千葉)地域猫活動を一冊に 「さくら猫と生きる」出版
2015年7月19日 朝日新聞
地域猫活動をテーマにした児童書「さくら猫と生きる」
飼い主のいない猫を地域のルールで管理する「地域猫」をテーマにした児童書「さくら猫と生きる」(ポプラ社)が出版された。
市原市在住の児童文学作家、今西乃子(のりこ)さん(49)が、県内で地域猫活動に取り組むボランティアの姿を追ったノンフィクションだ。
主人公は、県動物愛護推進員を務める秋元理美(まさみ)さん(63)。
7年前、30匹の猫が住みついた県内のある住宅街を舞台に、地域猫活動で少しずつ住民の理解を得ながら問題を解決していく様子を丹念に描く。
本では、捕獲した猫に不妊去勢手術をして元の場所に返す「TNR」と呼ばれる手法を紹介。
住民との話し合いや獣医師による手術の様子など、写真やイラスト入りで地域猫活動をわかりやすく伝えている。
↧
地域猫活動の児童書「さくら猫と生きる」
↧