「みんなで学ぼう!動物あいご2022」実施内容のまとめ
【はじめに】
今年も新型コロナウィルスが続いている状態でしたが、昨年に引き続き児童クラブの先生方から実施の旨呼びかけをいただき、コロナ発生前とは開催児童クラブは少ないですが実施の運びとなりました。
皆様のご支援・ご協力に感謝申し上げます。
■目 的
敦賀市内児童クラブの学童たちに、動物愛護に纏わる紙芝居やアニマルセラピー動画などを通じて、子供の頃に動物愛護というものの知識と理解をしてもらい、動物愛護の感性を持った人間として成長して、不幸な動物たちが無くなる共生社会実現に貢献してくれることを願い実施しました。
■実施日時・実施場所等
8月 1日(月) 北児童クラブ
8月 8日(月) 第2粟野南児童クラブ
8月17日(水) 第3粟野児童クラブ
以上 3児童クラブで実施しました。
時 間 10:00~11:00 総 人 数 約110名
※当初、南児童クラブ・黒河児童クラブも実施の予定でしたが、新型コロナウィルスの影響により残念ながら中止となってしまいました。
■実施内容
各児童クラブの人数に応じて、40インチ液晶モニターとプロジェクターを使い分けし、視聴覚教材を主体として実施しました。
1.「シベリアからやって来たクロ」 ・・・所要時間約40分
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明治時代になり新しい近代日本の幕開け、諸外国との繋がりが広がる中幾度となく争いが起こり、日本は軍事大国の道を進んでいき、昭和時代、1930年から日本は中国や東南アジアへ進出、ついに大きな戦争が起こります。
しかし、1945年日本が戦争に負け、中国方面(満州)にいた多くの日本兵がシベリア収容所(“抑留所”とも言います)へ連れて行かれ、過酷な労働の中7年が経過した頃に、子犬「クロ」が現れ共に過ごし、1956年にやっと日本に帰る日がやってきました。
シベリア抑留の日本兵たちとクロとの数々の出来事・・・実際にあったお話です。
【画像とナレーションで実施】
40超の画像とナレーションで展開、児童クラブの中では学童たち(小学4年生以上)数名により場面交代でナレーションを行ってくれたところもありました。
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◆クロからのメッセージ
【私はシベリア生まれのクロ】
野良犬(のらいぬ)としてさまよっていたところ、シベリアの収容所(しゅうようしょ)にたどりついたの。
そして、シベリアにある収容所で暮(く)らしているみんなにやさしくしてもらっていたの。
みんなとても大変そうだったけど、「ぜったいに日本に帰る」と強く、強く、信じてがんばっていた。
少ない食事(しょくじ)をいつも私に分けてくれていた。
だから、私はみんな日本に帰れるときが来たら「ぜったい一緒についていきたい!」と思っていたの。
それから何年か過(す)ぎ、みんな日本に帰れる日が来たの。
辛(つら)くてもあきらめずにがんばっていれば願いはかなうんだなって思ったの。
だからいつの時代も同じ。
辛いことや我慢(がまん)することもあるけれど、強い気持ちを持つことで乗りこえられると思うの。
だから、みんながんばろう!
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①「シベリアからやって来たクロ」7つの質問、みんなで考えよう! ・・・ 学童たちに7つの質問と説明
Q1:このお話は実話です。いつ頃あった出来事なのか分かりましたか? ①30年前、②50年前、③70年前、→ 正解③
Q2:クロがシベリア抑留の人たち(働かされていた人たち)と出会うことがなかったらどうなっていたんでしょう?
Q3:シベリア抑留の人たちは、クロと出会ったことでどういう変化があったのでしょう?
Q4:シベリア抑留の人たちが日本へ帰ってくる時に、収容所(働かされていた場所)からハバロフクスの汽車に乗ってナホトカ港に着くまでの距離はどのくらいあったのでしょうか?
①300キロ、②500キロ、③800キロ → 正解③
Q5:クロはどのようにしてナホトカ港まで来たのでしょう?誰かが連れてきたのでしょうか(どのように、どういう理由で)?
Q6:クロと過ごした抑留の人たちは、日本に着き故郷へ帰ってから再びクロと会っていたの?
