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鬼怒川堤防決壊 自衛隊が人と犬を救出

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犬2匹を袋に入れしっかり抱えヘリから救助
 自衛隊救出劇に賛辞の声続々

2015.09.11 zakzak by 夕刊フジ


屋根の上で犬を抱えて救助を待った住人

鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では10日、自衛隊や警察、消防などが、濁流の中で取り残された住民らをヘリコプターなどで救出した。
テレビの生中継を見た人々から、隊員の練度と現場判断、心遣いに、「神判断」「感動した」などと賛辞が寄せられた。

「子供の犬なので置いてこられなかった。自衛隊の方に『お願いします』と言って連れてきました。ホッとしました。ありがとうございました」
自宅の屋根で犬2匹とともに救助を待ち、自衛隊のヘリに救出された男女の住民2人。
女性は搬送先に到着後、こう語った。
決壊現場近くには何人もの住人が取り残され、救出を求めていた。
陸上自衛隊北宇都宮駐屯地の隊員らは上空から現場を確認し、「危険度が高い」と判断した順番に救助を続けた。
隊員は住民2人が待つ屋根に降り立つと、犬を白い袋に入れるなどして、住民とともに救出した。
ヘリにつり上げられるとき、隊員が犬をしっかり抱え、頭をなでるシーンも見られた。
近くでは、電柱につかまり、恐怖に耐えながら救助を待っていた男性(64)もいた。
堤防を見に出て自宅の庭に戻った直後、「決壊したぞ」と声が聞こえ、間もなく水にのまれた。
泳いで逃げようとしたが流され、近くの電柱から突き出た棒をつかんだという。
「ヘリから見ても疲労が分かった。できるだけ早く助けなければと思った」
電柱の近くに降下した隊員は、男性がパニック状態に陥っているとみて「大丈夫ですよ」と何回も声をかけたという。
操縦していた隊員は、電柱にかかる電線が、ヘリのケーブル引っかからないよう細心の注意をはらって操縦した。
避難先の体育館に到着した男性は「ものすごく寒かった」と語った。
自衛隊のヘリは、電柱にしがみつく男性よりも先に、住宅で待つ住民を救出した。
直後、住宅が濁流に押し流される映像が流れた。
ネット上には「自衛隊、凄い判断」「日本の誇り」などと書き込みが見られた。
現場上空でヘリを安定してホバリングさせる技術や、降下した隊員の無駄のない救助活動、住民やペットへの対応・・・。
人々を驚かせる任務を遂行できるのは、日々の厳しい訓練が背景にある。

自衛隊が屋根に取り残された人と犬をヘリで救出 茨城県常総市・鬼怒川の堤防が決壊
You Tube https://www.youtube.com/watch?v=uN50XTUrFK0 



杉本彩さんオフィシャルブログより

台風18号の被害について思うこと 

2015-09-11

テーマ:動物愛護
この度の豪雨で被災されました皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
栃木県、茨城県、宮城県での台風による、大変深刻な被害は、報道により皆さんもご覧になっていることと思います。
2頭の愛犬とともに流された家の屋根から、自衛隊によってヘリコプターで救出されたご夫婦の映像は、大変感動的なものでした。
愛犬の命を必死で守るご夫婦に、持っていた袋に愛犬を入れるよう指示し、女性と犬を抱え救出する自衛隊の姿は本当に素晴らしかったです。
迅速な判断と救出の技に、久しぶりにこの国の良き一面を見たように思います。
救われた女性が家族とともに愛犬を抱きしめる姿に、胸が熱くなりました。
そんな女性が感謝の言葉とともに発した言葉に、私はなんとも言えない切なさを感じずにいられませんでした。
「本当は犬は置いてくればよかったのかもしれないんだけど・・・」
それは、世間に気づかい発せられた言葉だと思います。
そんな言葉は本来まったく必要なく、ともに救われるべき命なのです。
ご夫婦がどれほど家族として愛犬を愛しておられるかが痛いほど伝わり、置いてくるなどという選択肢は、おそらくまったくなかったはずです。
このような気づかいの言葉が必要のない、また、置いてくるという選択をさせない、そんな社会にならなければならないと思いました。
また、自衛隊による感動的な救出の一方、非常に残念なことがあります。
常総市の避難所では、9月11日現在、避難所にペットの同行が受け入れられていないことが判明しました。
避難所では、「人命最優先なので、ペットは受け入れられない。ペットは、車の中に置くように」と指示されるなど混乱が生じています。
災害時、環境省からは、ペット同行避難を推奨するガイドラインが示されています。
動物愛護法改正では災害時に動物が適正に飼養保管されるための第六条第2項3が設けられ、今回、茨城県でもペット同行避難の勧告を県の各市町村にしています。
ところが、避難所での受け入れについては、各現場の判断にゆだねられ、そこでペット同行避難を拒否している、という現状があります。
環境省の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」には、「災害時には、何よりも人命が優先されるが、近年、ペットは家族の一員であるという意識が一般的になりつつあることから、ペットと同行避難をすることは、動物愛護の観点のみならず、飼い主である被災者の心のケアの観点からも重要である。」と、このように記されています。

環境省HP「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/full.pdf

 

今回の災害で、現場で尽力されています保護団体の活動を、少しでも応援できればと思います。
そこで、公益財団法人動物環境・福祉協会Evaでは、「動物たちにやさしい世界を」プロジェクトで動物たちのためのキャンペーングッズを9月16日から販売いたしますが、今回の被害を受けた動物たちへの支援に、その売り上げの一部をあてさせていただきます。
支援先については、現在被災地の情報が錯そうしているため、被災状況を把握した上で決定し、ご報告いたします。
茨城県の団体「NPO法人 Capin」さんのブログから、詳しい状況はご覧ください!
http://ameblo.jp/capin-blog/entry-12071672360.html


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