わんにゃ365
ペットロス体験談…悲しみを乗り越えた理由、新しい家族を迎えたきっかけは?
愛犬・愛猫との別れを経験して
ライター マルヤマミエコ
愛犬との辛い別れから一歩前へ!保護猫ボランティアとして活動中
飼い主さん・・・クミさん
愛犬・・・クッキー(柴犬/享年15歳/♀)
出典:わんにゃ365
◆"クッキー”ちゃんの死後、心身の不調を感じたというクミさん。
ペットロス状態を抜け出すきっかけとなったのは、クッキーちゃんへのある思いだったそうです。
慢性腎不全でクッキーを亡くしてからしばらくは、感情の浮き沈みが激しくなり、睡眠不足に陥りました。
その他に、喪失感や虚脱感にも襲われ、軽いうつ状態でした。どこにいても何をしていてもクッキーを想い出して、後悔の気持ちでいっぱいになりました。
そのような日々の中、クッキーの遺影を眺めているとき、ふと、“こんな日々を過ごしていて、クッキーは喜ぶのかな?”という思いが、頭に浮かんだのです。
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◆クミさんは自分ができることをしようと考え、保護猫シェルターのボランティア活動を始めました。
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私がボランティアをしている保護猫シェルターでは、猫たちの部屋の掃除、病院搬送、子猫や病気の子を預かるホストファミリー、公園猫の世話や保護など、お手伝い内容はさまざまです。
私は仕事をしているので、週に1回ほど猫の部屋の掃除を担当しています。
◆保護猫のボランティア活動はクミさんにとって、どのようなものなのでしょうか?
恵まれない猫たちの世話ができる機会を与えてもらい、とても感謝しています。
家族も、私がクッキーを亡くして落ち込んでいる姿を見ていたので、何か熱中できることを始めて欲しいと思っていたようです。
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笑われてしまうかもしれませんが、いつか天国にいるクッキーと再会する日まで、良い行いをして徳を積むことが今の目標です。
愛犬、愛猫がどんな最期を迎えても、後悔は残るものです。
ただ、自分を責め続けていても、果たして亡くなった子が浮かばれるでしょうか。
悲しい気持ちを背負ったままでもいいから、何か夢中になれることや誰かの力になれることを始めてみませんか。
そうすれば、気持ちも変わってくるはずです。
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私がお手伝いしているシェルターでは、ペットの病気やペットロスについてのお話会なども行なっています。
ペットロスの方は、犬や猫のボランティアに参加してみてはいかがでしょうか。
ペットロスで辛い思いをされているみなさんが、前向きに歩き出せることを願っています。