【台南市大地震】
瓦礫の山から救われた一匹の犬
分け隔てなくすべての命を救うレスキュー隊に感動
2016/2/9 heaaart
2月6日に発生した台湾南部の大地震。
生存確率が急激に減少すると言われている『発生後72時間』を過ぎた今も100名以上が行方不明となっており、賢明の捜索活動が続けられています。
必死の捜索活動
次々と生存者を救出してはいるものの、負傷者は300名以上。
そしてまだまだ救出活動は続けられると思われます。
レスキュー隊の体力の消耗も気になるところです・・・。
昼夜問わず倒壊倒壊建物で生存者の救出作業を行うレスキュー隊員
一歩間違えば自分も命を落としかねない状況
発見後の救助活動が困難を極める
懸命の救助活動の中で起きた一つの救出劇
レスキュー隊員その他大勢の人が生存者の救出活動にあたる中、倒壊した17階建てのビルの瓦礫の中に1匹の犬を見つけました。
瓦礫を一つひとつ注意を払って取り除いていくと、中には奇跡的に無傷で閉じ込められていた小さな犬が・・・
レスキュー隊員は協力し合いながら、この犬を助け出しました。
レスキュー隊員からレスキュー隊員へ
YouTube https://www.youtube.com/watch?v=IZrdYeAd7gE
人から人へ、やさしく抱きかかえられながら地面へと近づいていく犬
一匹の犬を救出するにも、何名ものレスキュー隊員の力を必要とします。
多くの人に見守られながら、無事救出された犬。
心なしかほっとしているようにも見えます。
たかが一匹の犬のために、大勢の人の手を使う暇があったら人間の救出にあたれという人もいるのでしょうか。
犬だって人間と同じ命。
瓦礫の中に閉じ込められているときはさぞ不安だったことでしょう。
命にランク付けすることなく、すべての命を平等に助け出そうと尽力するレスキュー隊員の姿には感動せずにいられません。
TV局の報道カメラマンも同じ気持ちだったのか、救出された犬に向かってずっとカメラを回し続けていました。
まだまだ救助活動は続きます。
一刻も早い、また1人でも多くの生存者が救出されることを祈りましょう。
今回の地震により、お亡くなりになられました方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
台湾南部地震 がれきから108時間ぶりに小犬助かる
2016年2月10日(水) 産経新聞
10日夕、台湾南部・台南市の集合住宅倒壊現場で、約108時間ぶりに救出され、飼い主に抱えられる小犬(田中靖人撮影)(写真:産経新聞)
【台南=田中靖人】
台湾南部の地震で倒壊した台南市の16階建て集合住宅で10日夕、発生から約108時間ぶりに小犬ががれきの中から救出された。
飼い主の女性によると、救出されたのは、7歳のメスのマルチーズ「楽楽(ララ)」。
この日、重機で解体が行われたH棟の8階で飼われていた。
飼い主の家族は全員無事だったが、小犬だけが閉じ込められていたという。
飼い主の親戚(しんせき)の女性は「犬も大切な命。助けてくれてありがとう」と話した。
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【台南市大地震】瓦礫の山から救われた一匹の犬
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