子猫10匹 北海道・苫小牧の児童センターに遺棄 札幌の団体保護へ
2023年7月9日(日)
7日午前7時半ごろ、苫小牧市宮前町2の錦岡児童センター敷地内に、段ボール箱に入れられた子猫10匹が遺棄されているのを、近くの錦岡保育園の職員が発見し、苫小牧署などに連絡した。
保護団体は「動物を捨てることは犯罪」と憤っている。
遺棄されていた子猫。汚れて雨にぬれた段ボール箱から、錦岡保育園の山口園長がきれいな箱に移した
同園の山口康男園長によると、子猫は5匹ずつ2箱に入れられ、やや衰弱していたものの目立つけがはなかった。
現場に駆けつけた市内の保護団体「ねこのかくれざと」藤田藍代表によると、5匹は生後3週間、ほかの5匹は生後1カ月とみられる。
10匹は藤田代表を通じて札幌の保護団体が預かる予定。
藤田代表は「飼い猫でも野良猫でも、むやみにかわいがるのではなく不妊・去勢手術を」と呼びかける。