氷点下の山中で愛犬2匹抱いて暖取り一夜 京都で主婦遭難、保護
2014年12月9日(火) 産経新聞
8日午前1時ごろ、兵庫県川西市の主婦(35)の夫から「妻が山で遭難した」と110番があった。
主婦は2匹の飼い犬とともに亀岡市にある半国山(標高約744メートル)に登っており、府警と消防が20人態勢で捜索。
午前7時40分ごろ、中腹の登山道で女性を保護した。
7日夜から8日朝にかけ、山中は氷点下の寒さだったが主婦は連れていた2匹の犬を抱いて暖を取り、一晩を過ごしたという。
亀岡署によると、主婦は7日午後2時ごろ、飼い犬2匹を連れて1人で入山。
食料はあめとチョコレートだけだった。
「道を外れ、迷っているうちに暗くなってしまった」と話しており、夫に携帯電話で連絡を取り、遭難していることが判明したという。