住民が助け海に帰した5日後 「恩返しだ」同じカメ再び浜に
2020年5月27日(水) FNN PRIME
カメとの感動の再会に、住民たちは「カメの恩返しだ」と喜んでいる。
5月23日の早朝、高知・南国市の海岸で産卵していた1匹のウミガメ。
実は、5月18日に波消しブロックの間で身動きが取れなくなって見つかった、アカウミガメだった。
体長110cmのカメは、住民に1時間半がかりで助け出され、海へ戻っていった。
それから5日たった23日早朝、近くの海岸でウミガメが産卵しているのを保護活動の見回りをしていた住民が見つけた。
甲羅には、見覚えのある白いフジツボのようなものがあり、ひと目であの時のウミガメだとわかったという。
南国市うみがめ守ろう会の人「よう上がってきてくれて、産んでくれたね、感動した。カメの恩返しかと」
ウミガメが産んだ139個の卵は、保護活動をする住民らによって大切に近くのふ化場に移された。
無事に産卵を終えたお母さんカメの目には、光るモノが。
住民がぬぐってやると、カメは海に戻っていったという。
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