「100匹以上の犬」牛舎の劣悪環境で飼育
"死んでいる犬" 10匹以上確認…3年前から苦情多数
多頭飼育崩壊で救出作業へ
2023年6月15日(木)
UHB 北海道文化放送
北海道東部の佐呂間町にある牧場にて、100匹以上の犬が劣悪な環境で飼育されていることが分かりました。
鳴きながら牛の周りを走り回る犬たち。
佐呂間町にある牧場の牛舎内の映像です。
牛舎内の様子(提供:どうぶつ基金)
5月に、10頭以上の乳牛と100匹以上の犬が飼われていることが確認されました。
内部はふん尿で汚染され、犬は牛の飼料などを食べていたということです。
佐呂間町は「多頭飼育崩壊」と判断
また、死んでいる犬も10匹以上発見されました。
3年前から佐呂間町に犬が逃げているなどの苦情が複数寄せられ、町が牧場を指導してきました。
しかし経営難などから改善されず、町は「多頭飼育崩壊」が起きたと判断。
支援団体が救済へ
5月、支援団体へ改善に向けた協力を要請しました。
団体は今後、犬の救出や不妊手術を進めるとしています。
北海道の牛舎で犬100頭と乳牛の多頭飼育崩壊!どうぶつ基金が全頭に不妊手術 - YouTube
「100匹以上の犬」牛舎の劣悪環境で飼育 "死んでいる犬" 10匹以上確認…3年前から苦情多数 多頭飼育崩壊で救出作業へ (23/06/15 11:55) - YouTube
多頭飼育崩壊の問題が多発しています!
今回の件においても、3年前から行政機関が指導をしてきた、ということですが、どんな指導をしてきたのか疑問視されます。
問題発覚時に根本的な対策を講じなければ問題が大きくなるばかりです。
早く根本的な手を打つ、このような問題を発生させない、行政機関としてやるべき義務であり、必須業務です。
(byぬくもり)