和歌山)たま駅長後継のニタマ、堂々初仕事 「ニャー」
2015年9月7日 朝日新聞
寄贈されたベンチの座り心地を確かめる和歌山電鉄の小嶋光信社長(左)やニタマら
=紀の川市貴志川町神戸
和歌山電鉄のたま駅長の後継として8月に「たまⅡ世駅長」を襲名した三毛猫のニタマが6日、貴志川線貴志駅(紀の川市貴志川町神戸)で、襲名後初めて公式行事に出席した。
この日は地元の和歌山東南ロータリークラブが、沿線の環境整備に貢献しようと、ニタマが駅長を務める同駅など5駅に計八つの木製ベンチを寄贈。
同社を代表して小嶋光信社長(70)とニタマが感謝状を贈り、除幕式をした。
小嶋社長に抱えられたニタマはベンチの座り心地を確かめると、満足げに「ニャー」と鳴いていた。
ニタマの堂々とした初仕事ぶりに小嶋社長は、「実に落ち着いていた。自分がやらニャーと責任感が生まれてきたようで、たまもほっとしていると思う」と評価した。
同クラブの平平治(やすじ)会長(70)も「ニタマちゃんの晴れの初仕事にしていただき、光栄です」と話していた。
(伊吹早織)
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たま駅長後継のニタマ、初仕事
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