①会いに来た人がいた、②会いに来た人はいなかった → 正解②
Q7:みなさんはこのお話からどんなことを感じましたか? → 感想文のお願い
②シベリア収容所でクロと共に過ごした人たちの思い出手記 ・・・ 故郷に戻って4、50年ほど経過した時点でのあるメディアによる取材より
・クロは日本人には、なつくのに、ソ連兵を見るとけたたましく吠えてね。全く私らの心情を解った、賢い犬だった。
・平和な現在とは想像もつかない厳しい生活の中、クロとの出会いがなかったら死んでいたかもしれないな。 心の中で、今もクロに命を救われたことに感謝している。
・今でもクロとの出会いというのは不思議に思えてならない。きっと神様のお導きであったのではと強く感じる。
・引揚船に向かってひたすら泳いでくるクロの姿に感動!あの時のことは心に焼き付いています。舞鶴港に着いてからクロと別れたけれど、その後いつか一度でいいからクロに会いたかったな~
・クロとの出会いで感じること。あの厳しい状況の中の生活を振り返るとクロにはほんとうに世話になったなと思う。人間はいろんな動物に世話になっている。動物がこの世にいなくなったら人間は生きられない。それを生涯忘れることなく、動物と接していきたい。
・クロの子孫たちはどうしているのかなあ? きっとクロのような心を受け継いで元気に生きていると思います。
・厳しい生活の中で、唯一楽しかった「クロ野球」、そしてクロと一緒に日本に帰ってきた時の喜び、ずっと心に残っています。
・船に向かって一生懸命に泳いでくるクロにハラハラしたけどなんとか船にたどり着き救われた、そのクロの姿が今でも目に焼き付いている。私たちはクロを救ったけれど、逆に私たちの心を救ってくれたのはクロのお陰、クロは神様からの使いだったのだろうか・・・
※シベリア抑留の人たち、抑留時は若い20歳代が大半でした。
抑留生活は最も長いところで11年、長い年月が経過し、やっと日本へ帰る日が来たわけですが、我が故郷がどうなっているのか心配、舞鶴港に着いてみんな一目散に故郷へと向かいました。
それから4,50年、あっという間に年が経ちあの若かった人たちはすでに80歳前後、とても貴重な手記です。
追記:12月9日(金)より、映画「ラーゲリより愛を込めて」が公開されました! 実在の「クロ」も登場します!
2.現在の日本の問題 ・・・所要時間約20分
日本はあの大きな戦争から77年、戦争のない平和な時代が続いています。
平和であることはよいことなのですが、しかしながら「平和ボケ」なのか、根深い問題が多く発生しています。
その内容をいくつかお話します。
①何を考えているのか分からない大人が増えている。ピシッとしたものがない。
会社を辞めて仕事もせずにだらだら族、など → SNS等による詐欺サイト(ふれあいサイト、新興宗教、etc)へ
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暇なのでペットを飼うが結果的に捨てる、等への危険性大!
「ペットを飼う」ということはどういうことなのか、理解していない、理解しようとしない、ペットをモノとしか思っていない。
②詐欺(人を騙して金や物を盗む、SNSでの横行が増加、など)人間が増えている。
→ オレオレ詐欺、フリコミ詐欺など、政治家においても詐欺まがいのことで問題になっている。 最近、ペット売り込み詐欺も問題に!
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③大の大人がゲーム、パチンコなどに熱中! → まともな生活ができなくなり犯罪への危険性大!
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課金ゲームに熱中!
