針入りペットフード、県警が捜査 横浜の路上でも次々発見
2022年7月20日(水)
神奈川県内でまち針が刺さったペットフードが路上に落ちているのが相次いで見つかっている。
座間市では犬が誤って食べてけがをする事案も発生した。
県警は何者かが故意に置いた可能性もあるとみて、動物愛護法違反も視野に捜査を進めている。
座間署によると、6月27日夜、座間市で女性と散歩していたペットの犬が路上に置かれたまち針が刺さったペットフードを食べてけがをした。
ペットフードはスティックタイプ。
袋から出された状態で、路上に複数置かれ、針が1本ずつ刺さっていたという。
ペットフードをのみ込んだ犬は動物病院に運ばれ、処置を受けた。
女性から通報を受けた座間署は、ペットフードに針を刺して路上に置いた人物がいるとみて、防犯カメラなどから捜査を進めている。
=イラスト・松下志織
また6月27~30日にも、横浜市中区、金沢区、磯子区、栄区の路上でもまち針が刺さったスティックタイプのペットフードが発見されており、防犯メールやチラシを配布して近隣住民に注意を呼びかけている。
【鈴木悟、牧野大輔】
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