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犬猫殺処分:11年度2割以下に 福岡市

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犬猫殺処分:11年度福岡市、2割以下に 民間と連携し効果
 不妊去勢手術助成、地域猫活動支援 /福岡

2013年05月22日 毎日新聞地方版〔福岡都市圏版〕

福岡市の犬と猫の殺処分数が激減している。不妊去勢手術への助成や地域猫活動などに取り組み、2006年度に3327頭だった処分数を11年度は649頭と5分の1以下まで減らした。
市生活衛生課は「今後も民間団体と連携し、更に殺処分数を減らしていきたい」としている。
市は09年4月に市動物愛護管理推進実施計画を策定。
犬や猫を持ち込む飼い主に飼育継続を説得したり、イベントなどで適正飼育を指導したりしてきた。
同年10月から野良猫を無償で不妊去勢手術して地域で世話をする地域猫活動を支援。
今年3月までに37地域で計665頭の地域猫を指定した。
猫への個体識別データ入りマイクロチップの装着や不妊去勢手術への助成制度もあり、今年度から助成対象頭数を200頭から300頭に増やす。
計画では、殺処分数を18年度までに犬160頭以下、猫1300頭以下にする目標だったが、11年度で犬は59頭、猫は590頭まで減少。
合計殺処分数は政令指定都市で少ない方から数えて10番目だった。
一方で、ふんの放置や鳴き声などへの苦情は11年度計1538件と依然多い。
福岡市の動物福祉団体「ライフリレーネットワーク」代表の木本美香さん(50)は「犬や猫が好きな人も嫌いな人も野良犬、野良猫を減らしたい思いは同じ。今後も不妊去勢手術などむやみに増やさない方法を広めたい」と話した。
【木下武】


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