去年保護したウミガメ、また網にかかる
再び保護し海へ返す「もうかからないでね」 三重
2021年6月19日(土) メ~テレ(名古屋テレビ)
三重県紀宝町の道の駅で、誤って定置網にかかって保護されていたウミガメが海に返されました。
三重県の「道の駅紀宝町ウミガメ公園」では、2021年に入ってすでに9匹のウミガメを保護し、放流しています。
18日に放流されたのは、5月9日に保護した5~10歳とみられるアカウミガメ1匹です。
甲羅に負っていたケガが治り、体力も回復していて、波打ち際に置かれると大海原目指して真っすぐ進んでいきました。
実はこのウミガメ、保護されるのは今回2回目。
2020年に網にかかり海へ返したウミガメにつけた識別タグと、同じタグが付いていて、同一個体だとわかりました。
去年に続き、2年連続で定置網にかかってしまったそうなんです。
「今度は網にかからないようにしてほしいです。元気に大きく成長してほしいと思います」(道の駅紀宝町ウミガメ公園 飼育員 伊藤柊也さん)
ウミガメは5月下旬から8月にかけて、三重の浜へ産卵のために訪れるということです。
今度は産卵のために三重に来てくれるかな?
元気でね、待っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f3b13422d1a0f8cef24ca766b54e8507d8757bc
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