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20歳まで生き抜いた愛犬「マーシー」

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敦賀市内にお住まいの方が飼っておられた愛犬
20歳まで生き抜いた「マーシー」

敦賀市内にお住まいの方(女性40歳)から「1月3日(土)に犬が亡くなったので使っていた犬用ケージ・シーツなどもらってほしい」と平成27年1月4日(日)に私のところに電話がありました。
初対面の方でした。

翌日、1月5日(月)に供養花を持ってご本人宅を訪問しました。
既に土葬されていたのでそこに供養花を添え礼拝しました。
冬の寒い中での立ち話でしたので、お話はそこそこに犬用ケージ・シーツなどをいただいてご本人宅を後にしました。

それから一ヶ月を過ぎた2月23日(月)に、飼い主さんとお会いしいろいろと話し合いました。
亡くなった犬は「マーシー」という名前で、子犬の頃に保健所へ連れていかれる前に、この「マーシー」ともう1匹、2匹を引き取り家族同様に過ごしてこられたということでした。
1匹の方は10歳ほどで病気で亡くなってしまいましたが、「マーシー」は20歳(人間の年齢ではおよそ100歳)まで生きました。
思い出話などをいろいろとお聞きしました。
物心ついてからの記憶としては今まで野良犬10匹ほど・野良猫?匹を飼ってきたそうです。
「マーシー」が亡くなった後、今は両親と3人暮らしそして猫2匹がいます。
「マーシー」が亡くなってから、ペットロスからまだ抜けきれないとおっしゃっていました。
ペットロス、寂しいですね。

「マーシー」は柴犬系雑種、毛は茶色×白色。
17歳ぐらいから散歩に行くのを嫌がるようになり、白内障にも。
18歳ぐらいからは耳も聞こえなくなり、認知症の症状(ぐるぐる回るなど)に・・・。
それでも元気に過ごしていたが、亡くなる前の日、急に弱ってきて、水は飲んだけれど餌は食べなかった。
翌日、寝たままの状態、何度となく確認に行った。
夕食後見に行ったら亡くなっていた・・・。

20年の間、家族同様共に過ごした日々、いろいろ思い出し今は思い出というより寂しさが募ると言っておられました。
涙を流して話してくれました。

我が家にも17歳3ヶ月の「サブー」がいます。
昨年9月頃から散歩に行くのを嫌がるようになり、聴覚も衰え、認知症の症状も出てきました。
家の中を元気に歩き回っているのが心の支えです。
言葉はしゃべれなくても心は通じています。
寝ているときに時々息をしているか気になって確認します。
ちょっと席を外すと寂しそうにドアの向こうに待っており、戻ると安心して寝ます。
「マーシー」と同じような道を歩んでいるんだなと思いました。
「マーシー」の飼い主さんとは、動物愛護のこともいろいろお話しました。
動物愛護についての知識や関心をかなり持っておられました。
できる範囲で動物に纏わる仕事、動物愛護ボランティア活動をしたいと言っておられました。
「マーシー」のためにも動物愛護ボランティア活動をがんばろう!

「マーシー」の晩年の写真です。



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