飼い主が亡くなり40匹以上…〝多頭飼育崩壊〟で保護 里親探す 猫の譲渡会【長野】
2022年8月22日(月)
猫の里親を探す譲渡会が長野市で開かれました。
ペットが増えすぎて適正な飼育が出来なくなる「多頭飼育崩壊」により、保護された猫です。
運ばれてくる猫が運ばれてきました。
里親を探す13匹です。
県動物愛護会が21日、長野市で譲渡会を開きました。
■県動物愛護会北信濃支部・赤塚陽子さん 「今まで住んでいた地域とは全く別の地域にいく猫がほとんどなので、飼育環境のチェックをボランティアで済ませた上で、ケージ飼育から始めてもらえる人のみ話をつなげる」
■長野市内から(譲渡会初参加・二匹飼育している) Q譲渡会は初めて? 「初めてです。ひどい状態ではないので大事に飼われてたんだろうなという印象。 ここにいる猫は「多頭飼育崩壊」が起きた北信地域の住宅で先月、保護されました。 飼っていた60代の男性は、6月に病気で亡くなりました。 避妊や去勢手術はしていなかったとみられ、保護された猫は子猫を合わせ40匹を超えます。 須坂市から来たこちらの女性は、およそ10年ぶりに猫を飼いたいと訪れました。
■須坂市から(譲渡会初めて) 「前に飼っていた猫は死んでしまってずっと飼っていなくて…子どもがいてバタバタであまり余裕がなかったが、大好きなので飼いたいなと」 担当者に猫の特徴を聞きながら、悩むこと1時間。 Qどの猫が良いの? (子ども指さす) 同じケージにいた2匹の譲渡を申し込みました。
■須坂市から 「日中いない間は猫2匹いた方が良いかなと。家庭の事情はあると思うんですけど、私も含め考えて飼ってもらった方が猫も幸せ」 譲渡会には40組近い希望者が訪れ、そのうち13組が申し込みをしました。 今後は飼育環境の調査や一時的に飼う期間を経て、里親が決まります。
■県動物愛護会北信濃支部・赤塚陽子さん 「きょう会いにたくさん来てもらってありがたい限りです。最後の一匹まで幸せになれるように手を尽くしていく」 これまで2回譲渡会が開かれ、8匹が譲渡の手続きに入っています。次回は来月4日を予定しています。
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