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動物よけ電気柵で7人感電、2人死亡

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動物よけ電気柵で7人感電=男性2人心肺停止―静岡

2015年 7月19日(日) 時事通信

19日午後4時30分ごろ、静岡県西伊豆町一色の仁科川周辺で、動物よけの電気柵で人が感電したと消防に通報があった。
大人5人と子ど2人が病院に搬送され、うち40代の男性2人が心肺停止状態となった。
消防によると、7人は家族連れで遊びに訪れていたとみられる。
子ども2人は小学校低学年の男児で、1人が重傷、1人は軽傷。
他に40代の女性2人と70代女性1人が搬送されたが、意識はあるという。
現場近くの住民によると、付近にはイノシシやシカが多く、みかん畑や野菜畑などで電気柵を使う農家が多い。


動物よけ電気柵漏電2人死亡5人けが 川に電線 西伊豆

2015年7月20日 朝日新聞



19日午後4時40分ごろ、静岡県西伊豆町一色の仁科川支流に人が倒れていると、消防を通じて県警下田署に通報があった。
消防隊員が駆け付けたところ、子ども2人を含む7人が感電しており、川崎市宮前区の男性(42)と別の男性(47)が死亡した。
川の土手には高さ約1メートル、長さ約10メートルの動物よけの電気柵があり、電線の一部が切れて川に入っていたという。
県警は7人が漏電した川の水に感電した可能性があるとみて調べている。
同署によると、死亡した男性のほかに感電したのは、40代女性2人と小学生の男児2人(いずれも8歳)、現場近くの70代女性。70代女性以外は3人家族の2組で、現場では当時、男性(42)と男児2人が川遊びをしていた。
この男性が川で倒れ、悲鳴を聞いて助けに向かった4人も川に入って次々に感電したとみられる。
死亡した2人以外はけがを負い、40代女性と男児1人が重傷という。
川は深さ20~30センチ、幅約10メートル。
消防が駆けつけたとき、父親2人と母親1人が川の中で倒れ、ほかの4人は土手で座り込むなどしていたという。
近くの住民によると、家族2組は親戚の家に遊びに来ていた。
電気柵は、近くの家がイノシシやシカからアジサイを守るために設置していた。
現場は山間部の集落で、多くの家が電気柵を設置している。
近所の男性(70)は電気柵について「仮に触っても普通はぴりっとくる程度の電気の強さ。なぜこんなことになったのか」と話した。


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