杉本 彩 さんのブログより
クリスマスにペットを買わないで!
2015-12-08 テーマ:動物愛護
毎年この時季のクリスマス商戦・・・、企業は多くの利益を上げようと必死にアピールを始めます。
そんな中、鞄や靴、アクセサリーや洋服と同じように、ペットの命までがクリスマス商戦に利用されイベントに浮かれた消費者に、衝動買いを促そうと躍起になってクリスマスセールを始めます。
犬や猫をはじめとした動物は、人の家族であり、大切なパートナー、商品棚に陳列されている物とはちがいます。
心臓の鼓動があり、体温があり、感情があり、心があり、知能もある、まぎれもない『いのち』なのです。
商品棚(ショーケース)に展示され、ペット業界のいう商品価値の高い小さくて幼い間に、誰彼かまわず抱っこさせて売ってしまえ・・・
そんな日本の市場の異常に、一刻も早く多くの人々が気づいてくれるよう公益財団法人動物環境・福祉協会Evaでは、再び、啓発のチラシとポスターを無料配布しています。
(送料のみ着払いでご負担ください。)
団体様、個人のボランティア様の啓発活動に、または友人知人に何かを伝えたいと思っておられる方にこのチラシをご利用いただければ嬉しく思います。
チラシ裏面には、ペットの生産・流通の問題について説明していますので皆さんの活動の一助になればと思います。
お申し込みはこちらから
http://www.eva.or.jp/nopetshop_poster
犬や猫は、通常、数週間で大きくなってしまいます。
本来、ペット業界のいう商品価値のある期間は非常に短く、受注ではなく、無計画に生産され売れ残った子たちのその後の悲劇を想像してみてください。
また、ショーケースの中にいる子犬や子猫の、生後日数と体の大きさが健康的であるのかを考え、成長速度や発育状況に問題がある場合、なぜそのようなことになっているかも冷静に想像してみてください。
「生後3ヶ月なのに、明らかに小さいな」
子犬や子猫についてよくご存知の人は、そう感じたことがありませんか?
また、よくわからない人でも「生後3ヶ月のわりには、なんだか小さいなぁと思ってたんです」
そんなふうに感じたことはありませんか?
売り手の戦略を考えてみれば、その背景にあるやり方が子犬や子猫にどんな負担を強いているか、容易に想像できるはずです。
『いのち』は『物』ではありません!
『在庫』、『売れ残り』、『欠陥品』、『不良品』
犬や猫が、このような意識で取り引きされ、販売されている現実に声をあげ、行動してください!
どうかよろしくお願いいたします。
ペットの生産・流通を描いたアニメーション動画「しあわせなおかいもの?」をご覧ください。
http://www.eva.or.jp/nopetshop_movie