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札幌の焼き芋店で店番、柴犬のケン

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<北海道>行列のやきいもやさん かわいい店員が話題に

2020年2月12日(水) HTB北海道テレビ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000008-htbv-hok

札幌の住宅街にある小さなお店に連日、長い行列ができているんです。
実は、このお店にいるあるかわいい店員さんがいま話題となっています。
札幌市清田区の住宅街にできた人だかり。
集まった人たちが見つめるのは…焼き芋のお店からひょいっと顔を出したワンちゃん。柴犬のケンです。
余市町から来た男性「素朴な感じというか焼き芋と柴犬というのがいい」
客が連れて来た犬にも…さすがは店番。動じません。
札幌市内から愛犬を連れた女性「愛想いいですよねとっても。とってもよくできたワンちゃんだと思います」
焼き芋の買い方はというと・・・
小川知美記者「焼き芋ください。」
ケン(・・・)
小川記者「と言っても犬なので自分でお金を入れて焼き芋を購入します」
インターネットのSNSで話題となり、客の半分は外国人観光客。
無人販売のスタイルも珍しいようです。
タイ人から女性「犬が芋を売るのなんて見たことがない。素晴らしい。優しく、とてもかわいい犬だわ」
あまりの人気ぶりに11日は昼までに焼き芋が完売。
それでも、ケンの姿を一目見ようと大勢の人が訪れますが…そこは犬なので、ちょっとひと休み。
店ではTシャツなどケンのオリジナルグッズも販売。
売り上げの一部は殺処分されるペットの保護団体などに寄付しています。
犬のやきいもやさん
障害福祉サービス「よつばの会」村山園人理事長(Qどうして犬を?)「人が足りなかったから。犬だからわかんないけど嬉しいんじゃないですか。(ケンに)お疲れ、がんばってよ」
 心も体もぽかぽかする焼き芋屋さんです。
HTB北海道テレビ

北海道ニュースUHB
https://www.youtube.com/watch?v=VmoVeP5J5oI

 

柴犬のケン 札幌の焼き芋店で店番 海外観光客にも人気

2020年2月8日(土) 毎日新聞


物音がしたり人の往来があったりすると、軒先に顔を出す柴犬のケン。周囲を見ている姿はまさしく「店番」だ=札幌市清田区で2020年2月6日、貝塚太一撮影

You Tube
https://www.youtube.com/watch?v=bINy4covxo0

柴犬が店番をする焼き芋店が札幌市にある。
清田区の住宅街の中にある「イヌのやきいもやさん」。
店員はケンという名のこの犬だけ。
収益の一部は、殺処分されるペットの保護に取り組む団体などへ寄付しており、“犬のために犬が働く”お店だ。
2018年11月に開店し、翌年に地元テレビで紹介されると認知度が上がった。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でも拡散し、今では海外からの観光客も多く訪れる。
店番のケンは4歳のオスの柴犬だ。
きっかけは障害福祉サービス「よつばの会」を運営する村山園人理事長(43)が、3年前に職員のために焼き芋をストーブで焼いたことだった。
近くの高齢者施設の利用者にも無料で提供すると評判になった。
「売れるかも」と思った村山さんだが、店を出せる場所は施設の敷地しかない。
住宅街の中で、普通の店を出しても買ってもらえないと思い、ケンを「店番」に任命した。
手作りの店内にはストーブが置かれ、平日の午前11時に開店。
正午から1時間の休憩をはさみ、午後3時まで営業。
芋代200円は店の壁に開いた穴に釣り銭なしで入れてもらう。
外国人に好評なのは、無人販売自体が珍しいこともあるという。
店前に置かれたノートには英語や中国語、タイ語などの外国語のメッセージが並ぶ。
19年の秋ごろからは収益の一部をペット保護団体などに寄付金として渡し始めた。
その額はこれまでに8万円を超えた。
ケンがサンタの赤い帽子をかぶって児童福祉施設に届けることもあった。
2月中にインターネットのホームページを作り、Tシャツなどグッズ物販も始める。
村山さんは「犬がみんなを助ける。こんな店が道内に何軒も増えてもいい」と話した。
【貝塚太一】


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