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たま駅長死ぬ

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三毛猫の「たま駅長」死ぬ

2015年6月24日(水)  朝日新聞


 今年4月29日に誕生日を祝ってもらったたま駅長=和歌山県紀の川市の和歌山電鉄貴志駅

和歌山電鉄の三毛猫駅長で世界的な人気を集めていた「たま駅長」が22日に死んだことが24日、わかった。
16歳だった。
葬儀は近親者で営んだ。
28日に社葬を営む。


<和歌山電鉄>駅長「たま」死ぬ

 2015年6月24日(水)  毎日新聞

和歌山電鉄(和歌山市)は24日、社長代理兼ウルトラ駅長を務めた三毛猫の「たま」(雌、16歳)が22日夜に死んだと発表した。
先月から鼻炎のため、貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)の専用駅長室で乗客や観光客を迎える「勤務」を休んでいた。
和歌山電鉄によると、急性心不全だったという。
28日午後0時半から、和歌山県紀の川市貴志川町神戸803の同駅コンコースで社葬を営む。
葬儀委員長は同社の小嶋光信社長、喪主は飼い主の住友利子(すみとも・としこ)さん。


<たま駅長死ぬ>「天国でゆっくり休んで」住民らねぎらう

2015年6月24日(水)21時57分配信 毎日新聞


「傘寿」のイベントに出席したたま=和歌山県紀の川市貴志川町神戸で2015年04月29日、山本芳博撮影

たま駅長の写真が飾られている貴志駅には24日、近所の住民らが訪れ「天国でゆっくり休んで」と写真に触れながら、これまでの活躍をねぎらっていた。

【駅長任命から振り返る】写真特集:たま駅長

たま駅長は国内外のメディアが数多く取り上げ、アジアを中心に、たま駅長見たさに和歌山を訪れる外国人観光客も増加した。
その功績をたたえ、和歌山県は「県勲功爵(わかやまでナイト)」や「県観光まねき大明神」の称号を贈った。
社内でも「昇進」。
08年にスーパー駅長、13年には社長代理、昨年は貴志川線総駅長職「ウルトラ駅長」に就任した。
駅舎も10年には猫を模した新駅舎に模様替えし、和歌山県、紀の川市の顔として地域や乗客に笑顔をもたらしてきた。

たま駅長の死を知って家族と駆けつけた近くの主婦、栄陽子さん(43)は「お休みしているのは知っていたが、そこまで悪いとは知らなかった。仕事のストレスもあったと思う。本当にご苦労さまでした」と悼んでいた。
沿線にある和歌山信愛女子短大(和歌山市)は、電車に飾るたま駅長をデザインしたフェルト製のクリスマスリースを制作するなど関係が深かった。
在学中にリースづくりをした梁川美穂さん(20)は「リースを作る時は体の柄を忠実に再現することにこだわった。誰からも愛される猫だった」と話した。
貴志川線存続のため04年9月に沿線住民らがつくった「貴志川線の未来を“つくる”会」代表の浜口晃夫さん(73)=紀の川市=には24日午前、たまの死が伝えられた。
浜口さんは「一緒に地域を盛り上げてくれた仲間。今後は私たち自身も頑張らないと。安らかに眠ってほしい」と話した。

仁坂吉伸知事は「たま駅長は観光のスーパースターとして国内外から絶大な人気を誇り、観光振興に大いに貢献してくれた。突然の訃報で、深い悲しみとともに感謝の気持ちでいっぱい。どうか安らかに永眠してほしい」とコメントした。
【稲生陽、倉沢仁志、高橋祐貴】


たま駅長は、日本国内だけでなく海外においても有名になり、国内のみならず多くの海外からの観光客がたま駅長に会いに来られました。
癒しの心を数えきれないほど多くの人々に与えてくれました。
かけがえのない無償の宝です。
たま、ありがとう。
泣けてきます。
(fujita)


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