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パチンコ依存症
パチンコで負けた腹いせに盗みなど行う人間が多発!、このような人間は動物虐待にも関わってくる。
(例)
パチンコで負けた帰りに東京・品川区でひったくりをしたとして、30歳の会社員の男が逮捕された。
警視庁によると、会社員の上村龍一容疑者は今年6月、品川区荏原のアパートの階段で、68歳の男性から現金約4万円が入った財布をひったくった疑いが持たれている。
上村容疑者は当時、パチンコで負けた帰りで、所持金が1000円以下だったという。
調べに対し、上村容疑者は「借金が100万円くらいあった」と話し、容疑を認めているという。
現場周辺では今年4月から他にも3件のひったくりがあり、約20万円の被害が出ていて、警視庁が関連について調べている。
④子供への虐待が年々増加している → こういう人間はペットへの虐待も常習化
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⑤ペットショップで犬猫を飼う、しかし面倒見れないから、ということで簡単に捨てる人が増加している。
・・・ 完全にモノ・おもちゃ扱い、生き物をモノとしか思わない人間
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我々人間はともすれば、当たり前のようになってしまっている・・・モノ扱い
もし、地球上に生き物(動物・植物)がいなくかったとしたら人間は生きていけません。
多くの生き物が、私たち人間が生きるために役立ってくれているのです。
生き物の命を大切にする、感謝の心を持って成長してくれることを願います。
⑥歩きスマホ中毒
犬と散歩しながら飼い主はスマホに夢中で前を見ず、車に犬がはねられた!
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⑦悪質な動物への犯罪
(最近の事例)路上に針付き棒状ペットフードがばら撒かれていて散歩中の犬が食べてしまった! の犬は胃の切開手術をした
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⑧CM ACジャパン 日本動物愛護協会 優しそうに聞こえてもこれは犯罪者のセリフです。
最後にこの動画をみんなに見てもらいました!
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優しそうに聞こえても、これは、犯罪者のセリフです - YouTube
可愛らしい子犬を段ボールに入れて捨てる親子。
母親が「親切な人に見つけてもらってね」と言って去っていく親子・・・
子供たちは親から何を学ぶのでしょうか・・・
親のやったことが正しいと思って逸れた道にいってしまう子供たち・・・
「優しそうに聞こえても、これは、犯罪者のセリフです」とナレーションが入ります。
現在の親の感覚なのでしょうか?
情けないことです。
大人としての自覚を持ってほしいですね。
そうでないと子供も真面な人間として成長せず、そして不幸な動物たちはなくなりません!
①~⑧の日本の問題、これ以外にも問題は沢山あります。
日本人みんながそうではなくて正しい道を歩んでいる人もいますが、お話したような問題を起こす人間が増えている、目立ってきています。
このような問題が今後も増えていくと、平和な日本どころか非常にあぶない日本になってしまいます。
問題を起こす人間が増えれば増えるほど、不幸な動物たちも増えてしまいます。
これからの日本を支えていく若い世代の行動にかかっているのです。
現在のような問題を起こす悪の道へ行ってしまう人間がなくなって、ほんとうの平和な日本になっていくことを願っています。
「シベリアからやって来たクロ」のお話は、大きな戦争があって多くの命が失われた時代で、厳しい時代を生きてきた人たちとクロとの出会いの物語りなのです。
現在の日本では想像できない時代、風化させずどんな時代だったのかをよーく知って欲しい!
あの大きな戦争(第二次世界大戦)が終わってから現在で77年、それ以来日本は争いのない平和な時が続いています。
しかし、世界の情勢を見ると世界各地で紛争が発生しており、最近のロシアによるウクライナ侵攻(2022.2.26~)においては現在も続いており終息の見通しはありません。
平和なことは非常に有難いことですが、平和ボケになってはいけません。
あの悲惨な時代の出来事を風化してしまってはいけないと思います。
そして、今の時代は平和なんだな~ と感謝の気持ちをもって生きることで、その人の人生は大きく成長していくと思います。
※感想文をいただきました → 明日ブログに掲載(抜粋)
学童たちの思いがこもった感想文、ひとつひとつ読ませていただくことにこの活動のやりがいを感じます。
学童たちの素直な気持ちが伝わってきていろいろと貴重なことを知ることができ、活動を行っていく上でとても参考になります。
【振り返って・・・】
新型コロナウィルスが蔓延する中、児童クラブの先生方より実施の旨呼びかけ依頼があり、幸いにも大勢の学童たちと接することができました。
学童たちは真剣に聞いてくれている印象を深く感じ、とてもやりがいというものがあり、今後も継続して進めていくことが私共の使命と思っております。
純真な心持った子どもの時に動物愛護というものを知り、動物ってもらい、日本が真の動物先進国になるように社会貢献してくれることを願っています。
先生方にはたいへんお世話になりました。
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開催の模様