179匹のわんちゃん、狂犬病ワクチン打たず
ブリーダー男性に罰金100万円
2022年11月24日(木)
2008年から13年間、無登録で犬199匹を飼い、うち179匹に狂犬病ワクチンを接種させなかったとして、滋賀県東近江区検は24日までに、狂犬病予防法違反の罪で東近江市のブリーダーの男性(63)を略式起訴した。
また、大阪府松原市のペットオークション会場で昨年10月、ヨークシャーテリア1匹をチャンピオン犬の子と誤認させるような表示をし、19万3千円で販売した不正競争防止法違反の罪でも略式起訴した。
ともに9日付。
東近江簡裁は15日、罰金100万円の略式命令を出した。
一方、販売予定の犬に動物用医薬品を注射した獣医師法違反容疑については、起訴猶予となった。
滋賀県警が動物愛護団体の告発を受けて捜査し、5月に男性を書類送検していた。
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