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もう犬を死なせない!殺処分対象の犬を『全頭引き取り』

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ピースウィンズジャパンさんの活動については、何度もブログで紹介していますが、より詳細な記事がありましたので掲載します。
保健所にいたところを救い災害救助犬として訓練し、実際に災害現場に行き活動した「夢之丞」はあまりにも有名ですが、当会の活動(児童クラブ)においても学童たちに写真などを使い話をしています。
学童たちの感想文では「ピースウィンズジャパン」と「夢之丞」のことが多く書かれています。
学童たちの心を打つ、とてもすばらしい活動ですね。
(Fujita)

Grape 心に響く動画メディア
もう犬を死なせない!殺処分対象の犬を『全頭引き取り』

写真提供:ピースウィンズジャパン



2016年4月から、広島県内の殺処分対象の犬を全頭を引き取るという、日本の動物保護が一変するような発表がありました!
犬を保護するのは広島県神石高原町に本部を持つ、NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(以下PWJ)。
今回の全頭引き取りについて、PWJに直接お話を伺うことができました!

犬殺処分ゼロを目指して
犬猫殺処分数が全国ワーストを記録(2011年度)した広島県。
PWJは「犬の殺処分ゼロ」を目指し「ピースワンコ・ジャパン」を立ち上げ、2013年9月から「広島県の犬の殺処分ゼロを目指す1000日計画」を行ってきました。

殺処分ゼロを目指し新たな試み!あなたの納税で『犬の命』が助かる

PWJなどの活動により、2011年度の殺処分数2,432頭からその数は徐々に減少、2015年には566頭にまで減らすことに成功しました!
そして、PWJは2016年3月に広島県内の殺処分対象の犬を全頭を引き取ることを発表しました。

――今回の活動についての想いを教えてください
PWJ 担当者さん
全国ワーストを記録してしまった広島県が、犬の殺処分ゼロを目指すことは、動物保護の観点からも大きな進歩になると思っています。
ふるさと納税を使ったシェルターや譲渡施設の増設、殺処分寸前で救われた災害救助犬・夢之丞の活躍など、こういった活動モデルを広め、全国的にも殺処分ゼロを目指していきたいです。
今後PWJでは、ふるさと納税で集まった資金により、200頭から600頭の保護犬を収容できるよう増設が予定されています。
また、収容を続けていくだけでは、施設が溢れかえってしまうため、保護した犬を引き取ってもらう譲渡施設も増やしていく方針です。

PWJ 担当者さん
シェルター自体はピースウィンズジャパンの拠点がある、広島県の神石高原町にありますが、広島市内と神奈川県の湘南にも常設の譲渡センターを設置しています。
なので少しでも身近な場所で、保護されている犬たちと出会える場を増やしていきたいと思っています。飼い主さんを待っている保護犬と共に、新しい人生を歩んでいただきたいです。
現在、広島市内と神奈川県の湘南にある施設では、移動に耐えられる体力のある犬が収容されており、直接保護された犬たちに出会うことができるようになっています。



ペットショップで犬を購入する前に、譲渡施設に見学に行ってみる。
そんな選択肢が、全国で殺処分をなくすための活動に繋がります。
私たちにも殺処分をゼロにする活動はできます!
少しずつでも意識を変えていき、全国で悲しい思いをする犬がいなくなるようにしていきたいですね。



ピースウィンズ・ジャパン

動画:ピースウィンズ・ジャパン20160330 「広島の犬の殺処分ゼロスタート」記者会見


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