Quantcast
Channel: 動物たちにぬくもりを!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3575

元保護犬「柴田部長」

$
0
0

元保護犬「柴田部長」人気です ポチ袋のモデルに(京都)

2015年12月21日 朝日新聞


【動画】和紙小物店の商品モデルになった犬「柴田部長」=森泉萌香撮影
http://digital.asahi.com/articles/ASHDK5HQ1HDKPLZB00M.html?rm=403




ほほえんでいるような表情の柴田部長=東山区高台寺下河原町

かつて保護犬だったシバイヌが、和紙小物店「和詩倶楽部」(本社・中京区)の商品モデルになった。
その名も「柴田部長」。
「部長」の写真をプリントしたポチ袋に人気が集まり、売り上げは急増。
田中秀典社長(43)は「ポチ袋の愛らしさが、動物愛護を考えるきっかけになれば」と話す。

「広報部長の柴田すばるです」。
社員で飼い主の女性(36)が、柴田部長に代わって名刺をくれた。
部長は推定10歳のオスで人間で言えば退職間近の年齢だが、リードを離せばどこまでも走り出すほどやんちゃ。
大好物の煮干しを目にすれば写真撮影はお手の物。
カメラ目線や笑顔を見せて愛嬌(あいきょう)を振りまく。
柴田部長が商品モデルを務める商品は、ポチ袋やレターセットなど十数種類。
5年ほど前、ポチ袋のデザインに悩んでいた田中社長が、社員が時々会社に連れてくる柴田部長を見て、「『ポチ』袋だけに犬をモデルにしてみよう」と思いついたことがきっかけだ。
販売するとシバイヌ人気もあって評判になった。
店や会社に顔を出せば、「給与」としてクッキーや煮干しが渡されるようになり、社員からの呼称はいつしか「柴田君」から「柴田部長」に変わった。
SNSに写真を投稿すると話題になり、ハワイや台湾からの観光客も店を訪れるようになった。
そんな柴田部長もかつては、放浪しているところを保護された捨て犬だった。
女性は8年ほど前、保護団体から柴田部長を譲り受けた。
「かみ癖も夜鳴きもなく、人なつこくてきれいな犬なのに、保護されなければ処分されていた。保護犬であっても、生き生きと活躍できることを伝えたい」と話す。

ポチ袋は3枚入り300円から。
京都東山・高台寺店(東山区高台寺下河原町)、柳小路店(中京区新京極通四条上ル)のほか、インターネットでも注文可能。
問い合わせは同社(075・231・4577)。
(森泉萌香)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3575

Trending Articles