犬猫の殺処分ゼロへ、秋田に新施設 「猫好き知事」後押し
2016年2月9日 福井新聞
秋田県の佐竹敬久知事が飼っているシベリア猫「ミール」。
ロシアのプーチン大統領から贈られた。(秋田県提供)
犬猫の殺処分ゼロを目標に掲げる秋田県が、新たな動物愛護センターを計画している。
市民が猫と触れ合えるキャットタワーや、犬猫の譲渡会場といった設備を充実させ、新たな飼い主に引き取られる件数を増やすことで、殺処分の減少につなげる狙い。
猫好きで知られ、ロシアのプーチン大統領から贈られたシベリア猫「ミール」を含め8匹を飼う佐竹敬久知事が後押しする事業で、2019年度のオープンを目指している。
県によると、秋田市の公園内に約6200平方メートルの敷地を用意。
施設は木造平屋で、猫が自由に動き回れる空間を設けたり、犬や猫の譲渡会を開くボランティア団体にホールを貸したりする予定で、整備費は8億4千万円。
16年度当初予算案に必要経費を盛り込む方針だ。
(共同通信)
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犬猫の殺処分ゼロへ、秋田に新施設
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