チャンネル」で10日から配信される(毎週火曜更新)。
「タイでのオレの生活をこの番組を通じて、楽しんで観てくれるとうれしいね」。
↧
ミッキー・カーチスがタイに移住・・・妻と愛犬と
↧