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犬猫殺処分 過去最少2.3万匹 譲渡率約7割で最高に

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犬猫殺処分 過去最少2.3万匹 譲渡率約7割で最高に

2021年12月24日(金) テレ朝news

All Nippon NewsNetwork(ANN)
昨年度、保健所などで殺処分された犬や猫は2万3000匹で、過去最少となりました。
環境省によりますと、2020年度に全国の保健所や動物愛護センターに飼い主が持ち込んだり、所有者が分からず引き取られた犬や猫は、およそ7万2000匹いました。
このうち、半数以上のおよそ4万匹が譲渡会などで新たな飼い主などに引き取られています。
殺処分されたのは合わせて2万3000匹で、うち犬がおよそ4000匹、猫が1万9000匹でした。
10年前と比べると殺処分の数は10分の1程に減少し、過去最少です。
環境省の担当者は「自治体などの努力で、譲渡率は7割近く過去最高だった。殺処分数は引き続き減らしていきたい」としています。



犬猫殺処分 過去最少2.3万匹 譲渡率約7割で最高に(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース



このニュースで環境省の担当者が述べている「自治体などの努力・・・」
自治体というのは最後の砦なんですよ。
そこに至るまでに犬猫がどのような状況になっているのでしょうか・・・
・虐待・・・多発しており、どんどん増加傾向にある
・悪徳ペット販売業者・・・年間売れ残った犬猫がおよそ26千匹が処分されて行方不明になっている
・安易にペットを買う飼い主のレベルの低さ・・・無責任な行動により不幸なペットを生み出している
・野良犬猫に餌やりだけする人間・・・不妊手術をしないためネズミ講のごとく増える→殺処分へとなっていく
・適切なペット飼育に関する行政機関による末端までの人間への周知徹底が不備
・その他諸々

自治体などの努力・・・、確かに一昔前に比べればかなり向上していると思いますが、その裏で地道に保護等の活動を行っている人たちによる努力が大きいのではないでしょうか・・・
殺処分された犬や猫は2万3000匹で、過去最少に・・・と述べられていますが、殺処分ゼロの実現が大きな課題ではないでしょうか・・・
環境省のデータだけ見て「減少してきているから(良い)・・・」という感覚の人間が多いのが現状です。
減少すれば良い、というものではありません。

(参考)環境省のホームページより 環境省_動物の愛護と適切な管理 (env.go.jp)
    関連資料 → パンフレット・報告書等 → 統計資料等 で検索してください。

このような感覚の人間にも認識を改めさせる啓発的な指導が重要課題ではないでしょうか・・・
日本はまだまだ欧米先進国に比べると雲泥の差があり課題が山積しています。
日本の政治家たちの意識のレベルにまだまだ問題ありと感じるこの頃です。
(byぬくもり)


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