西山動物園にレッサーパンダ「たいよう」仲間入り
2015年02月14日 読売新聞
到着して早速、木に登る「たいよう」(鯖江市西山動物園で)
鯖江市西山動物園(鯖江市桜町)に13日、岡山市の池田動物園から雄のレッサーパンダ「たいよう」(1歳)が仲間入りした。
14日午前9時から一般公開される。
たいようは2013年6月生まれ。
到着後、輸送用のかごから出ると早速、飼育舎の柵をよじ登って木に移り、においを確認したり、周りを見渡したりした。
西山動物園によると、レッサーパンダの繁殖期は1~3月で、今後、雌のミルキー(1歳)との相性を見極めながら、同じ飼育スペースで「同居」させる予定。
成功すれば6~7月頃に1、2頭生まれるという。
園内では14年12月に雄のチャタ、今月2日に雌のララが死んだため、飼育数が7頭に減っていた。
16年4月には北側の隣接地に新たなレッサーパンダ舎の建設が計画されており、担当者は「若い2頭に元気な赤ちゃんが生まれてくれれば」と期待していた。